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北國フィナンシャルホールディングスのニュース
【↑】日経平均 大引け| 反発、円安進行で輸出株を中心に買い優勢 (6月24日)
日経平均株価
始値 38497.42
高値 38905.47(14:12)
安値 38416.07(09:02)
大引け 38804.65(前日比 +208.18 、 +0.54% )
売買高 13億8644万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆4666億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反発、後場に上げ幅を広げる展開
2.欧州株全面安、米ハイテク株安で朝方は売り先行
3.円安進行で輸出セクター中心に買い戻される動き
4.一時300円超上昇も引け際に大口売りで伸び悩む
5.全体の7割近い銘柄が上昇、全体売買代金は低調
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比15ドル高と4日続伸した。相対的に出遅れ感のある消費関連株などに見直し買いが向かった。
週明けの東京市場では、主力株を中心に総じて買い優勢の地合いで日経平均株価は反発した。引け際に伸び悩んだものの3万8800円台を回復した。
24日の東京市場は、朝方は軟調な地合いだったが下値は固く、後場は幅広い銘柄に物色の矛先が向き、日経平均は上げ幅を徐々に広げる展開となった。前週末の欧州株市場で主要国の株価が総じて売られ、米国株市場でもNYダウはわずかにプラス圏を維持したが、半導体関連などハイテク株には売りが目立つ状況だった。しかし、東京市場では足もとで進む円安を拠りどころに輸出セクターを中心に買い戻す動きが強まった。後場に入ると先物主導で日経平均は上げ幅を広げ、300円超の上昇で3万8900円台まで水準を切り上げたが、引け際に大口の手仕舞い売りが観測された。値上がり銘柄数は1100を上回り、プライム上場銘柄の7割近い銘柄が高く引けた。ただ、全体売買代金は3兆4000億円台と低調だった。
個別では、売買代金首位となったレーザーテック<6920>が高く、ソフトバンクグループ<9984>も商いを伴い上昇した。トヨタ自動車<7203>が堅調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも高い。TDK<6762>が活況高、ニデック<6594>も値を上げた。ティーガイア<3738>が一本値でストップ高配分となり、エムアップホールディングス<3661>、トリケミカル研究所<4369>、ビジョン<9416>が値を飛ばした。日本電子<6951>の上げ足も目立つ。
半面、売買代金2位のディスコ<6146>が軟調、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ダイキン工業<6367>なども安い。メルカリ<4385>が大きく売られ、リクルートホールディングス<6098>も下値を試す展開に。KADOKAWA<9468>が急落、U-NEXT HOLDINGS<9418>、エンビプロ・ホールディングス<5698>が大幅安となったほか、寿スピリッツ<2222>なども値を下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はTDK <6762>、中外薬 <4519>、SBG <9984>、トヨタ <7203>、レーザーテク <6920>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約80円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はダイキン <6367>、信越化 <4063>、リクルート <6098>、メルカリ <4385>、ディスコ <6146>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約33円。
東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)医薬品、(3)倉庫運輸関連、(4)銀行業、(5)情報・通信業。一方、下落率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)非鉄金属、(3)サービス業、(4)鉱業、(5)電気・ガス業。
■個別材料株
△カンロ <2216> [東証S]
24年12月期業績及び配当予想を上方修正。
△システナ <2317> [東証P]
5月度営業利益46%増を評価。
△大倉工 <4221> [東証P]
120万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△MCPs <4360> [東証S]
28年3月期経常益14億円以上とする中期計画を策定。
△トリケミカル <4369> [東証P]
先端半導体向け材料で存在感放つ。
△ラボロAI <5586> [東証G]
コンサル会社と合弁契約を締結。
△ホトニクス <6965> [東証P]
280万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△エイベックス <7860> [東証P]
25年3月期最終利益予想を上方修正。
△ノバレーゼ <9160> [東証S]
TKP <3479> が持ち分法適用会社化へ。
△ビジョン <9416> [東証P]
24年12月期利益及び配当予想を上方修正。
▼クオリプス <4894> [東証G]
iPS心筋シートの承認申請時期を変更。
▼エンビプロ <5698> [東証P]
今期純利益予想を下方修正。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ティーガイア <3738>、(2)FPパートナ <7388>、(3)エムアップ <3661>、(4)日電子 <6951>、(5)トリケミカル <4369>、(6)ビジョン <9416>、(7)ユニチカ <3103>、(8)K&Oエナジ <1663>、(9)システナ <2317>、(10)ラクス <3923>。
値下がり率上位10傑は(1)カドカワ <9468>、(2)エンビプロ <5698>、(3)UNEXT <9418>、(4)アイザワ証G <8708>、(5)メルカリ <4385>、(6)寿スピリッツ <2222>、(7)理計器 <7734>、(8)東テク <9960>、(9)北国FHD <7381>、(10)あいちFG <7389>。
【大引け】
日経平均は前日比208.18円(0.54%)高の3万8804.65円。TOPIXは前日比15.50(0.57%)高の2740.19。出来高は概算で13億8644万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1124、値下がり銘柄数は476となった。東証グロース250指数は638.77ポイント(0.79ポイント高)。
[2024年6月24日]
株探ニュース
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