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新光電気工業のニュース
日経平均株価
始値 19109.18
高値 19137.95(15:00)
安値 18858.25(09:28)
大引け 19137.95(前日比 -142.83 、 -0.74% )
売買高 12億4729万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0829億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は下値模索の展開続く、米株安受け3日続落
2.WTI原油は期近となった6月物も急落し市場心理悪化
3.新型コロナの企業業績への影響を懸念する売りが続く
4.後半は日銀ETF買いの思惑とアジア株反転で下げ渋る
5.値下がり銘柄数は1600超と多く、売買代金も低調
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比631ドル安と続落した。原油相場の下落が嫌気されたほか、マイクロソフトやインテルなど主力ハイテク株に利益確定の売りが膨らんだ。
東京市場では、日経平均株価が下値模索の展開を続け、一時1万9000円大台を割り込む場面があった。ただ、後場後半は押し目買いが入り下げ渋った。
22日の東京市場は、前日の米株安や原油市況の下落を背景に引き続きリスク回避ムードの強い地合いだった。WTI原油先物価格は期近となった6月物も大きく下げるなど軟調を極めている。そうしたなか、企業の決算発表本格化を前に、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う企業業績への影響を懸念する形で売りが優勢となった。日経平均は一時1万9000円台を割り込んで推移する時間帯もあった。後場に入るとアジア株が切り返す展開となり、日銀のETF買いへの思惑なども背景に押し目買いの動きが出て、引けにかけ日経平均は下げ幅を縮小した。ただ東証1部の値下がり銘柄数は前日を上回り1600を超えた。売買代金は2兆円台はかろうじてキープしたものの前日の水準を下回るなど低調だった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が安く、トヨタ自動車<7203>も軟調。東京エレクトロン<8035>も値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも冴えない。富士フイルムホールディングス<4901>が下落、資生堂<4911>の下げも目立つ。アステリア<3853>、アイスタイル<3660>が急落、FPG<7148>、エアトリ<6191>、石川製作所<6208>なども大きく値を下げた。
半面、任天堂<7974>が高く、ファーストリテイリング<9983>も堅調。アドバンテスト<6857>も買いを集めた。キーエンス<6861>も上昇した。中外製薬<4519>、神戸物産<3038>も高い。明治海運<9115>がストップ高で値上がり率トップに買われ、新日本科学<2395>が一時ストップ高。新光電気工業<6967>が値を飛ばし、ブイキューブ<3681>も物色人気となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、アドテスト <6857> 、中外薬 <4519> 、ダイキン <6367> 、塩野義 <4507> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約46円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、東エレク <8035> 、ファミマ <8028> 、オリンパス <7733> 、資生堂 <4911> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約85円。うち47円はSBG1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は8業種。上昇率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)その他製品、(3)医薬品、(4)陸運業、(5)建設業。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)石油石炭製品、(3)鉱業、(4)鉄鋼、(5)非鉄金属。
■個別材料株
△インタスペス <2122> [東証M]
3月中間期業績の計画上振れと自社株買い発表を好感。
△カイカ <2315> [JQ]、アイスタディ <2345> [東証2]、ブイキューブ <3681>
3社で協業し、東南アジアでオンライン教育事業展開。
△新日本科学 <2395>
アンジェス <4563> [東証M]と阪大の新型コロナ向けDNAワクチン共同開発に参画。
△パイプドHD <3919>
上限を50万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△宇部興 <4208>
「アビガン」の中間体の製造・供給を開始。
△Jストリーム <4308> [東証M]
ワンストップオンライン配信パッケージ「イベキャス」を提供開始。
△フリー <4478> [東証M]
アドビシステムと販売提携を開始。
△弁護士COM <6027> [東証M]
東京海上日動と協業へ。
△新光電工 <6967>
前期経常を2.7倍上方修正。
△愛光電気 <9909> [JQ]
前期経常を一転8%増益に上方修正・最高益、配当も25円増額。
▼クリレスHD <3387>
20年2月期は2ケタ営業減益。
▼FPG <7148>
20年9月期業績及び年末一括配当を下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)明治海 <9115> 、(2)新日本科学 <2395> 、(3)共栄タ <9130> 、(4)新光電工 <6967> 、(5)阿波製紙 <3896> 、(6)Mラインズ <3901> 、(7)東海運 <9380> 、(8)テンポイノベ <3484> 、(9)パイプドHD <3919> 、(10)OATアグリ <4979> 。
値下がり率上位10傑は(1)アイスタイル <3660> 、(2)FPG <7148> 、(3)モバファク <3912> 、(4)アステリア <3853> 、(5)エアトリ <6191> 、(6)ネットマーケ <6175> 、(7)ギークス <7060> 、(8)石川製 <6208> 、(9)クリレスHD <3387> 、(10)東京計器 <7721> 。
【大引け】
日経平均は前日比142.83円(0.74%)安の1万9137.95円。TOPIXは前日比8.99(0.63%)安の1406.90。出来高は概算で12億4729万株。東証1部の値上がり銘柄数は496、値下がり銘柄数は1629となった。日経ジャスダック平均は3047.07円(29.48円安)。
[2020年4月22日]
株探ニュース
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