3,276円
多木化学のニュース
日経平均株価
始値 21440.84
高値 21476.66(09:03)
安値 20971.93(12:40)
大引け 21184.60(前日比 -84.13 、 -0.40% )
売買高 16億9900万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆1857億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、前日の米株高を受け買い優勢で始まるもその後軟化
2.個人の追い証回避の売りがかぶさり、一時2万1000円台を割る場面も
3.米通商摩擦問題を背景とした世界景気減速懸念、目先はアジア株安も嫌気
4.300円近い下落の後切り返し、プラス圏まで浮上も結局マイナス圏着地
5.個人の投げ売りに伴い売買代金は膨らみ、2週間ぶりに3兆円台に乗せる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは401ドル高と4日ぶりに大幅反発した。好決算を発表したマイクロソフトを中心に主力IT関連株が上昇し指数を押し上げた。
東京市場では不安定な動きが続き、日経平均株価は朝高後にマイナス圏に沈み、一時2万1000円を割り込む場面もあった。その後は再び戻り足に転じたが、買いは続かず、前日終値を下回って引けた。
26日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが400ドル高と急反発したものの、リスクを取る動きは限定的だった。朝方は買いが優勢で日経平均は高く始まったものの、上値は重くその後は売りに押された。米中貿易摩擦問題などを中心に世界景気減速懸念が出ていることや、中国株などアジア株の下げも嫌気された。前引け時点でマイナス圏だったが、後場に入ると一段安となり、個人の追い証(追加保証金)を回避する売りが下げを助長して日経平均は一時300円近く下落する場面もあった。後場後半は追い証が一巡したことで、下げ幅を縮小し再びプラス圏に浮上する局面もあったが、大引けにかけて戻り売りに押され、結局続落となった。東証1部の売買代金は3兆円を上回った。3兆円大台乗せは10月12日以来2週間ぶりのこと。
個別では、キヤノン<7751>、リクルートホールディングス<6098>が売られ、安川電機<6506>も下落した。コマツ<6301>も軟調。ソフトバンク・テクノロジー<4726>、島精機製作所<6222>、日本ガス<8174>はストップ安に売り込まれたほか、アイロムグループ<2372>、ネオス<3627>が安く、エムスリー<2413>、カチタス<8919>も下値を探った。新光電気工業<6967>も大きく値を下げた。Ubicomホールディングス<3937>も下落した。
半面、ファーストリテイリング<9983>が高く、トヨタ自動車<7203>も堅調。NTT<9432>も頑強な値動き。アサヒホールディングス<5857>が値幅制限いっぱいに買われ、シーズ・ホールディングス<4924>も急伸。日立ハイテクノロジーズ<8036>も物色人気となった。タカラトミー<7867>が買いを集め、多木化学<4025>、ベリサーブ<3724>も大きく上昇した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、スズキ <7269> 、信越化 <4063> 、アステラス <4503> 、トヨタ <7203> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約65円。うち42円はファストリ1銘柄によるもの。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はソフトバンク <9984> 、リクルート <6098> 、ファナック <6954> 、テルモ <4543> 、キヤノン <7751> 。押し下げ効果は約75円。
東証33業種のうち上昇は14業種。上昇率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)輸送用機器、(3)ゴム製品、(4)陸運業、(5)不動産業。一方、下落率の上位5業種は(1)サービス業、(2)精密機器、(3)その他製品、(4)情報・通信業、(5)電気機器。
■個別材料株
△ピクセル <2743> [JQ]
BLUE BELTとトークン紹介について基本合意。
△ダイワボウ <3107>
上期経常最高益予想を44%上乗せ。
△オイシックス <3182> [東証M]
今期最高益予想を67%上乗せ。
△アサヒHD <5857>
今期配当を46円増額修正、配当利回り6%に上昇。
△カワタ <6292>
19年3月期業績および配当予想を上方修正。
△日本トリム <6788>
今期経常を16%上方修正。
△タカラトミー <7867>
今期経常を一転9%増益・最高益に上方修正。
△日立ハイテク <8036>
上期税引き前が26%増益で上振れ着地。
△京阪神ビル <8818>
記念配当3円と150万株を上限とする自社株買いを実施。
△JBCCHD <9889>
上期経常は一転32%増益で上振れ着地、通期を増額修正。
▼KIHD <6747> [東証2]
今期経常は12%減益へ。
▼日ガス <8174>
今期経常を一転28%減益に下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アサヒHD <5857> 、(2)日本トリム <6788> 、(3)JBCCHD <9889> 、(4)シーズHD <4924> 、(5)大気社 <1979> 、(6)日立ハイテク <8036> 、(7)多木化 <4025> 、(8)ベリサーブ <3724> 、(9)京阪神ビル <8818> 、(10)ワタベ <4696> 。
値下がり率上位10傑は(1)ソフバンテク <4726> 、(2)島精機 <6222> 、(3)日ガス <8174> 、(4)レッグス <4286> 、(5)東京産 <8070> 、(6)アイロムG <2372> 、(7)アイカ <4206> 、(8)日本モゲジS <7192> 、(9)ネオス <3627> 、(10)NCHD <6236> 。
【大引け】
日経平均は前日比84.13円(0.40%)安の2万1184.60円。TOPIXは前日比4.91(0.31%)安の1596.01。出来高は概算で16億9900万株。東証1部の値上がり銘柄数は554、値下がり銘柄数は1502となった。日経ジャスダック平均は3533.35円(57.09円安)。
[2018年10月26日]
株探ニュース
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