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*08:31JST 前場に注目すべき3つのポイント~リスク回避姿勢強まるも、低PBR銘柄など冷静に押し目を拾いたいところ~
14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:リスク回避姿勢強まるも、低PBR銘柄など冷静に押し目を拾いたいところ
■ACCESS、23/1営業損失▲17.07億円、24/1予想 黒字転換 5.0億円
■前場の注目材料:コマツ、中国子会社を再編、生産能力4割減
■リスク回避姿勢強まるも、低PBR銘柄など冷静に押し目を拾いたいところ
14日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める展開になりそうだ。13日の米国市場はNYダウが90ドル安だった。シリコンバレー銀行やシグネチャー銀行の破綻を受け、金融危機への警戒感から売りが先行した。米当局が連鎖的な破綻リスクを軽減するため週末に全預金者を保護する救済策を発表したことに続き、バイデン大統領が国民に向けた演説でシステムや預金の安全性を強調したため警戒感が後退し、売り一巡後は買戻しが優勢となった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを停止するとの思惑も浮上し、長期金利が大幅に低下したことも材料視された。ただし、金融システム不安は拭えず、NYダウは下落に転じた。シカゴ日経225先物は大阪比490円安の27160円。円相場は1ドル133円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。シリコンバレー銀行に続いて、シグネチャー銀行の破綻による金融システム不安から、朝方は下へのバイアスが強まる可能性はありそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時27000円まで売られており、同水準に位置する75日、200日線まで下げた。3月の上昇部分を帳消しにしたことから、いったんは売り一巡感が意識されそうなほか、売り方にとっても買戻しを入れやすい水準だろう。そのため、需給状況は悪化しているものの、押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。
また、予想はされていたが、FRBによる利上げ停止観測が浮上してきたことから、米長期金利は大幅に低下した。相対的に日経平均型優位の展開が意識されやすく、NTロングでのスプレッド狙いの動きは入りやすいだろう。日経平均は75日、200日線が27300円台に位置しているため、この水準に接近する局面においては、押し目狙いを意識しておきたいところ。もっとも、VIX指数は一時30を超える場面も見られるなど、リスク回避姿勢のなかでは積極的なポジションは取りづらく、短期的な値幅取り狙いの動きが中心になりそうだ。
指数に振らされにくい銘柄のほか、期末を意識した配当志向の物色になりそうだ。好業績銘柄においてもインデックスに絡んだ売りからイレギュラー的な下げとなった銘柄もあるため、冷静に押し目を拾いたいところ。そのほか、東証は4月にも、株価が1株あたり純資産の何倍に当たるかを示すPBRが低い企業に対し、改善策などの開示拡充を求めるとみられ、低PBR銘柄への押し目買い意欲は強そうだ。
■ACCESS、23/1営業損失▲17.07億円、24/1予想 黒字転換 5.0億円
ACCESS<4813>が発表した2023年1月期業績は、売上高が前期比32.5%増の130.60億円、営業損益は17.07億円(前期は32.19億円の赤字)だった。24年1月期業績は、売上高が前期比18.7%増の155億円、営業利益は5億円を計画。米子会社IPインフュージョンが、経営破綻したシリコンバレー銀行に預金など2月末時点で1100万ドル(約14億7000万円)あったと発表。米連邦準備理事会(FRB)などが預金の全額保護に関する共同声明を出したことを受け、影響は軽微としている。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(11188.84、+49.95)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・コマツ<6301>中国子会社を再編、生産能力4割減
・日本電産<6594>副社長5人選任、来年4月の新社長候補に
・丸紅<8002>米社と独占販売契約、AI活用の医用画像解析システム展開
・伊藤忠<8001>ほけんの窓口の持ち分比率92%に、意思決定を迅速化
・三菱自<7211>電動化を加速、東南ア・オセアニア収益基盤拡大
・ヤマハ発<7272>米で投資ファンド設立、運用総額1億ドル、運輸・ロボ・AIに照準
・日立造船<7004>容量5倍の全固体リチウム電池開発、5000mA時に向上
・三菱重<7011>昨年のガスタービン受注で世界シェア1位、米社調査
・NTT<9432>6G実証でエリクソンなどと協力拡大
・ADEKA<4401>食品事業を来期黒字転換へ、品目6割に削減
・帝人<3401>燃料電池用ガス拡散層、薄さ半分に、独自技術で実現
・出光興産<5019>韓国に100%子会社、先進マテリアル開発・マーケ強化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし <ST>
