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*12:44JST 後場に注目すべき3つのポイント~防衛関連などトランプラリーが強まる展開に
16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は反発、防衛関連などトランプラリーが強まる展開に
・ドル・円はしっかり、米金利安の一服で
・値上り寄与トップはTDK<6762>、同2位は東エレク<8035>
■日経平均は反発、防衛関連などトランプラリーが強まる展開に
日経平均は反発。前営業日比209.04円高(+0.51%)の41399.72円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。
15日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は210.82ドル高(+0.53%)の40211.72ドル、ナスダックは74.12ポイント高(+0.40%)の18472.57、S&P500は15.87ポイント高(+0.28%)の5631.22で取引を終了した。暗殺未遂事件後、共和党大統領候補のトランプ氏が優勢との報道を受け規制緩和などの同氏が掲げている政策を期待した買いに、寄り付き後、上昇。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインフレを巡り、第2四半期の指標の結果で目標達成に向けた改善を一段と確信したと発言し、利下げ期待も支援し、相場は一段高となった。終盤にかけ失速も相場は終日堅調に推移し、ダウは過去最高値を更新。
米国株が上昇したことや先週末の大幅安に対する反動などが先行して、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は一時41500円台まで上げ幅を広げるなどしっかりとした動き。米国市場同様「トランプラリー」が強まったことから、大型株優勢の地合いとなったほか、時価総額が大きい金融株も買われたことで、日経平均よりも相対的にTOPIXが強含む展開となった。
日経平均採用銘柄では、トランプ元大統領銃撃事件を受けて11月の米大統領選でトランプ氏が勝利するとの思惑が強まったことから、三菱重<7011>、川崎重<7012>、IHI<7013>、日本製鋼所<5631>など防衛関連銘柄の一角が買われた。また、太陽誘電<6976>、アルプスアルパイン<6770>、TDK<6762>、村田製作所<6981>などアップル関連銘柄も強い。このほか、ファナック<6954>、NEC<6701>、日立<6501>が上昇した。
一方、エーザイ<4523>、資生堂<4911>、サッポロホールディングス<2501>、ニチレイ<2871>など先週末しっかりだった銘柄がさえないほか、イオン<8267>、セブン&アイ・ホールディングス<3382>、ファーストリテ<9983>など小売関連も弱い。
業種別では、証券・商品先物取引業、保険業、銀行業、卸売業、鉱業などが上昇した一方、繊維製品、空運業、陸運業、小売業、医薬品などが下落した。
為替は1ドル158円60銭台で推移しており、先週末の乱高下は一服している。政府・日本銀行による円買い介入実施観測を背景に、投機筋による積極的な円売りドル買いは仕掛けにくくなっている様子。後場の東京市場は、為替市場を睨みつつ、日経平均がどこまで値を戻せるかが注目されよう。前場の高値41520.07円を意識した地合いを想定する。
■ドル・円はしっかり、米金利安の一服で
16日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、158円03銭から158円73銭まで値を上げた。米10年債利回りの低下は一服し、ドル買いに振れやすい。一方、連休明けの東京株式市場で日経平均株価は堅調で、円売りが主要通貨を押し上げた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は158円03銭から158円73銭、ユーロ・円は172円22銭から172円85銭、ユーロ・ドルは1.0888ドルから1.0898ドル。
■後場のチェック銘柄
・WOLVES HAND<194A>、出前館<2484>など、16銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップはTDK<6762>、同2位は東エレク<8035>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・米・7月NY連銀製造業景気指数:-6.6(予想:-8.0、6月:-6.0)
【要人発言】
・林官房長官
「(12日の為替介入観測)不測の影響を及ぼす恐れがあるのでコメントは控える」
「為替市場の動向をしっかり注視し、万全の対応を行っていきたい」
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<CS>
・日経平均は反発、防衛関連などトランプラリーが強まる展開に
・ドル・円はしっかり、米金利安の一服で
・値上り寄与トップはTDK<6762>、同2位は東エレク<8035>
■日経平均は反発、防衛関連などトランプラリーが強まる展開に
日経平均は反発。前営業日比209.04円高(+0.51%)の41399.72円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。
15日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は210.82ドル高(+0.53%)の40211.72ドル、ナスダックは74.12ポイント高(+0.40%)の18472.57、S&P500は15.87ポイント高(+0.28%)の5631.22で取引を終了した。暗殺未遂事件後、共和党大統領候補のトランプ氏が優勢との報道を受け規制緩和などの同氏が掲げている政策を期待した買いに、寄り付き後、上昇。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインフレを巡り、第2四半期の指標の結果で目標達成に向けた改善を一段と確信したと発言し、利下げ期待も支援し、相場は一段高となった。終盤にかけ失速も相場は終日堅調に推移し、ダウは過去最高値を更新。
米国株が上昇したことや先週末の大幅安に対する反動などが先行して、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は一時41500円台まで上げ幅を広げるなどしっかりとした動き。米国市場同様「トランプラリー」が強まったことから、大型株優勢の地合いとなったほか、時価総額が大きい金融株も買われたことで、日経平均よりも相対的にTOPIXが強含む展開となった。
日経平均採用銘柄では、トランプ元大統領銃撃事件を受けて11月の米大統領選でトランプ氏が勝利するとの思惑が強まったことから、三菱重<7011>、川崎重<7012>、IHI<7013>、日本製鋼所<5631>など防衛関連銘柄の一角が買われた。また、太陽誘電<6976>、アルプスアルパイン<6770>、TDK<6762>、村田製作所<6981>などアップル関連銘柄も強い。このほか、ファナック<6954>、NEC<6701>、日立<6501>が上昇した。
一方、エーザイ<4523>、資生堂<4911>、サッポロホールディングス<2501>、ニチレイ<2871>など先週末しっかりだった銘柄がさえないほか、イオン<8267>、セブン&アイ・ホールディングス<3382>、ファーストリテ<9983>など小売関連も弱い。
業種別では、証券・商品先物取引業、保険業、銀行業、卸売業、鉱業などが上昇した一方、繊維製品、空運業、陸運業、小売業、医薬品などが下落した。
為替は1ドル158円60銭台で推移しており、先週末の乱高下は一服している。政府・日本銀行による円買い介入実施観測を背景に、投機筋による積極的な円売りドル買いは仕掛けにくくなっている様子。後場の東京市場は、為替市場を睨みつつ、日経平均がどこまで値を戻せるかが注目されよう。前場の高値41520.07円を意識した地合いを想定する。
■ドル・円はしっかり、米金利安の一服で
16日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、158円03銭から158円73銭まで値を上げた。米10年債利回りの低下は一服し、ドル買いに振れやすい。一方、連休明けの東京株式市場で日経平均株価は堅調で、円売りが主要通貨を押し上げた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は158円03銭から158円73銭、ユーロ・円は172円22銭から172円85銭、ユーロ・ドルは1.0888ドルから1.0898ドル。
■後場のチェック銘柄
・WOLVES HAND<194A>、出前館<2484>など、16銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップはTDK<6762>、同2位は東エレク<8035>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・米・7月NY連銀製造業景気指数:-6.6(予想:-8.0、6月:-6.0)
【要人発言】
・林官房長官
「(12日の為替介入観測)不測の影響を及ぼす恐れがあるのでコメントは控える」
「為替市場の動向をしっかり注視し、万全の対応を行っていきたい」
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<CS>
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