776円
Gunosyのニュース
日経平均株価
始値 28554.86
高値 28672.96(09:12)
安値 28309.67(12:37)
大引け 28432.64(前日比 -207.85 、 -0.73% )
売買高 9億8594万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3251億円 (東証1部概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は反落、後場に下げ幅広げ前日の上昇分を帳消しに
2.米株市場ではオミクロン株への警戒感再燃し売りに押される
3.岸田首相の国会での自社株買いに関するコメントで失望売りも
4.FOMCの結果及びパウエルFRB議長の会見待ちの様相に
5.保険株買われる一方、半導体関連の主力株が売られ下げ助長
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比320ドル安と反落した。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による死者が、英国で13日に初めて確認されたことが警戒された。
東京市場では、リスク回避の売りが優勢となり、日経平均株価は反落した。FOMCを前に前日の米国株市場が軟調で、買い気が盛り上がらなかった。
14日の東京市場は、売り優勢で始まり朝方は日経平均が下げ渋る場面もあったが買いは続かず、その後は再び売り直される展開に。後場に入ると一段安に売られた。前日の米国株市場では新型コロナウイルスのオミクロン株に対する警戒感が再燃し、NYダウなど主要株指数が揃って下落、東京市場でもこの地合いを引き継ぎ軟調な推移を強いられた。あすに予定されるFOMCの結果公表とパウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとのニーズも買いを手控えさせた。午後になって、岸田首相が国会で自社株買いを巡りガイドラインの設定を示唆する発言を行ったことが伝わり、自社株買いが抑制されるとの思惑が全体相場の下げを助長した。業種別は保険セクターが買いを集め全体指数を下支えしたが、半導体製造装置の主力株が下落したことで地合いが悪化した。
個別では、売買代金で断トツとなったレーザーテック<6920>が1000円を超える下落となったほか、東京エレクトロン<8035>も値を下げた。リクルートホールディングス<6098>、日立製作所<6501>が軟調、ファーストリテイリング<9983>も下落した。日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>など空運株の下げも目立つ。広済堂ホールディングス<7868>が急落、メドピア<6095>、gumi<3903>なども大きく水準を切り下げた。
半面、トヨタ自動車<7203>が堅調だったほか、三井ハイテック<6966>も上値追い継続。村田製作所<6981>が上昇したほか、東京海上ホールディングス<8766>も買いを集めた。エイチ・アイ・エス<9603>も高い。Hamee<3134>が急騰、シンシア<7782>、トビラシステムズ<4441>、井筒屋<8260>なども値を飛ばした。日本ハウスホールディングス<1873>、モロゾフ<2217>なども物色人気となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433> 、トヨタ <7203> 、アステラス <4503> 、東京海上 <8766> 、第一三共 <4568> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約33円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、エムスリー <2413> 、ダイキン <6367> 、アドテスト <6857> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約143円。
東証33業種のうち上昇は13業種。上昇率の上位5業種は(1)保険業、(2)医薬品、(3)電気・ガス業、(4)輸送用機器、(5)銀行業。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)サービス業、(3)陸運業、(4)鉱業、(5)証券商品先物。
■個別材料株
△シンクレイヤ <1724> [JQ]
第1回新株予約権の大量行使で希薄化懸念一服。
△日本ハウス <1873>
22年10月期は増収増益及び増配の見通し。
△モロゾフ <2217>
1月末を基準日として1株を2株に株式分割へ。
△セキュアヴェ <3042> [JQG]
同社製品における「Log4j」の影響はないと発表。
△Hamee <3134>
8~10月期の営業4割増益を評価。
△ANAP <3189> [JQ]
メタバース関連の中小型株物色が旺盛。
△JSR <4185>
SMBC日興証券が目標株価を5000円に引き上げ。
△ステムリム <4599> [東証M]
レダセムチドが急性期脳梗塞対象の第2相試験で主要評価項目達成。
△シンシア <7782>
記念株主優待を実施へ。
△井筒屋 <8260>
外資経由の空売り急増で買い戻しの思惑。
▼ツクルバ <2978> [東証M]
8~10月期の営業赤字拡大。
▼JAL <9201> 、ANAHD <9202>
オミクロン感染拡大で人流抑制の動き警戒。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)Hamee <3134> 、(2)シンシア <7782> 、(3)井筒屋 <8260> 、(4)トビラシステ <4441> 、(5)Gunosy <6047> 、(6)日本ハウス <1873> 、(7)モロゾフ <2217> 、(8)日進工具 <6157> 、(9)スノーピーク <7816> 、(10)バリューHR <6078> 。
値下がり率上位10傑は(1)広済堂HD <7868> 、(2)メドピア <6095> 、(3)gumi <3903> 、(4)グレイス <6541> 、(5)日シス技術 <4323> 、(6)関西スーパ <9919> 、(7)ジェイリース <7187> 、(8)宮越HD <6620> 、(9)アイスタイル <3660> 、(10)Jディスプレ <6740> 。
【大引け】
日経平均は前日比207.85円(0.73%)安の2万8432.64円。TOPIXは前日比4.32(0.22%)安の1973.81。出来高は概算で9億8594万株。東証1部の値上がり銘柄数は766、値下がり銘柄数は1317となった。日経ジャスダック平均は3881.71円(28.52円安)。
[2021年12月14日]
日経平均株価
