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*08:54JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株主導の相場展開~
12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテク株主導の相場展開
■ファーストリテ、2Q営業利益 16.7%増 2570億円
■前場の注目材料:シチズン、シチズンファインデバイス、電流センサー月内投入、パワー半導体正確測定
■ハイテク株主導の相場展開
12日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。11日の米国市場は、NYダウが2ドル安、ナスダックは271ポイント高だった。3月の米卸売物価指数(PPI)が予想ほど上昇しなかったことが安心感につながり、ハイテク株主導で買い戻しの動きとなった。NY連銀のウィリアムズ総裁が短期的に政策修正の必要がないと、利下げに慎重姿勢を繰り返すと、金利先高観が再燃し相場の重荷となり、NYダウは小幅ながら下落となった。シカゴ日経225先物は大阪比225円高の39635円。円相場は1ドル153円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まろう。米国市場ではPPIが予想ほど伸びなかったことが安心感につながった。アップルやエヌビディアなどハイテク株の強い値動きが目立ったことから、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。昨日は日経平均が弱い動きとなった一方で、TOPIXはプラスに転じていた。リバランスの動きも入りやすく、日経平均型優位の展開が見込まれる。
また、日経225先物はナイトセッションで、PPI発表前後に39480円まで買われた直後に39100円まで売られるなど、荒い値動きを見せた。ただし、その後は終盤にかけてショートカバーを交えた強い上昇となり、39700円で終えた。足もとでは25日線での攻防が続いていたが、同線を上回ってきたことで、支持線として意識されてくる展開が期待されそうだ。買い一巡後は週末要因もあってこう着感が強まる可能性はあるものの、25日線での底堅さがみられるようだと、リバウンド狙いの買いが入りやすいだろう。
物色としては米国市場の流れを受けて、東エレクやレーザーテック<6920>のほか、足もとで軟調推移が続いているアドバンテスト<6857>の動向が注目されそうだ。そのほか、こう着感が強まる局面においてはバリュー株にシフトしやすく、商社株などの動向が注目されよう。一方で、金融株については米金融株が軟調だったこともあり、利食いが入りやすいだろう。決算に絡んだところでは、ブックオフGHD<9278>、PRTIMES<3922>、CVSベイ<2687>、SFP<3198>、松竹<9601>、イートアンド<2882>、乃村工芸<9716>、ニューグランド<9720>、東京エネシス<1945>、テクミラ<3627>などが注目される。
■ファーストリテ、2Q営業利益 16.7%増 2570億円
ファーストリテ<9983>が発表した2024年8月期第2四半期業績は、売上収益が前年同期比9%増の1兆5989.99億円、営業利益は同16.7%増の2570.85億円だった。北米、欧州、東南アジアのユニクロ事業、ジーユー事業が大幅な増益となり、グループ全体の事業拡大をけん引した。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(16442.20、+271.84)
・1ドル=153.20-30円
・シカゴ日経先物は上昇(39635、大阪比+225)
・SOX指数は上昇(4906.37、+116.02)
・VIX指数は低下(14.91、-0.89)
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・シチズン<7762>シチズンファインデバイス、電流センサー月内投入、パワー半導体正確測定
・トヨタ自<7203>材料探索地図を共創、新用途開拓など連携促進
・信越化<4063>社長「日本を代表する半導体材料工場に」、群馬に新拠点
・三菱電機<6503>「青空照明」小型化、従来製品の半分に
・フジクラ<5803>京大発新興に出資、高温超電導材の開発加速
・パナソニックHD<6752>パナエナジー、車載電池の開発棟完成、脱炭素で量産化
・NEC<6701>NTTなどと、サブテラヘルツ帯無線機器開発、毎秒100ギガビット伝送
・ネットスターズ<5590>セイコーSOLと協業、法人間決済デジタル化
・三井物産<8031>ベトナム海上ガス田参画、パイプライン一体開発
・トヨタ自<7203>堤工場、稼働停止延長
・日本精機<7287>新潟・長岡に車載HUD向け凹面鏡工場
・日産自<7201>「サクラ」、軽EV販売首位、2年連続3万台超
・スマートドライブ<5137>キムラユニティーと、走行データ基にリースカー点検
・日立造船<7004>商船三井などと、未燃メタン漏れ93%削減、陸上試験で達成
・三菱重<7011>三菱重工航空エンジン、長崎工場の新棟稼働、燃焼器ケース生産倍増
・三菱製鋼<5632>インドで車用バネ増産、鉄道向けも量産開始
・ウッドワン<7898>広島・庄原市の製材加工工場完成
・積水化<4204>エム・エムブリッジなどと浮体ペロブスカイト太陽電池を閉校プールで実証
・クラレ<3405>ポリビニルアルコール樹脂値上げ、15日出荷分から
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・時間未定 中・3月輸出(前年比予想:-1.9%、2月:+5.6%)
