545円
双葉電子工業のニュース
日経平均株価
始値 21422.22
高値 21437.74(09:03)
安値 21277.36(10:44)
大引け 21341.74(前日比 -436.87 、 -2.01% )
売買高 12億2381万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0704億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅続落、大引け436円安で一時500円を超える下げ
2.ADP全米雇用リポートを受けた米景気減速への警戒からNYダウが急落
3.WTOが米国によるEUへの報復関税を承認、これも投資家心理を冷やす
4.外国為替市場で円高が進んだことやアジア株安も買い手控えムードを助長
5.先物主導の売りで東証1部全体の9割以上の銘柄が下落する全面安商状に
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは494ドル安と大幅続落した。米9月ADP雇用統計が予想を下回る結果となったことで、米景気減速への警戒から売りが優勢となった。
東京市場では売り圧力が一気に強まり、日経平均株価は一時500円を超える下げをみせた。米景気減速への警戒感から幅広い銘柄が値を下げる展開となった。
3日の東京市場は、、前日の米国株市場ではNYダウが一時600ドル近い下げをみせるなど波乱展開となり、これを受けてリスク回避の売りが集中する格好となった。発表された9月のADP全米雇用リポートで雇用の伸び悩みが明らかとなり、米景気減速に対する警戒感が強まった。前日は欧州株市場も軒並み大きく値を下げており、WTOが米国によるEUへの報復関税を承認したこともあって、世界景気の先行き不透明感が強く意識されている。外国為替市場でドル安・円高に振れたことやアジア株市場が総じて売られたことも手控えムードを助長した。先物主導で売りがかさみ、リスクパリティファンドの売りなども観測されている。東証1部全体の9割以上の銘柄が値を下げる全面安商状となった。
個別では、ファーストリテイリング<9983>が大きく値を下げたほか、トヨタ自動車<7203>も下落。ファナック<6954>、キーエンス<6861>なども軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも下値を探った。資生堂<4911>も売られた。オルトプラス<3672>が値下がり率トップ、バリューコマース<2491>、マネックスグループ<8698>も大幅安。オリエントコーポレーション<8585>、アイフル<8515>が安く、大日本住友製薬<4506>なども下落した。
半面、東京エレクトロン<8035>が頑強、第一三共<4568>も底堅い動き。コロプラ<3668>が売り物をこなし高く引けたほか、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>も高い。ノムラシステムコーポレーション<3940>、アトラ<6029>がいずれもストップ高と異彩人気。LINE<3938>も上昇した。キャリアリンク<6070>も値を上げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、第一三共 <4568> 、ディーエヌエ <2432> 、大塚HD <4578> 、NEC <6701> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約4円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ファナック <6954> 、SBG <9984> 、京セラ <6971> 、テルモ <4543> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約150円。うち89円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のすべての業種が下落。下落率の小さかった上位5業種は(1)海運業、(2)情報・通信業、(3)不動産業、(4)電気・ガス業、(5)その他製品。一方、下落率の大きかった5業種は(1)鉱業、(2)水産・農林業、(3)倉庫運輸関連、(4)証券商品先物、(5)パルプ・紙。
■個別材料株
△ツクルバ <2978> [東証M]
家具サブスク企業へ出資。
△アマガサ <3070> [JQG]
CROOZ LOGISTICSと業務委託契約を締結。
△サムライJP <4764> [JQG]
ソーシャルレンディング最大手企業と提携。
△アトラ <6029>
指定替えの猶予期間からの解除を引き続き好感。
△EAJ <6063> [JQ]
厚労省による外国人対応窓口事業者選定を引き続き材料視。
△キャリアL <6070>
上期経常を44%上方修正。
△瑞光 <6279> [東証2]
上期経常が41%増益で着地。
△ニューテック <6734> [JQ]
上期経常が28%増益で着地。
△FVC <8462> [JQ]
HIROTSUバイオサイエンスへの出資企業に関心。
△リーバイス <9836> [JQ]
スマートジャケットを日本初展開へ。
▼双葉電 <6986>
2億円の投資有価証券評価損が発生。
▼ファストリ <9983>
9月国内ユニクロ既存店売上高が2ヵ月ぶり前年割れ。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アトラ <6029> 、(2)ノムラシス <3940> 、(3)小林産 <8077> 、(4)イチネンHD <9619> 、(5)LINE <3938> 、(6)サニックス <4651> 、(7)パスコ <9232> 、(8)キャリアL <6070> 、(9)井筒屋 <8260> 、(10)C&R <4763> 。
値下がり率上位10傑は(1)オルトP <3672> 、(2)ブイキューブ <3681> 、(3)Vコマース <2491> 、(4)eBASE <3835> 、(5)東洋 <8614> 、(6)マネックスG <8698> 、(7)ハニーズHD <2792> 、(8)アイフィス <7833> 、(9)エーアイテイ <9381> 、(10)住江織 <3501> 。
【大引け】
日経平均は前日比436.87円(2.01%)安の2万1341.74円。TOPIXは前日比27.42(1.72%)安の1568.87。出来高は概算で12億2381万株。東証1部の値上がり銘柄数は159、値下がり銘柄数は1963となった。日経ジャスダック平均は3367.25円(13.17円安)。
[2019年10月3日]
株探ニュース
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