個別銘柄戦略:SUBARUやNRIに注目

27日の米国市場は、NYダウが120.93ドル安の25777.90、ナスダック総合指数が26.79pt安の7826.95と下落したが、シカゴ日経225先物は大阪日中比5円安の20415円と下げは小幅にとどまった。28日早朝の為替は1ドル＝105円70-80銭と、昨日大引け時点比で10銭程の小幅円安。本日の東京市場は米国で株売り・債券買いが進むなどリスク回避の動きが強まった流れを受けて、ソフトバンクG<9984>やソニー<6758>など米国株と連動性の高い大型銘柄を中心に軟調な展開が予想される。米国で長短金利の逆転が進行するとともに、金融株の下落が目立ったため、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、東京海上<8766>など大手金融株も売り優勢となろう。ただ、円高進行が一旦止まっていることからトヨタ<7203>など輸出株の一角に押し目買いが予想されるほか、ZOZO<3092>、資生堂<4911>といった直近の売買代金の厚い銘柄には短期筋の買いが向かう場面もありそうだ。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたNRI<4307>、日機装<6376>、SUBARU<7270>などに注目。 ＜US＞