■株式見通し:リスク回避姿勢強まるも、低PBR銘柄など冷静に押し目を拾いたいところ
■ACCESS、23/1営業損失▲17.07億円、24/1予想 黒字転換 5.0億円
■前場の注目材料:コマツ、中国子会社を再編、生産能力4割減
■リスク回避姿勢強まるも、低PBR銘柄など冷静に押し目を拾いたいところ
14日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める展開になりそうだ。13日の米国市場はNYダウが90ドル安だった。シリコンバレー銀行やシグネチャー銀行の破綻を受け、金融危機への警戒感から売りが先行した。米当局が連鎖的な破綻リスクを軽減するため週末に全預金者を保護する救済策を発表したことに続き、バイデン大統領が国民に向けた演説でシステムや預金の安全性を強調したため警戒感が後退し、売り一巡後は買戻しが優勢となった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを停止するとの思惑も浮上し、長期金利が大幅に低下したことも材料視された。ただし、金融システム不安は拭えず、NYダウは下落に転じた。シカゴ日経225先物は大阪比490円安の27160円。円相場は1ドル133円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。シリコンバレー銀行に続いて、シグネチャー銀行の破綻による金融システム不安から、朝方は下へのバイアスが強まる可能性はありそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時27000円まで売られており、同水準に位置する75日、200日線まで下げた。3月の上昇部分を帳消しにしたことから、いったんは売り一巡感が意識されそうなほか、売り方にとっても買戻しを入れやすい水準だろう。そのため、需給状況は悪化しているものの、押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。
また、予想はされていたが、FRBによる利上げ停止観測が浮上してきたことから、米長期金利は大幅に低下した。相対的に日経平均型優位の展開が意識されやすく、NTロングでのスプレッド狙いの動きは入りやすいだろう。日経平均は75日、200日線が27300円台に位置しているため、この水準に接近する局面においては、押し目狙いを意識しておきたいところ。もっとも、VIX指数は一時30を超える場面も見られるなど、リスク回避姿勢のなかでは積極的なポジションは取りづらく、短期的な値幅取り狙いの動きが中心になりそうだ。
指数に振らされにくい銘柄のほか、期末を意識した配当志向の物色になりそうだ。好業績銘柄においてもインデックスに絡んだ売りからイレギュラー的な下げとなった銘柄もあるため、冷静に押し目を拾いたいところ。そのほか、東証は4月にも、株価が1株あたり純資産の何倍に当たるかを示すPBRが低い企業に対し、改善策などの開示拡充を求めるとみられ、低PBR銘柄への押し目買い意欲は強そうだ。
■ACCESS、23/1営業損失▲17.07億円、24/1予想 黒字転換 5.0億円
ACCESS<4813>が発表した2023年1月期業績は、売上高が前期比32.5%増の130.60億円、営業損益は17.07億円(前期は32.19億円の赤字)だった。24年1月期業績は、売上高が前期比18.7%増の155億円、営業利益は5億円を計画。米子会社IPインフュージョンが、経営破綻したシリコンバレー銀行に預金など2月末時点で1100万ドル(約14億7000万円)あったと発表。米連邦準備理事会(FRB)などが預金の全額保護に関する共同声明を出したことを受け、影響は軽微としている。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(11188.84、+49.95)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・コマツ<6301>中国子会社を再編、生産能力4割減
・日本電産<6594>副社長5人選任、来年4月の新社長候補に
・丸紅<8002>米社と独占販売契約、AI活用の医用画像解析システム展開
・伊藤忠<8001>ほけんの窓口の持ち分比率92%に、意思決定を迅速化
・三菱自<7211>電動化を加速、東南ア・オセアニア収益基盤拡大
・ヤマハ発<7272>米で投資ファンド設立、運用総額1億ドル、運輸・ロボ・AIに照準
・日立造船<7004>容量5倍の全固体リチウム電池開発、5000mA時に向上
・三菱重<7011>昨年のガスタービン受注で世界シェア1位、米社調査
・NTT<9432>6G実証でエリクソンなどと協力拡大
・ADEKA<4401>食品事業を来期黒字転換へ、品目6割に削減
・帝人<3401>燃料電池用ガス拡散層、薄さ半分に、独自技術で実現
・出光興産<5019>韓国に100%子会社、先進マテリアル開発・マーケ強化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
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・特になし <ST>
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