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住友理工のニュース
20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:27000円を意識した流れのなか、リバウンド狙いの買いの動きは期待しづらい
■マーチャント、23/3上方修正 売上高 35.5億円←27.5億円
■前場の注目材料:アイシン、柔らか部品も組み立て自動化、専用ロボハンドで生産性2.6倍
■27000円を意識した流れのなか、リバウンド狙いの買いの動きは期待しづらい
20日の日本株市場は、やや売り先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。19日の米国市場はNYダウが162ドル安だった。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ継続が景気を冷やすとの景気後退懸念が相場の重荷となったほか、厳しいマクロ環境への警戒から企業業績への懸念も生まれた。長期金利が上昇しハイテク株が売られた一方、原油価格の上昇でエネルギー銘柄には買いが入った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の27170円。円相場は1ドル136円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時27070円まで売られる場面も見られていたこともあり、節目の27000円を意識した流れのなか、リバウンド狙いの買いの動きは期待しづらいところであろう。ただし、日経平均は前日の下落によってボリンジャーバンドの-3σまで調整している。バンドが拡大してくるため、バンドの切り下がりに沿った弱い値動きは警戒されるものの、売られ過ぎが意識されやすい水準でもあるため、ショート筋も仕掛けづらくさせそうだ。
また、昨日は「政府と日銀が結んだ共同声明を改定する方針を固めた」と報じられたことを手掛かりに、日経平均型が弱い動きを見せた一方で、メガバンクなどへの資金流入によって相対的にTOPIX型優位の展開だった。米長期金利が上昇傾向を見せてきていることもあり、TOPIX型への資金流入は引き続き意識されそうである。NT倍率は足もとで低下を見せてきていることもあって、NTショート(日経平均売り・TOPIX買い)によるスプレッド狙いの動きなども入りやすいだろう。
そのほか、日経平均はこう着感の強い動きが想定されるなか、物色は個人主体による中小型株物色が中心となろう。前日にIPOしたトリドリ<9337>の初値は公開価格を82.2%上回る2733円だった。その後2934円まで買われる場面も見られたが、買い一巡後は軟化し、2233円とストップ安で取引を終えた。資金回転が速いため荒い値動きにはなりやすいものの、好スタートを切ったことでセカンダリーへの資金還流も意識されやすく、マイクロ波化学<9227>など流動性の大きい中小型株への物色に向わせた可能性もありそうだ。
■マーチャント、23/3上方修正 売上高 35.5億円←27.5億円
マーチャント<3121>は2023年3月期業績予想の修正を発表。売上高は27.5億円から35.5億円に上方修正した。販売用不動産3物件(千葉県成田市社宅、大阪市中央区マンション、ブルーポートホテル苅田北九州空港)を売却し、売上高に計上した。なお、営業利益、経常利益、親会社に帰属する当期純利益の予想数値については、精査のうえ、修正が必要な場合、速やかに公表する。
■前場の注目材料
・VIX指数は低下(22.42、-0.20)
・1ドル=136.80-90円
・米原油先物は上昇(75.38、+0.92)
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・アイシン<7259>柔らか部品も組み立て自動化、専用ロボハンドで生産性2.6倍
・京セラ<6971>長崎・諫早に新工場、26年操業
・中部電力<9502>メキシコ当局から759億円納付命令、不服申し立て
・ふくおか<8354>台湾金融大手と提携、半導体関連など支援
・伊藤忠<8001>米アップスタート・パワーに出資、次世代型燃料電池開発
・住友理工<5191>ベトナムでゴムホース生産加速、現地法人で開所式
・NEC<6701>ハード戦略再定義、外販見据えた開発軸に
・KDDI<9433>船舶型基地局を増強、弓削商船高専の新造船に新設
・三菱ケミG<4188>植物由来因子で無血清細胞培養
・第一工業製薬<4461>高容量リチウム電池向け接着剤、負極材劣化防ぎ長寿命化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・09:30 豪準備銀行12月理事会議事要旨
