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*12:24JST 後場に注目すべき3つのポイント~日銀会合の発表待ちで売買手控え
19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は小幅反発、日銀会合の発表待ちで売買手控え
・ドル・円は急伸、日銀会合受け円売り
・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>
■日経平均は小幅反発、日銀会合の発表待ちで売買手控え
日経平均は小幅反発。前日比40.80円高(+0.12%)の32799.78円(出来高概算6億3300万株)で前場の取引を終えている。
18日のNY市場は上昇。ダウ平均は0.86ドル高(+0.00%)の37306.02ドル、S&P500は、21.37ポイント高(+0.45%)の4740.56ポイント、ナスダックは91.27ポイント高(+0.62%)の14905.19ポイントで取引を終了した。12月住宅市場指数の改善でソフトランディング観測が強まり、寄り付き後、上昇。エネルギーセクターや会員制倉庫型卸売・小売会社のコストコホールセールの上昇も相場を押し上げた。一部、米連邦準備制度理事会(FRB)関係者が市場の早期利下げ観測に懐疑的見方を表明したものの、金利先安感が根強くハイテクが相場を支えたほか、年末にかけたサンタクロースラリーを期待した買いで終日堅調に推移。終盤にかけダウは失速も小幅ながら連日で過去最高値を更新した。
堅調な外部環境を材料に、日経平均は反発でスタートしたが、寄り付き後は、前日終値水準を挟んでのもみ合いとなった。昼過ぎに日本銀行の金融政策決定会合の結果が伝わることから、為替市場含め、様子見ムードの強い地合いとなった。
日経平均採用銘柄では、ナスダック上昇を背景に、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>が上昇し、日経平均を70円ほど押し上げたほか、ファーストリテ<9983>も堅調。一方、USスチール買収を発表した日本製鉄<5401>は、資金負担増加が懸念されて売り優勢となった。また、和歌山の火力発電所の建設中止と報じられた関西電力<9503>も売られた。
セクターでは、保険業、食料品、その他製品、銀行業、パルプ・紙などが上昇した一方、空運業、陸運業、鉄鋼、建設業、倉庫・運輸関連などが下落した。
ランチタイムに、日銀は「大規模緩和の現状維持」を発表した。為替市場では、ドル・円が143円台まで円安ドル高が進行しており、225先物は33000円台を回復している。後場の東京市場は、円高推移で売られていた輸出関連銘柄など大型株を中心に買い優勢の展開となろう。ただ、15時30分から行われる植田和男日銀総裁の記者会見を見極めたいとするムードは引き続き強いことから、買い一巡後の日経平均は上値が重くなると想定する。
■ドル・円は急伸、日銀会合受け円売り
19日午前の東京市場でドル・円は急伸し、142円半ばから143円70銭台まで1円あまり水準を切り上げた。日銀は現行の緩和的金融政策を維持し、政策修正期待は大幅に後退。それを受け円売り優勢の展開となり、ドルなど主要通貨を急激に押し上げた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円25銭から143円77銭、ユーロ・円は155円39銭から157円00銭、ユーロ・ドルは1.0915ドルから1.0927ドル。
■後場のチェック銘柄
・サイエンスアーツ<4412>、インフォネット<4444>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・NZ・11月貿易収支:-12.34億NZドル(10月:-17.30億NZドル←-17.09億NZドル)
【要人発言】
・豪準備銀行(議事要旨)
「インフレは低下し続けたが、依然として高い」
「インフレを目標内に戻すため、必要なことを行う」
「今後引き締めが必要かどうかはデータと見通し、リスク評価」
<国内>
・日銀金融政策決定会合(最終日)
・15:30 植田日銀総裁会見
・12月政府月例経済報告
<海外>
特になし
<CS>
・日経平均は小幅反発、日銀会合の発表待ちで売買手控え
・ドル・円は急伸、日銀会合受け円売り
・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>
■日経平均は小幅反発、日銀会合の発表待ちで売買手控え
日経平均は小幅反発。前日比40.80円高(+0.12%)の32799.78円(出来高概算6億3300万株)で前場の取引を終えている。
18日のNY市場は上昇。ダウ平均は0.86ドル高(+0.00%)の37306.02ドル、S&P500は、21.37ポイント高(+0.45%)の4740.56ポイント、ナスダックは91.27ポイント高(+0.62%)の14905.19ポイントで取引を終了した。12月住宅市場指数の改善でソフトランディング観測が強まり、寄り付き後、上昇。エネルギーセクターや会員制倉庫型卸売・小売会社のコストコホールセールの上昇も相場を押し上げた。一部、米連邦準備制度理事会(FRB)関係者が市場の早期利下げ観測に懐疑的見方を表明したものの、金利先安感が根強くハイテクが相場を支えたほか、年末にかけたサンタクロースラリーを期待した買いで終日堅調に推移。終盤にかけダウは失速も小幅ながら連日で過去最高値を更新した。
堅調な外部環境を材料に、日経平均は反発でスタートしたが、寄り付き後は、前日終値水準を挟んでのもみ合いとなった。昼過ぎに日本銀行の金融政策決定会合の結果が伝わることから、為替市場含め、様子見ムードの強い地合いとなった。
日経平均採用銘柄では、ナスダック上昇を背景に、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>が上昇し、日経平均を70円ほど押し上げたほか、ファーストリテ<9983>も堅調。一方、USスチール買収を発表した日本製鉄<5401>は、資金負担増加が懸念されて売り優勢となった。また、和歌山の火力発電所の建設中止と報じられた関西電力<9503>も売られた。
セクターでは、保険業、食料品、その他製品、銀行業、パルプ・紙などが上昇した一方、空運業、陸運業、鉄鋼、建設業、倉庫・運輸関連などが下落した。
ランチタイムに、日銀は「大規模緩和の現状維持」を発表した。為替市場では、ドル・円が143円台まで円安ドル高が進行しており、225先物は33000円台を回復している。後場の東京市場は、円高推移で売られていた輸出関連銘柄など大型株を中心に買い優勢の展開となろう。ただ、15時30分から行われる植田和男日銀総裁の記者会見を見極めたいとするムードは引き続き強いことから、買い一巡後の日経平均は上値が重くなると想定する。
■ドル・円は急伸、日銀会合受け円売り
19日午前の東京市場でドル・円は急伸し、142円半ばから143円70銭台まで1円あまり水準を切り上げた。日銀は現行の緩和的金融政策を維持し、政策修正期待は大幅に後退。それを受け円売り優勢の展開となり、ドルなど主要通貨を急激に押し上げた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円25銭から143円77銭、ユーロ・円は155円39銭から157円00銭、ユーロ・ドルは1.0915ドルから1.0927ドル。
■後場のチェック銘柄
・サイエンスアーツ<4412>、インフォネット<4444>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・NZ・11月貿易収支:-12.34億NZドル(10月:-17.30億NZドル←-17.09億NZドル)
【要人発言】
・豪準備銀行(議事要旨)
「インフレは低下し続けたが、依然として高い」
「インフレを目標内に戻すため、必要なことを行う」
「今後引き締めが必要かどうかはデータと見通し、リスク評価」
<国内>
・日銀金融政策決定会合(最終日)
・15:30 植田日銀総裁会見
・12月政府月例経済報告
<海外>
特になし
<CS>
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