始値 28554.86
高値 28672.96(09:12)
安値 28309.67(12:37)
大引け 28432.64(前日比 -207.85 、 -0.73% )
売買高 9億8594万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3251億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、後場に下げ幅広げ前日の上昇分を帳消しに
2.米株市場ではオミクロン株への警戒感再燃し売りに押される
3.岸田首相の国会での自社株買いに関するコメントで失望売りも
4.FOMCの結果及びパウエルFRB議長の会見待ちの様相に
5.保険株買われる一方、半導体関連の主力株が売られ下げ助長
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比320ドル安と反落した。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による死者が、英国で13日に初めて確認されたことが警戒された。
東京市場では、リスク回避の売りが優勢となり、日経平均株価は反落した。FOMCを前に前日の米国株市場が軟調で、買い気が盛り上がらなかった。
14日の東京市場は、売り優勢で始まり朝方は日経平均が下げ渋る場面もあったが買いは続かず、その後は再び売り直される展開に。後場に入ると一段安に売られた。前日の米国株市場では新型コロナウイルスのオミクロン株に対する警戒感が再燃し、NYダウなど主要株指数が揃って下落、東京市場でもこの地合いを引き継ぎ軟調な推移を強いられた。あすに予定されるFOMCの結果公表とパウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとのニーズも買いを手控えさせた。午後になって、岸田首相が国会で自社株買いを巡りガイドラインの設定を示唆する発言を行ったことが伝わり、自社株買いが抑制されるとの思惑が全体相場の下げを助長した。業種別は保険セクターが買いを集め全体指数を下支えしたが、半導体製造装置の主力株が下落したことで地合いが悪化した。
個別では、売買代金で断トツとなったレーザーテック<6920>が1000円を超える下落となったほか、東京エレクトロン<8035>も値を下げた。リクルートホールディングス<6098>、日立製作所<6501>が軟調、ファーストリテイリング<9983>も下落した。日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>など空運株の下げも目立つ。広済堂ホールディングス<7868>が急落、メドピア<6095>、gumi<3903>なども大きく水準を切り下げた。
半面、トヨタ自動車<7203>が堅調だったほか、三井ハイテック<6966>も上値追い継続。村田製作所<6981>が上昇したほか、東京海上ホールディングス<8766>も買いを集めた。エイチ・アイ・エス<9603>も高い。Hamee<3134>が急騰、シンシア<7782>、トビラシステムズ<4441>、井筒屋<8260>なども値を飛ばした。日本ハウスホールディングス<1873>、モロゾフ<2217>なども物色人気となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433> 、トヨタ <7203> 、アステラス <4503> 、東京海上 <8766> 、第一三共 <4568> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約33円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、エムスリー <2413> 、ダイキン <6367> 、アドテスト <6857> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約143円。
東証33業種のうち上昇は13業種。上昇率の上位5業種は(1)保険業、(2)医薬品、(3)電気・ガス業、(4)輸送用機器、(5)銀行業。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)サービス業、(3)陸運業、(4)鉱業、(5)証券商品先物。
■個別材料株
△シンクレイヤ <1724> [JQ]
第1回新株予約権の大量行使で希薄化懸念一服。
△日本ハウス <1873>
22年10月期は増収増益及び増配の見通し。
△モロゾフ <2217>
1月末を基準日として1株を2株に株式分割へ。
△セキュアヴェ <3042> [JQG]
同社製品における「Log4j」の影響はないと発表。
△Hamee <3134>
8~10月期の営業4割増益を評価。
△ANAP <3189> [JQ]
メタバース関連の中小型株物色が旺盛。
△JSR <4185>
SMBC日興証券が目標株価を5000円に引き上げ。
△ステムリム <4599> [東証M]
レダセムチドが急性期脳梗塞対象の第2相試験で主要評価項目達成。
△シンシア <7782>
記念株主優待を実施へ。
△井筒屋 <8260>
外資経由の空売り急増で買い戻しの思惑。
▼ツクルバ <2978> [東証M]
8~10月期の営業赤字拡大。
▼JAL <9201> 、ANAHD <9202>
オミクロン感染拡大で人流抑制の動き警戒。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)Hamee <3134> 、(2)シンシア <7782> 、(3)井筒屋 <8260> 、(4)トビラシステ <4441> 、(5)Gunosy <6047> 、(6)日本ハウス <1873> 、(7)モロゾフ <2217> 、(8)日進工具 <6157> 、(9)スノーピーク <7816> 、(10)バリューHR <6078> 。
値下がり率上位10傑は(1)広済堂HD <7868> 、(2)メドピア <6095> 、(3)gumi <3903> 、(4)グレイス <6541> 、(5)日シス技術 <4323> 、(6)関西スーパ <9919> 、(7)ジェイリース <7187> 、(8)宮越HD <6620> 、(9)アイスタイル <3660> 、(10)Jディスプレ <6740> 。
【大引け】
日経平均は前日比207.85円(0.73%)安の2万8432.64円。TOPIXは前日比4.32(0.22%)安の1973.81。出来高は概算で9億8594万株。東証1部の値上がり銘柄数は766、値下がり銘柄数は1317となった。日経ジャスダック平均は3881.71円(28.52円安)。
[2021年12月14日]
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