1,340円
日本電波工業のニュース
日経平均株価
始値 27559.10
高値 27572.57(14:34)
安値 27338.56(10:06)
大引け 27444.17(前日比 -123.98 、 -0.45% )
売買高 8億7819万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆9606億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、前日急騰の反動で売りに押される展開に
2.前日の米株市場が上昇一服、目先達成感から利食い圧力顕在化
3.下値では押し目買い意欲旺盛で、後場後半に一瞬プラス圏浮上
4.アジア株市場と米株先物堅調を横目に切り返すも買いは続かず
5.日経平均は今年の年間ベースでは3787円の大幅上昇で着地
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは68ドル安と4日ぶりに反落した。米追加経済対策に絡み現金給付をさらに増額する案への期待が後退し、買い一巡後は売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価が前日の急騰の反動で利益確定売りに押される展開となった。ただ、押し目買いニーズも強くプラス圏に浮上する場面もあった。
30日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数が上昇一服となったことを受け、足もとの利益を確定しようとする動きが優勢となった。前日に日経平均は先物を絡め700円を超える急騰をみせ、30年4ヵ月ぶりの高値をつけていたこともあり、目先達成感からの反動も出やすいタイミングだった。一方、年明けの相場に対する先高期待は根強く、下値では押し目買いニーズも旺盛。後場後半にはアジア株市場や米株先物が堅調に推移するのを横目に、日経平均は急速に下げ渋り一瞬プラス圏に浮上する場面もあった。しかし、その後は買いが続かず再びマイナス圏に沈んだ。業種別では33業種中29業種が安く、個別でも値下がり銘柄数は全体の7割近くを占めた。機関投資家の参戦が少なかったこともあり、東証1部の売買代金は2兆円台を割り込んだ。なお、日経平均は年間では3787円の上昇となった。
個別では、東京エレクトロン<8035>、キーエンス<6861>、エムスリー<2413>などが売りに押され、信越化学工業<4063>も値を下げた。SMC<6273>、キヤノン<7751>も売りに押された。日本エアーテック<6291>が大幅下落、小野薬品工業<4528>も水準を切り下げた。アステリア<3853>も安い。セイコーエプソン<6724>も軟調だった。
半面、ファーストリテイリング<9983>が前日の急騰に続き異彩を放つ上値追いをみせ、レノバ<9519>も買われた。日本航空<9201>が高く、ブイキューブ<3681>も物色人気となった。シンシア<7782>が一時ストップ高に買われたほか、アダストリア<2685>が急伸、アーレスティ<5852>も大きく上昇した。アドウェイズ<2489>、マルマエ<6264>なども買いを集めた。日本電波工業<6779>も上値追いとなった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、日産化 <4021> 、オリンパス <7733> 、日東電 <6988> 、バンナムHD <7832> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約67円。うち60円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファナック <6954> 、エムスリー <2413> 、信越化 <4063> 、ダイキン <6367> 、東エレク <8035> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約55円。
東証33業種のうち上昇は4業種のみで、上昇率の上位から(1)空運業、(2)海運業、(3)石油石炭製品、(4)証券商品先物。一方、下落率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)鉄鋼、(3)繊維製品、(4)ゴム製品、(5)非鉄金属。
■個別材料株
△ITbook <1447> [東証M]
「マイナンバーで転出入届をネットでできるようにする方針」との報道。
△アダストリア <2685>
第3四半期営業損益が通期計画上回る。
△YSフード <3358> [JQ]
HACCP認証取得支援事業を開始へ。
△ブイキューブ <3681>
コンビニに「テレキューブ」を設置。
△恵和 <4251>
東証が30日付で貸借銘柄に選定。
△メドレックス <4586> [東証M]
マイクロニードルのアプリケータに関する中国特許査定を取得。
△メディシノバ <4875> [JQ]
イブジラストの進行性多発性硬化症を適応とする新たな米国特許承認される。
△タカキタ <6325>
数年に一度の寒波襲来で思惑買い続く。
△明電舎 <6508>
SMBC日興証券が目標株価2700円に引き上げ。
△しまむら <8227>
大和証券が投資判断を引き上げ。
▼日本通信 <9424>
NTTドコモとの音声卸料金に関する協議が不調。
▼ウィルソンW <9610> [JQ]
東証が信用取引に関する臨時措置を実施。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)シンシア <7782> 、(2)アダストリア <2685> 、(3)ウィズメタク <9260> 、(4)沢藤電 <6901> 、(5)ベステラ <1433> 、(6)アドウェイズ <2489> 、(7)ソウルド <6553> 、(8)リブセンス <6054> 、(9)アーレスティ <5852> 、(10)マルマエ <6264> 。
値下がり率上位10傑は(1)ランド <8918> 、(2)ひらまつ <2764> 、(3)エアーテック <6291> 、(4)象印 <7965> 、(5)レッグス <4286> 、(6)大分銀 <8392> 、(7)ブラス <2424> 、(8)小野薬 <4528> 、(9)三城HD <7455> 、(10)FIG <4392> 。
【大引け】
日経平均は前日比123.98円(0.45%)安の2万7444.17円。TOPIXは前日比14.50(0.80%)安の1804.68。出来高は概算で8億7819万株。東証1部の値上がり銘柄数は607、値下がり銘柄数は1507となった。日経ジャスダック平均は3719.41円(16.49円高)。
[2020年12月30日]
株探ニュース
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