・10:15 中・1年物ローンプライムレート(LPR)(現行3.65%) <ST>
■株式見通し:27000円を意識した流れのなか、リバウンド狙いの買いの動きは期待しづらい
■マーチャント、23/3上方修正 売上高 35.5億円←27.5億円
■前場の注目材料:アイシン、柔らか部品も組み立て自動化、専用ロボハンドで生産性2.6倍
■27000円を意識した流れのなか、リバウンド狙いの買いの動きは期待しづらい
20日の日本株市場は、やや売り先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。19日の米国市場はNYダウが162ドル安だった。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ継続が景気を冷やすとの景気後退懸念が相場の重荷となったほか、厳しいマクロ環境への警戒から企業業績への懸念も生まれた。長期金利が上昇しハイテク株が売られた一方、原油価格の上昇でエネルギー銘柄には買いが入った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の27170円。円相場は1ドル136円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時27070円まで売られる場面も見られていたこともあり、節目の27000円を意識した流れのなか、リバウンド狙いの買いの動きは期待しづらいところであろう。ただし、日経平均は前日の下落によってボリンジャーバンドの-3σまで調整している。バンドが拡大してくるため、バンドの切り下がりに沿った弱い値動きは警戒されるものの、売られ過ぎが意識されやすい水準でもあるため、ショート筋も仕掛けづらくさせそうだ。
また、昨日は「政府と日銀が結んだ共同声明を改定する方針を固めた」と報じられたことを手掛かりに、日経平均型が弱い動きを見せた一方で、メガバンクなどへの資金流入によって相対的にTOPIX型優位の展開だった。米長期金利が上昇傾向を見せてきていることもあり、TOPIX型への資金流入は引き続き意識されそうである。NT倍率は足もとで低下を見せてきていることもあって、NTショート(日経平均売り・TOPIX買い)によるスプレッド狙いの動きなども入りやすいだろう。
そのほか、日経平均はこう着感の強い動きが想定されるなか、物色は個人主体による中小型株物色が中心となろう。前日にIPOしたトリドリ<9337>の初値は公開価格を82.2%上回る2733円だった。その後2934円まで買われる場面も見られたが、買い一巡後は軟化し、2233円とストップ安で取引を終えた。資金回転が速いため荒い値動きにはなりやすいものの、好スタートを切ったことでセカンダリーへの資金還流も意識されやすく、マイクロ波化学<9227>など流動性の大きい中小型株への物色に向わせた可能性もありそうだ。
■マーチャント、23/3上方修正 売上高 35.5億円←27.5億円
マーチャント<3121>は2023年3月期業績予想の修正を発表。売上高は27.5億円から35.5億円に上方修正した。販売用不動産3物件(千葉県成田市社宅、大阪市中央区マンション、ブルーポートホテル苅田北九州空港)を売却し、売上高に計上した。なお、営業利益、経常利益、親会社に帰属する当期純利益の予想数値については、精査のうえ、修正が必要な場合、速やかに公表する。
■前場の注目材料
・VIX指数は低下(22.42、-0.20)
・1ドル=136.80-90円
・米原油先物は上昇(75.38、+0.92)
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・アイシン<7259>柔らか部品も組み立て自動化、専用ロボハンドで生産性2.6倍
・京セラ<6971>長崎・諫早に新工場、26年操業
・中部電力<9502>メキシコ当局から759億円納付命令、不服申し立て
・ふくおか<8354>台湾金融大手と提携、半導体関連など支援
・伊藤忠<8001>米アップスタート・パワーに出資、次世代型燃料電池開発
・住友理工<5191>ベトナムでゴムホース生産加速、現地法人で開所式
・NEC<6701>ハード戦略再定義、外販見据えた開発軸に
・KDDI<9433>船舶型基地局を増強、弓削商船高専の新造船に新設
・三菱ケミG<4188>植物由来因子で無血清細胞培養
・第一工業製薬<4461>高容量リチウム電池向け接着剤、負極材劣化防ぎ長寿命化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・09:30 豪準備銀行12月理事会議事要旨
・10:15 中・1年物ローンプライムレート(LPR)(現行3.65%) <ST>
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