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日本ペイントホールディングスのニュース
【↑】日経平均 大引け| 5連騰、先物主導で買われ史上最高値更新 (8月12日)
日経平均株価
始値 42098.32
高値 42999.71
安値 42083.58
大引け 42718.17(前日比 +897.69 、 +2.15% )
売買高 27億8177万株 (東証プライム概算)
売買代金 6兆8640億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続急騰で5連騰、史上最高値を大幅更新
2.前日の米株安も先物主導のインデックス買いで上げ加速
3.米CPI発表前でも持ち高調整の売り圧力のみ込む強さ
4.半導体関連など買われ、日経平均上昇を後押しする展開
5.外国人の買いなどを背景に4万3000円目前に迫る場面も
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比200ドル安と反落した。米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、ハイテク株を中心に利益確定売りが優勢となった。
3連休明けの東京市場では、日経平均株価が大幅高で上値指向を継続、昨年7月につけた史上最高値を大幅に上回り青空圏に突入した。TOPIXも最高値を更新している。
12日の東京市場は、リスクオン一色に染まった。米関税政策を巡る不透明感は漂うものの、ひと頃よりは懸念が後退していることで、投資意欲の減退にはつながっていない。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が下値を試す展開だったが、東京市場では朝方から先物主導で裁定買いを誘導し水準を切り上げた。海外投資家とみられる積極的な買いが流入したことも、全体指数の押し上げに寄与した。日本時間今晩に発表予定の7月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいというニーズもあったが、終始買い気が弱まることはなかった。日経平均寄与度の高い半導体関連をはじめ値がさ株に買いが集まり上げ足が強まる形に。日経平均は昨年7月の最高値を約1年1ヵ月ぶりに大きく上回り、一時4万3000円台寸前まで上値を伸ばす場面があった。
個別では、売買代金首位となったソフトバンクグループ<9984>が大幅高で上値追いを続けたほか、サンリオ<8136>はストップ高に買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>をはじめメガバンクも高い。アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連も軒並み値を飛ばした。トヨタ自動車<7203>が高く、IHI<7013>も物色人気。ファーストリテイリング<9983>、良品計画<7453>も高い。新電元工業<6844>がストップ高で値上がり率トップ、ゼンショーホールディングス<7550>も急騰した。
半面、任天堂<7974>が冴えず、オリンパス<7733>も売りに押された。日本ペイントホールディングス<4612>、花王<4452>が安く、ニトリホールディングス<9843>も値を下げた。GENOVA<9341>、ブレインパッド<3655>が急落、NIPPON EXPRESS ホールディングス<9147>も大幅安。デジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>も売られた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、アドテスト <6857>、ファストリ <9983>、リクルート <6098>、東エレク <8035>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約576円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はオリンパス <7733>、TOPPAN <7911>、任天堂 <7974>、花王 <4452>、味の素 <2802>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約36円。
東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)銀行業、(3)情報・通信業、(4)証券・商品、(5)非鉄金属。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)石油・石炭、(3)パルプ・紙(4)水産・農林業、(5)陸運業。
■個別材料株
△芦森工 <3526> [東証S]
豊田合 <7282> によるTOB価格4140円にサヤ寄せ。
△パ・システム <3847> [東証S]
太平洋セメ <5233> が1株6850円でTOB実施へ。
△児玉化 <4222> [東証S]
4-6月期売上高は5.2倍化。
△クラスター <4240> [東証G]
上期経常を55%上方修正・14期ぶり最高益、通期も増額。
△浜ゴム <5101> [東証P]
25年12月期業績予想及び配当予想を上方修正。
△AIメカ <6227> [東証S]
26年6月期営業最高益・増配予想。
△桂川電機 <6416> [東証S]
MBO発表でTOB価格960円にサヤ寄せ。
△バッファロー <6676> [東証S]
上限7.86%の自社株買い実施を好感。
△アンビスHD <7071> [東証P]
特別調査委の報告書受領。
△ヨネックス <7906> [東証S]
4-6月営業益が約9割増。
▼リベルタ <4935> [東証S]
上期経常は赤字拡大で下振れ着地。
▼揚羽 <9330> [東証G]
10-6月期(3Q累計)経常が赤字転落で着地・4-6月期は赤字拡大。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)新電元 <6844>、(2)アンビスHD <7071>、(3)ゼンショHD <7550>、(4)不二製油 <2607>、(5)サンリオ <8136>、(6)フォーカス <4662>、(7)ジャスト <4686>、(8)セイコーG <8050>、(9)三井金 <5706>、(10)GMO-FG <4051>。
値下がり率上位10傑は(1)GENOVA <9341>、(2)ブレインP <3655>、(3)NXHD <9147>、(4)artien <4634>、(5)DIT <3916>、(6)パーソルHD <2181>、(7)ミダックHD <6564>、(8)IBJ <6071>、(9)日本ペHD <4612>、(10)TOPPAN <7911>。
【大引け】
日経平均は前日比897.69円(2.15%)高の4万2718.17円。TOPIXは前日比42.16(1.39%)高の3066.37。出来高は概算で27億8177万株。東証プライムの値上がり銘柄数は964、値下がり銘柄数は600となった。東証グロース250指数は778.02ポイント(2.51ポイント安)。
[2025年8月12日]
株探ニュース
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