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大阪9月限
日経225先物 40860 -30 (-0.07%)
TOPIX先物 2885.0 -9.5 (-0.32%)
日経225先物(9月限)は前日比30円安の4万0860円で取引を終了。寄り付きは4万0870円と、シカゴ日経平均先物の清算値(4万0870円:時間外)にサヤ寄せする形で、小幅に下落して始まった。その後はロングが強まり、現物の寄り付き時には4万1120円まで上げ幅を広げた。買い一巡後はロングの解消により4万0820円と下げに転じたものの、前場終盤にかけて再びロング優勢となり、4万1000円を回復した。ただし、米国市場が独立記念日となるなかで海外勢のフローは限られ、前日までの日経平均型のインデックス買いは失速。後場の取引開始直後には下げに転じ、一時4万0750円まで売られた。もっとも、下値の堅さは意識されており、その後は4万0800円~4万0900円処での推移を継続した。
日経225先物は、オプション権利行使価格の4万1125円に接近した後は利食いに押される場面も見られたが、ボリンジャーバンドの+2σに接近する局面では押し目待ち狙いのロングが入りやすいようだ。市場参加者が限られるなかで前日までの強いインデックス買いの動きは限られていたが、下を売り込む流れにはならなかった。
東証プライムの騰落銘柄は値下がり数が全体の8割近くを占めていた。TDK <6762> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]などは後場に入り利益確定の売りが出されていたが、東エレクトロン <8035> [東証P]、リクルートホールディングス <6098> [東証P]、ファーストリテイリング <9983> [東証P]などが日経平均株価を支える形だった。短期的な過熱感が警戒されやすく、持ち高調整とみられる動きだったと考えられる。
日経225先物は上向きで推移するボリンジャーバンドの+2σと+3σによるレンジ内で推移している。ただし、バンドの上昇によってナイトセッションでは、+2σは4万0880円、+3σが4万1700円に切り上がってきた。+2σ水準を下回っての推移から上値の重さが意識されてくるようだと、短期的な調整を挟む形になりそうだ。
来週は、パッシブ型ETF(上場投資信託)の決算日における分配金捻出のための売り需要が発生する。売り需給を考慮すると、いったん調整局面を想定しておいた方がよさそうだ。とはいえ、足もとの急ピッチの上昇で買い遅れているファンドは、売り需要に向かう形で買いを入れてくる可能性もある。そのため、押し目狙いのロング対応は継続となろう。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.16倍に上昇した。14.14倍に位置している200日移動平均線を突破し、75日線が位置する14.19倍に接近してきた。祝日明けの米国では6月の雇用統計が発表される。雇用者数と賃金の伸び鈍化が見込まれており、早期利下げを後押しする可能性もあろう。そのため、米長期金利の低下からハイテク株が買われる展開が意識されやすく、NTロングに振れる展開もあるだろう。
手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が3万0761枚、ソシエテジェネラル証券が1万9220枚、サスケハナ・ホンコンが6146枚、JPモルガン証券が3706枚、バークレイズ証券が2351枚、SBI証券が2209枚、楽天証券が1890枚、野村証券が1746枚、日産証券が1562枚、モルガンMUFG証券が1515枚だった。
TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が2万4407枚、ソシエテジェネラル証券が1万7640枚、モルガンMUFG証券が5190枚、JPモルガン証券が4589枚、サスケハナ・ホンコンが3846枚、バークレイズ証券が3280枚、ゴールドマン証券が3158枚、ビーオブエー証券が1486枚、野村証券が1360枚、みずほ証券が610枚だった。
株探ニュース
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