374円
新日本電工のニュース
日経平均株価
始値 22606.91
高値 22608.86(09:00)
安値 22272.69(14:32)
大引け 22298.08(前日比 -300.31 、 -1.33% )
売買高 15億0792万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆6162億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は300円安、後場終盤に下げ幅を急速に広げ波乱含み
2.NYダウの下落や、寄り前の4~6月GDP発表を受けた円高が逆風
3.米国との貿易協議(FFR)が10日も継続、交渉難航の思惑も浮上
4.為替市場でトルコリラが急落、これが終盤のリスクオフ加速の背景に
5.業種別では石油除きほぼ全面安、売買代金はオプションSQ絡み増勢
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは74ドル安と続落した。原油先物相場の下落でシェブロンなどエネルギー関連株が売られたほか、米長期金利の低下を受けゴールドマン・サックスなど金融株も安かった。
東京市場では、買い手控えムードの強いなか日経平均株価は軟調な展開で、後場終盤になって一気に下げ幅を広げる展開となった。
10日の東京市場は、リスクオフの流れが強まった。寄り前に発表された4~6月GDPは市場コンセンサスを大きく上回ったが、これがドル円相場で円買いの動きにつながり主力株全般に逆風材料となった。また、米国との新貿易協議(FFR)の結果を見極めたいとの思惑も買い手控え感を助長している。後場終盤になると、FFRが10日も交渉継続となったことで、交渉が難航しているとの見方がネガティブに働いたほか、外国為替市場でトルコリラが一段と急落、これが欧州債務国の金融不安の火種となるのではないかという懸念が売り圧力に反映された。業種別には石油を除きほぼ全面安。日経平均は300円強の下げで2万2300円台を割り込んだ。後場に売買が活発化し、オプションSQ算出も絡み売買代金は増勢となっている。
個別では、任天堂<7974>が売られ、ソフトバンクグループ<9984>、東京エレクトロン<8035>も安い。資生堂<4911>が値を下げ、ソニー<6758>、SUMCO<3436>も売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。第一精工<6640>、トーヨーカネツ<6369>が値幅制限いっぱいに売られ、ヨコオ<6800>、オプトラン<6235>は一時ストップ安、新日本電工<5563>もストップ安寸前に売られた。サニックス<4651>、日本トムソン<6480>なども大幅安。
半面、富士フイルムホールディングス<4901>が高く、昭和シェル石油<5002>、ダイフク<6383>なども上昇した。スズキ<7269>も買い戻し優勢。ハピネット<7552>が値上がり率トップに買われ、ヨータイ<5357>、品川リフラクトリーズ<5351>、河合楽器製作所<7952>はストップ高。ノーリツ鋼機<7744>、宮地エンジニアリンググループ<3431>なども物色人気。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は富士フイルム <4901> 、昭和シェル <5002> 、日揮 <1963> 、電通 <4324> 、スズキ <7269> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約25円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はソフトバンク <9984> 、東エレク <8035> 、ファナック <6954> 、資生堂 <4911> 、京セラ <6971> 。押し下げ効果は約115円。
東証33業種のうち上昇は、石油石炭製品の1業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)ゴム製品、(2)倉庫運輸関連、(3)食料品、(4)電気・ガス業、(5)輸送用機器。一方、下落率の大きかった5業種は(1)鉱業、(2)海運業、(3)不動産業、(4)保険業、(5)情報・通信業。
■個別材料株
△シンクレイヤ <1724> [JQ]
4-6月期(1Q)経常は101倍増益・通期計画を超過。
△コメ兵 <2780> [東証2]
4-6月期(1Q)経常は76%増益で着地。
△モブキャスト <3664> [東証M]
上期経常が赤字縮小で着地・4-6月期も赤字縮小。
△Eストアー <4304> [JQ]
4-6月期(1Q)経常は35%増益で着地、50%自社株を消却。
△品川リフラ <5351>
今期経常最高益予想を15%上乗せ。
△ヨータイ <5357>
今期経常を一転1%増益・最高益に上方修正。
△キョウデン <6881> [東証2]
4-6月期(1Q)経常は67%増益で着地。
△タチエス <7239>
4-6月期(1Q)経常は61%増益で着地。
△ノーリツ鋼機 <7744>
4-6月期(1Q)営業は31%増益・上期計画を超過。
△スノーピーク <7816>
今期経常を2.8倍上方修正。
△河合楽 <7952>
4-6月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地。
▼フォーライフ <3477> [東証M]
今期経常を一転55%減益に下方修正、配当も10円減額。
▼WSCOPE <6619>
今期経常を一転赤字に下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ハピネット <7552> 、(2)ヨータイ <5357> 、(3)品川リフラ <5351> 、(4)ノーリツ鋼機 <7744> 、(5)河合楽 <7952> 、(6)スノーピーク <7816> 、(7)宮地エンジ <3431> 、(8)イーグランド <3294> 、(9)荏原 <6361> 、(10)エフオン <9514> 。
値下がり率上位10傑は(1)WSCOPE <6619> 、(2)第一精工 <6640> 、(3)新日本電工 <5563> 、(4)ヨコオ <6800> 、(5)サニックス <4651> 、(6)トヨカネツ <6369> 、(7)オプトラン <6235> 、(8)東芝機 <6104> 、(9)力の源HD <3561> 、(10)トムソン <6480> 。
【大引け】
日経平均は前日比300.31円(1.33%)安の2万2298.08円。TOPIXは前日比20.00(1.15%)安の1720.16。出来高は概算で15億0792万株。東証1部の値上がり銘柄数は491、値下がり銘柄数は1541となった。日経ジャスダック平均は3745.27円(14.53円安)。
[2018年8月10日]
株探ニュース
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