決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … Ｓａｎｓａｎ、ＵＵＵＭ、ロゼッタ (7月12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月11日から12日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　レイ <4317>
　20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比4.7倍の2.6億円に急拡大し、3-8月期(上期)計画の1.5億円に対する進捗率が175.3％とすでに上回り、さらに5年平均の72.3％も超えた。

★No.2　クックビズ <6558>
　19年11月期第2四半期累計(18年12月-19年5月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.2倍の1億3200万円に急拡大し、通期計画の2億0500万円に対する進捗率は64.4％に達し、さらに前年同期の43.8％も上回った。

★No.5　ｕｐｒ <7065>
　19年8月期の連結経常利益を従来予想の7.2億円→9.4億円(前期は8億円)に30.2％上方修正し、一転して17.4％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4317> レイ 　　　　　ＪＱ 　 +20.00 　　7/12　　　1Q　　　369.64
<6558> クックビズ 　　東Ｍ 　 +15.06 　　7/12　　上期　　　120.00
<7035> アンファク 　　東Ｍ 　 +14.50 　　7/12　　　3Q　　　-36.59
<3558> ロコンド 　　　東Ｍ 　 +14.32 　　7/12　　　1Q　　　　赤拡
<7065> ｕｐｒ 　　　　東２ 　 +14.11 　　7/12　　　3Q　　　　　－

<3267> フィルＣ 　　　東Ｍ 　 +13.10 　　7/12　　上期　　　 68.52
<4440> ヴィッツ 　　　東Ｍ 　 +12.62 　　7/12　　　3Q　　　　　－
<3990> ＵＵＵＭ 　　　東Ｍ 　 +10.51 　　7/12　本決算　　　 11.47
<6182> ロゼッタ 　　　東Ｍ　　 +9.34 　　7/12　　　1Q　　　269.57
<6172> メタップス 　　東Ｍ　　 +8.96 　　7/12　　　3Q　　 4273.08

<1418> インタライフ 　ＪＱ　　 +7.89 　　7/12　　　1Q　　　　黒転
<3177> ありがとうＳ 　ＪＱ　　 +5.75 　　7/12　　　1Q　　　 24.58
<3557> Ｕ＆Ｃ 　　　　東Ｍ　　 +5.56 　　7/12　　　1Q　　　-34.57
<7807> 幸和製 　　　　ＪＱ　　 +4.62 　　7/12　　　1Q　　　403.45
<4439> 東名 　　　　　東Ｍ　　 +4.28 　　7/12　　　3Q　　　　　－

<3791> ＩＧポート 　　ＪＱ　　 +4.21 　　7/12　本決算　　　　黒転
<3440> 日創プロニ 　　東２　　 +3.44 　　7/12　　　3Q　　　243.64
<4443> Ｓａｎｓａｎ 　東Ｍ　　 +3.10 　　7/12　本決算　　　　黒転
<3541> 農業総研 　　　東Ｍ　　 +2.60 　　7/12　　　3Q　　　　赤縮
<3094> スーパーＶ 　　ＪＱ　　 +0.79 　　7/12　　　1Q　　　　赤拡

<3935> エディア 　　　東Ｍ　　 +0.75 　　7/12　　　1Q　　　　赤縮
<6567> セリオ 　　　　東Ｍ　　 +0.65 　　7/12　本決算　　　 22.73
<2798> Ｙｓテーブル 　東２　　 +0.52 　　7/12　　　1Q　　　-21.82
<7603> マックハウス 　ＪＱ　　 +0.30 　　7/12　　　1Q　　　　赤拡

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース