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四国化成ホールディングスのニュース

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【↑】日経平均 大引け| 続伸、前場軟調も半導体関連の一角に買い戻し (7月30日)

配信元:株探
投稿:2024/07/30 18:35

日経平均株価
始値  38241.35
高値  38531.16(14:57)
安値  38076.70(11:05)
大引け 38525.95(前日比 +57.32 、 +0.15% )

売買高  17億2678万株 (東証プライム概算)
売買代金  4兆1668億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は続伸、前場軟調も後場に流れ変わる
 2.日米の中銀会合前で様子見ムードも押し目買い観測
 3.3万8000円台割り込まず、下値頑強で買い戻し誘発
 4.半導体関連の一角買い戻され、日経平均押し上げる
 5.前場は8割強の銘柄下落、後場は7割上昇と様変わり

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前週末比49ドル安と3日ぶりに反落した。FOMCなど重要日程を控え持ち高調整の売りが優勢となった。

 東京市場では、様子見ムードのなか日経平均株価が安く始まったが、後場に入ると流れが変わり、先物を絡め戻り足に転じ、引け際プラス圏に浮上した。

 前日の米国株市場が様子見ムードで主要株価指数が高安まちまちだったことを受け、本日の東京市場でも前場は買い気が盛り上がらず、前日に800円あまり上昇した反動もあって短期筋の利益確定売りや戻り売りが優勢だった。リスク回避ムードで、日経平均は途中下げ渋ったものの前引けにかけて売り直された。日米の金融政策決定会合を目前に控え、この内容を見極めたいとの思惑が全体相場の上値を押さえている。しかし、下値はフシ目の3万8000円台を維持したことから、後場は一転して半導体関連の一角などこれまで売り込まれた銘柄を中心に買い戻しが利いた。前場はプライム市場の値下がり銘柄数が全体の8割以上を占めたが、大引け時点では、これが大きく入れ替わり値上がり銘柄数が全体の7割を占めた。売買代金は4兆円台に再び乗せている。

 個別では、レーザーテック<6920>東京エレクトロン<8035>が後場高くなったほか、大塚ホールディングス<4578>が活況高、アシックス<7936>も物色人気。ソニーグループ<6758>も堅調。リクルートホールディングス<6098>も値を上げた。九電工<1959>ツガミ<6101>が急騰、パソナグループ<2168>Genky DrugStores<9267>パルグループホールディングス<2726>なども値を飛ばした。北陸電気工事<1930>四国化成ホールディングス<4099>も大幅高。山陽特殊製鋼<5481>も上昇した。
 半面、売買代金トップのディスコ<6146>が下値を模索し、ソシオネクスト<6526>も安い。ルネサスエレクトロニクス<6723>も冴えない。ソフトバンクグループ<9984>が軟調、ファーストリテイリング<9983>も売りに押された。LITALICO<7366>が急落、富士通ゼネラル<6755>も大幅安。さくらインターネット<3778>も大きく値を下げた。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>リクルート <6098>中外薬 <4519>ファナック <6954>TDK <6762>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約105円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>SBG <9984>信越化 <4063>塩野義 <4507>コマツ <6301>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約69円。

 東証33業種のうち上昇は11業種。上昇率の上位5業種は(1)不動産業、(2)海運業、(3)輸送用機器、(4)サービス業、(5)電気機器。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)銀行業、(3)パルプ・紙、(4)繊維製品、(5)金属製品。

■個別材料株

ファンタジス <1783> [東証S]
 中国企業と系統用蓄電所開発事業の業務提携に向け基本合意。
九電工 <1959> [東証P]
 4-6月期最終82%増益。
NESIC <1973> [東証P]
 4-6月期営業利益2.1倍。
パルHD <2726> [東証P]
 第1四半期2ケタ営業増益。
四国化HD <4099> [東証P]
 24年12月期は一転最高益更新見通しで配当予想増額。
SBIリーシ <5834> [東証G]
 4-6月期経常15%増益。
ダイハツデ <6023> [東証S]
 今期経常を一転12%増益に上方修正。
ツガミ <6101> [東証P]
 4-6月期最終利益2.1倍。
トランコム <9058> [東証P]
 上半期計画進捗率54%。
Genky <9267> [東証P]
 今期経常は10%増で3期連続最高益、実質増配へ。

鋳鉄管 <5612> [東証S]
 今期最終減益と減配予想を嫌気。
りたりこ <7366> [東証P]
 第1四半期営業利益は44%減。

 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)九電工 <1959>、(2)ツガミ <6101>、(3)パソナG <2168>、(4)Genky <9267>、(5)パルHD <2726>、(6)トランコム <9058>、(7)北陸電工 <1930>、(8)四国化HD <4099>、(9)ユアテック <1934>、(10)NESIC <1973>
 値下がり率上位10傑は(1)りたりこ <7366>、(2)富士通ゼ <6755>、(3)さくらネット <3778>、(4)日車両 <7102>、(5)積水樹 <4212>、(6)アスクル <2678>、(7)アイモバイル <6535>、(8)楽天銀 <5838>、(9)日本高純度 <4973>、(10)ゼオン <4205>

【大引け】

 日経平均は前日比57.32円(0.15%)高の3万8525.95円。TOPIXは前日比5.22(0.19%)安の2754.45。出来高は概算で17億2678万株。東証プライムの値上がり銘柄数は445、値下がり銘柄数は1163となった。東証グロース250指数は646.37ポイント(8.65ポイント安)。

[2024年7月30日]


株探ニュース
配信元: 株探

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