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野村マイクロ・サイエンスのニュース
日経平均株価
始値 33704.83
高値 33990.28(09:09)
安値 33600.32(13:24)
大引け 33763.18(前日比 +385.76 、 +1.16% )
売買高 16億6160万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆1349億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅続伸で昨年来高値を更新
2.昨年7月高値を上回り33年10ヵ月ぶりの水準に
3.米半導体株人気が波及、同関連株が相場牽引
4.一時600円高から急減速も終盤買い直される
5.値上がり銘柄数が8割占め、売買代金4兆円超
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは前週末比216ドル高と3日続伸した。米長期金利の低下を受け、ハイテク株を中心に買いが優勢となった。
3連休けの東京市場では大きくリスクオンに傾き、日経平均株価は大幅高。終値で昨年7月の高値を上回りバブル崩壊後の最高値を更新した。
9日の東京市場は、朝方からリスク選好の地合いで日経平均は一時600円を超える上昇で3万4000円大台目前まで上値を伸ばす場面があった。前日の米国株市場では長期金利低下を好感する形でハイテク株中心に買われ、NYダウが3日続伸したほか、ナスダック総合株価指数は2%を超える上昇を示すなど上げ足を強めた。また、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3%超の大幅高となり、これを受けて東京市場でも半導体関連を中心に投資資金が流入した。日経平均は買い一巡後は急速に伸び悩んだが、後場後半に買い直され、結局3万3763円で着地。昨年7月3日につけたバブル崩壊後の最高値である3万3753円を約半年ぶりに上回り、33年10ヵ月ぶりに高値を更新した。値上がり銘柄数は全体の8割を占め、売買代金は4兆円を上回る活況商いだった。
個別では、売買代金断トツのレーザーテック<6920>が小幅ながら反発、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>などその他の半導体製造装置関連は大きく買われる展開となった。ソシオネクスト<6526>が堅調、野村マイクロ・サイエンス<6254>も値を飛ばした。キーエンス<6861>、日立製作所<6501>なども上昇した。ファーマフーズ<2929>、リケンNPR<6209>が急騰、ソリトンシステムズ<3040>、オプティム<3694>なども大幅高に買われた。TOWA<6315>も物色人気。
半面、川崎汽船<9107>が利食われたほか、三井住友フィナンシャルグループ<8316>なども冴えない動き。三菱商事<8058>、日本製鉄<5401>も売りに押された。富士通<6702>も軟調。稲畑産業<8098>が大幅安となったほか、ファインデックス<3649>、テラスカイ<3915>などの下げも目立つ。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、SBG <9984>、テルモ <4543>、ダイキン <6367>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約224円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は信越化 <4063>、京セラ <6971>、三菱商 <8058>、アステラス <4503>、ファストリ <9983>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約40円。
東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)その他製品、(2)機械、(3)精密機器、(4)金属製品、(5)情報・通信業。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)鉱業、(3)鉄鋼、(4)石油石炭製品、(5)銀行業。
■個別材料株
△ディーエヌエ <2432> [東証P]
持ち分法適用会社GOが上場準備開始。
△ファーマF <2929> [東証P]
110万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△バイク王 <3377> [東証S]
23年11月期経常利益の上振れ着地を手掛かり視。
△T-BASE <3415> [東証P]
発行済み5.4%の自社株消却と12月既存店2カ月ぶり増収を好感。
△ニューラルG <4056> [東証G]
エッジAIソリューションで活躍期待。
△ナルネット <5870> [東証G]
伊藤忠会長「ビッグモーター買収結論急ぐ」との発言が伝わる。
△リケンNPR <6209> [東証P]
MI2が5.05%保有で思惑働く。
△マネックスG <8698> [東証P]
ビットコインETF承認に思惑高まる。
△ダイセキ <9793> [東証P]
24年2月期業績及び配当予想を上方修正。
△アオキスーパ <9977> [東証S]
MBO発表でTOB価格3800円にサヤ寄せ。
▼アップガレG <7134> [東証S]
直営・FC12月既存店売上高が前年実績下回る。
▼稲畑産 <8098> [東証P]
住友化 <4005> による保有株式売却で需給悪化を警戒。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ファーマF <2929>、(2)リケンNPR <6209>、(3)セレス <3696>、(4)ソリトン <3040>、(5)オプティム <3694>、(6)エンプラス <6961>、(7)東エレデバ <2760>、(8)T-BASE <3415>、(9)ディーエヌエ <2432>、(10)野村マイクロ <6254>。
値下がり率上位10傑は(1)稲畑産 <8098>、(2)ファインデ <3649>、(3)テラスカイ <3915>、(4)北陸電 <9505>、(5)川崎汽 <9107>、(6)JBCCHD <9889>、(7)静ガス <9543>、(8)東洋エンジ <6330>、(9)宮越HD <6620>、(10)ケアネット <2150>。
【大引け】
日経平均は前日比385.76円(1.16%)高の3万3763.18円。TOPIXは前日比19.55(0.82%)高の2413.09。出来高は概算で16億6160万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1315、値下がり銘柄数は311となった。東証グロース250指数は705.64ポイント(11.36ポイント高)。
[2024年1月9日]
株探ニュース
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