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*12:36JST 後場に注目すべき3つのポイント~半導体株の上昇が下支えに
25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は4日ぶりに反発、半導体株の上昇が下支えに
・ドル・円は反落、上値の重さを意識
・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東京エレクトロン<8035>
■日経平均は4日ぶりに反発、半導体株の上昇が下支えに
日経平均は4日ぶりに反発。前日比273.21円高(+0.73%)の37881.70円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えている。
24日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は597.97ドル高の42583.32ドル、ナスダックは404.54ポイント高の18188.59で取引を終了した。トランプ政権が4月2日に発動を計画している「相互関税」を巡り従来警戒されていたような広範な本格的グローバル関税ではなく、一部の国や地域が除外されるなど焦点を絞ったものになるとの報道を受け安心感が広がり、寄り付き後、上昇。3月サービス業PMIも予想外に上昇し、景気悪化懸念が後退したことも支援材料となり、続伸した。ハイテクの買戻しも続き、相場は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大し終了。
米国株の大幅高や為替の円安を材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始。日経平均は38000円台を回復してスタートした後は、値がさ半導体株の上昇を受けて38115円まで上昇した。買い一巡後は上値が重くなり38000円台を割り込んだが、円安を下支えに37800円台で前場の取引を終えた。
日経平均採用銘柄では、米半導体株が上昇したことで、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>、スクリーンHD<7735>など半導体株が上昇。また、1ドル150円台回復などを受けてトヨタ自<7203>、スズキ<7269>、SUBARU<7270>など自動車株も買われた。このほか、フジクラ<5803>、三菱地所<8802>、良品計画<7453>、TDK<6762>、ミネベアミツミ<6479>などが上昇した。
一方、先週まで強かったりそなHD<8308>、コンコルディア<7186>、千葉銀行<8331>、みずほ<8411>、しずおかFG<5831>、三菱UFJ<8306>など銀行株が弱い。また、三菱重工業<7011>、川崎重工業<7012>、IHI<7013>など防衛関連もさえない。このほか、ヤマハ<7951>、7&iHD<3382>、カナデビア<7004>などが下落した。
業種別では、精密機器、非鉄金属、不動産、石油・石炭、ガラス・土石などが上昇した一方、電気・ガス、銀行、水産・農林、ゴム製品、金属製品などが下落した。
今週は27日に権利付き最終売買日を迎えることから、相対的に高配当・優待銘柄が買われやすくなると考えるが、本日は時価総額が大きい銀行株が総じて売られているため、TOPIXが相対的に弱い。一方、先物市場では、配当落ちに絡んだ先物買いが225先物、TOPIX先物に入ることで需給面は良好と考える。日経平均は38000円が壁になりつつあるが、大きく崩れることは無いと想定。後場の日経平均は37800円前後でのもみ合いとなろう。
■ドル・円は反落、上値の重さを意識
25日午前の東京市場でドル・円は反落。日経平均株価が寄付きから堅調地合いを強め、円売り先行で一時150円94銭まで上昇。151円を目指す展開となったが、節目付近の売りに押され150円58銭まで値を下げた。クロス円もそれに追随した値動き。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円58銭から150円94銭、ユーロ・円は162円66銭から163円02銭、ユーロ・ドルは1.0795ドルから1.0807ドル。
■後場のチェック銘柄
・ナカボーテック<1787>、レオクラン<7681>の、2銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東京エレクトロン<8035>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・米・2月シカゴ連銀全米活動指数:+0.18(予想―0.17、1月-0.08←―0.03)
・米・3月製造業PMI:49.8、予想51.7、2月52.7米・3月サービス業PMI:54.3、予想51.0、2月51.0
・米・3月総合PMI:53.5、予想50.9、2月51.6
【要人発言】
・トランプ米大統領
「ベネズエラ産石油・ガス購入諸国に対し追加25%関税賦課へ」
「FRBが利下げすると期待」
「全ての企業は米国に戻ってくる」
「自動車、アルミ、製薬を巡る関税、近いうちに発表へ」
「相互関税を巡り多くの国に猶予を与える可能性も」
