東京株式（前引け）＝反発、好業績銘柄中心に買われる

　１日前引けの日経平均株価は前日比３４円２３銭高の１万９９５９円４１銭と反発。前場の東証１部の売買高概算は９億８５３３万株、売買代金概算は１兆３０３８億４０００万円。値上がり銘柄数は９４９、対して値下がり銘柄数は９４９、変わらずは１２０銘柄だった。

　きょう前場の東京株式市場は、寄り付きは小幅安で始まったもののその後プラス圏に切り返した。好調な企業の４～６月期決算を背景に好業績銘柄などを中心に買いが流入した。ただ上値も重く、日経平均は一時２万円大台まであと１円に迫ったが届かず、前引け時点で前日終値は上回っているものの伸び悩んでいる。なお、個別銘柄も高安まちまちで、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が９４９で合致する珍しいケースとなった。

　個別ではトヨタ自動車<7203.T>が堅調、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>も買い優勢だった。ファナック<6954.T>が堅調、日東電工<6988.T>が高く、スタートトゥデイ<3092.T>も値を飛ばした。宇徳<9358.T>が一時ストップ高に買われ、日産車体<7222.T>、横河ブリッジホールディングス<5911.T>も物色人気。黒崎播磨<5352.T>も高い。半面、セイコーエプソン<6724.T>が利食われ、ソフトバンクグループ<9984.T>も軟調、東京エレクトロン<8035.T>も値を下げた。協栄産業<6973.T>が大幅安、テクマトリックス<3762.T>、トーセ<4728.T>が急落、ＧＭＯインターネット<9449.T>も売られた。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）