・時間未定 中・3月輸入(前年比予想:+1.0%、2月:-8.2%) <ST>
■ハイテク株主導の相場展開
■ファーストリテ、2Q営業利益 16.7%増 2570億円
■前場の注目材料:シチズン、シチズンファインデバイス、電流センサー月内投入、パワー半導体正確測定
■ハイテク株主導の相場展開
12日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。11日の米国市場は、NYダウが2ドル安、ナスダックは271ポイント高だった。3月の米卸売物価指数(PPI)が予想ほど上昇しなかったことが安心感につながり、ハイテク株主導で買い戻しの動きとなった。NY連銀のウィリアムズ総裁が短期的に政策修正の必要がないと、利下げに慎重姿勢を繰り返すと、金利先高観が再燃し相場の重荷となり、NYダウは小幅ながら下落となった。シカゴ日経225先物は大阪比225円高の39635円。円相場は1ドル153円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まろう。米国市場ではPPIが予想ほど伸びなかったことが安心感につながった。アップルやエヌビディアなどハイテク株の強い値動きが目立ったことから、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。昨日は日経平均が弱い動きとなった一方で、TOPIXはプラスに転じていた。リバランスの動きも入りやすく、日経平均型優位の展開が見込まれる。
また、日経225先物はナイトセッションで、PPI発表前後に39480円まで買われた直後に39100円まで売られるなど、荒い値動きを見せた。ただし、その後は終盤にかけてショートカバーを交えた強い上昇となり、39700円で終えた。足もとでは25日線での攻防が続いていたが、同線を上回ってきたことで、支持線として意識されてくる展開が期待されそうだ。買い一巡後は週末要因もあってこう着感が強まる可能性はあるものの、25日線での底堅さがみられるようだと、リバウンド狙いの買いが入りやすいだろう。
物色としては米国市場の流れを受けて、東エレクやレーザーテック<6920>のほか、足もとで軟調推移が続いているアドバンテスト<6857>の動向が注目されそうだ。そのほか、こう着感が強まる局面においてはバリュー株にシフトしやすく、商社株などの動向が注目されよう。一方で、金融株については米金融株が軟調だったこともあり、利食いが入りやすいだろう。決算に絡んだところでは、ブックオフGHD<9278>、PRTIMES<3922>、CVSベイ<2687>、SFP<3198>、松竹<9601>、イートアンド<2882>、乃村工芸<9716>、ニューグランド<9720>、東京エネシス<1945>、テクミラ<3627>などが注目される。
■ファーストリテ、2Q営業利益 16.7%増 2570億円
ファーストリテ<9983>が発表した2024年8月期第2四半期業績は、売上収益が前年同期比9%増の1兆5989.99億円、営業利益は同16.7%増の2570.85億円だった。北米、欧州、東南アジアのユニクロ事業、ジーユー事業が大幅な増益となり、グループ全体の事業拡大をけん引した。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(16442.20、+271.84)
・1ドル=153.20-30円
・シカゴ日経先物は上昇(39635、大阪比+225)
・SOX指数は上昇(4906.37、+116.02)
・VIX指数は低下(14.91、-0.89)
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・シチズン<7762>シチズンファインデバイス、電流センサー月内投入、パワー半導体正確測定
・トヨタ自<7203>材料探索地図を共創、新用途開拓など連携促進
・信越化<4063>社長「日本を代表する半導体材料工場に」、群馬に新拠点
・三菱電機<6503>「青空照明」小型化、従来製品の半分に
・フジクラ<5803>京大発新興に出資、高温超電導材の開発加速
・パナソニックHD<6752>パナエナジー、車載電池の開発棟完成、脱炭素で量産化
・NEC<6701>NTTなどと、サブテラヘルツ帯無線機器開発、毎秒100ギガビット伝送
・ネットスターズ<5590>セイコーSOLと協業、法人間決済デジタル化
・三井物産<8031>ベトナム海上ガス田参画、パイプライン一体開発
・トヨタ自<7203>堤工場、稼働停止延長
・日本精機<7287>新潟・長岡に車載HUD向け凹面鏡工場
・日産自<7201>「サクラ」、軽EV販売首位、2年連続3万台超
・スマートドライブ<5137>キムラユニティーと、走行データ基にリースカー点検
・日立造船<7004>商船三井などと、未燃メタン漏れ93%削減、陸上試験で達成
・三菱重<7011>三菱重工航空エンジン、長崎工場の新棟稼働、燃焼器ケース生産倍増
・三菱製鋼<5632>インドで車用バネ増産、鉄道向けも量産開始
・ウッドワン<7898>広島・庄原市の製材加工工場完成
・積水化<4204>エム・エムブリッジなどと浮体ペロブスカイト太陽電池を閉校プールで実証
・クラレ<3405>ポリビニルアルコール樹脂値上げ、15日出荷分から
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・時間未定 中・3月輸出(前年比予想:-1.9%、2月:+5.6%)
・時間未定 中・3月輸入(前年比予想:+1.0%、2月:-8.2%) <ST>
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