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14日のマザーズ先物は先週末比1.0pt安の875.0ptと小幅に続落した。なお、高値884.0pt、安値は874.0pt、取引高は788枚。本日のマザーズ先物は、外部環境の好転がありながらも、東証1部市場主導の相場展開に置いていかれる形で先週末に続いての下落となった。前日の米国市場では、トランプ政権が米中貿易交渉での第一段階目の合意署名を控えて、中国の為替操作国の認定解除を計画していることが伝わったことや、イランと米国間での緊張が一服したことも好感され、買いが先行。これを受けて、為替も昨年5月以来となる1ドル=110円台の円安水準での推移となり、電子部品セクターを中心に値がさハイテク主導の商いとなった。こうした中、個人投資家センチメントも改善し、朝方こそは高く始まったものの、東証1部市場、とりわけ日経平均が主導する相場展開のなか、マザーズ市場の中小型株は物色の対象外として蚊帳の外に置かれる格好となった。また、大引け後の決算発表を控えていたSansan<4443>をはじめ、指数寄与度の高い時価総額上位銘柄が軟調となり、マザーズ先物の重しとなった。売買代金上位では、指数インパクトの大きいところでは、サンバイオ<4592>やメルカリ<4385>が下げ、直近IPO銘柄では、AIinside<4488>、JTOWER<4485>、マクアケ<4479>、フリー<4478>などが下落した。なお、大引け後に2020年5月期第2四半期決算を発表したSansanは、累計ベースの営業利益が通期計画の7.24億円に対して、1.09億円での着地となった。
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