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<CS>
・日経平均は4日ぶりに反発、半導体株の上昇が下支えに
・ドル・円は反落、上値の重さを意識
・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東京エレクトロン<8035>
■日経平均は4日ぶりに反発、半導体株の上昇が下支えに
日経平均は4日ぶりに反発。前日比273.21円高(+0.73%)の37881.70円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えている。
24日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は597.97ドル高の42583.32ドル、ナスダックは404.54ポイント高の18188.59で取引を終了した。トランプ政権が4月2日に発動を計画している「相互関税」を巡り従来警戒されていたような広範な本格的グローバル関税ではなく、一部の国や地域が除外されるなど焦点を絞ったものになるとの報道を受け安心感が広がり、寄り付き後、上昇。3月サービス業PMIも予想外に上昇し、景気悪化懸念が後退したことも支援材料となり、続伸した。ハイテクの買戻しも続き、相場は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大し終了。
米国株の大幅高や為替の円安を材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始。日経平均は38000円台を回復してスタートした後は、値がさ半導体株の上昇を受けて38115円まで上昇した。買い一巡後は上値が重くなり38000円台を割り込んだが、円安を下支えに37800円台で前場の取引を終えた。
日経平均採用銘柄では、米半導体株が上昇したことで、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>、スクリーンHD<7735>など半導体株が上昇。また、1ドル150円台回復などを受けてトヨタ自<7203>、スズキ<7269>、SUBARU<7270>など自動車株も買われた。このほか、フジクラ<5803>、三菱地所<8802>、良品計画<7453>、TDK<6762>、ミネベアミツミ<6479>などが上昇した。
一方、先週まで強かったりそなHD<8308>、コンコルディア<7186>、千葉銀行<8331>、みずほ<8411>、しずおかFG<5831>、三菱UFJ<8306>など銀行株が弱い。また、三菱重工業<7011>、川崎重工業<7012>、IHI<7013>など防衛関連もさえない。このほか、ヤマハ<7951>、7&iHD<3382>、カナデビア<7004>などが下落した。
業種別では、精密機器、非鉄金属、不動産、石油・石炭、ガラス・土石などが上昇した一方、電気・ガス、銀行、水産・農林、ゴム製品、金属製品などが下落した。
今週は27日に権利付き最終売買日を迎えることから、相対的に高配当・優待銘柄が買われやすくなると考えるが、本日は時価総額が大きい銀行株が総じて売られているため、TOPIXが相対的に弱い。一方、先物市場では、配当落ちに絡んだ先物買いが225先物、TOPIX先物に入ることで需給面は良好と考える。日経平均は38000円が壁になりつつあるが、大きく崩れることは無いと想定。後場の日経平均は37800円前後でのもみ合いとなろう。
■ドル・円は反落、上値の重さを意識
25日午前の東京市場でドル・円は反落。日経平均株価が寄付きから堅調地合いを強め、円売り先行で一時150円94銭まで上昇。151円を目指す展開となったが、節目付近の売りに押され150円58銭まで値を下げた。クロス円もそれに追随した値動き。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円58銭から150円94銭、ユーロ・円は162円66銭から163円02銭、ユーロ・ドルは1.0795ドルから1.0807ドル。
■後場のチェック銘柄
・ナカボーテック<1787>、レオクラン<7681>の、2銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東京エレクトロン<8035>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・米・2月シカゴ連銀全米活動指数:+0.18(予想―0.17、1月-0.08←―0.03)
・米・3月製造業PMI:49.8、予想51.7、2月52.7米・3月サービス業PMI:54.3、予想51.0、2月51.0
・米・3月総合PMI:53.5、予想50.9、2月51.6
【要人発言】
・トランプ米大統領
「ベネズエラ産石油・ガス購入諸国に対し追加25%関税賦課へ」
「FRBが利下げすると期待」
「全ての企業は米国に戻ってくる」
「自動車、アルミ、製薬を巡る関税、近いうちに発表へ」
「相互関税を巡り多くの国に猶予を与える可能性も」
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<CS>
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