2,289円
GMOグローバルサイン・ホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 22807.57
高値 22857.82(09:04)
安値 22643.52(14:35)
大引け 22696.42(前日比 -73.94 、 -0.32% )
売買高 9億9971万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆8023億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、米株安など受けリスク回避の売り
2.日米で新型コロナ感染者数の増加が目立ち市場心理悪化
3.ワクチン開発への期待も経済停滞への警戒感が勝る状況
4.下値を売り込む動きも限定的、終盤買い戻しで下げ渋る
5.全般手控えムードで、売買代金は2兆円下回る閑散商い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比135ドル安と5日ぶりに反落した。新規失業保険申請件数が130万件となり、市場予想ほど減少しなかったことで雇用回復の鈍化を懸念した売りが優勢となった。
東京市場では、前日の米株安などを受け日経平均株価が続落した。国内外で新型コロナウイルスの感染が広がっていることが嫌気されている。
17日の東京市場は、リスク回避の売り優勢となったが、薄商いのなか大きく下値を試すような展開にもならず、下げ幅は結局100円未満にとどまった。米国では新型コロナの感染者数拡大が一段と勢いを増している状況で、経済活動が再び停止することへの懸念が再浮上しているほか、日本国内でも東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数の最多更新が続いており、これがマーケット心理を冷やしている。新型コロナのワクチン開発に対する期待はあるものの、目先は経済への影響を懸念する思惑から買い手控えムードが強い。日経平均は後場終盤にかけて次第安の展開だが、大きく売り込まれることもなく、引け際に買い戻しが入って下げ渋った。東証1部の売買代金は1兆8000億円台と2兆円を下回り今月6日以来の閑散商いとなった。
個別ではファーストリテイリング<9983>が安く、任天堂<7974>も冴えない。SMC<6273>が売られ、キーエンス<6861>、信越化学工業<4063>も軟調。JAL<9201>も売りに押された。GMOクラウド<3788>も値を下げた。ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>が急落、前場ストップ高のダントーホールディングス<5337>も後場値を消し安くなった。RPAホールディングス<6572>、ワイエイシイホールディングス<6298>、グレイステクノロジー<6541>も大幅安。
半面、日本電産<6594>、日立製作所<6501>が堅調、アドバンテスト<6857>も買い優勢。ベイカレント・コンサルティング<6532>が商いを伴い値を飛ばしたほか、日本取引所グループ<8697>も高い。キャンディル<1446>がストップ高に買われ、テラスカイ<3915>、ISID<4812>も物色人気。日本エンタープライズ<4829>も活況高となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519> 、アドテスト <6857> 、エーザイ <4523> 、NTTデータ <9613> 、エムスリー <2413> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約29円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、住友不 <8830> 、ファナック <6954> 、ファミマ <8028> 、日産化 <4021> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約44円。うち28円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は7業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)医薬品、(3)石油石炭製品、(4)その他金融業、(5)情報・通信業。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)不動産業、(3)鉄鋼、(4)海運業、(5)保険業。
■個別材料株
△ビットワンG <2338> [東証2]
ディープラーニングを用いたAI技術関連プロダクトで連携。
△大戸屋HD <2705> [JQ]
「TOBに反対の方針を固めた」との報道。
△物語コーポ <3097>
6月度売上高の減少幅が縮小。
△大阪油化 <4124> [JQ]
20年9月期営業利益予想を上方修正。
△BASE <4477> [東証M]
大和証券が新規アウトパフォームに設定。
△ISID <4812>
ビジネスソリューション計画上回り上期業績は計画上振れ。
△IRジャパン <6035>
JPモルガン証券が新規に買い推奨。
△アライドアキ <6081> [東証M]
ラオックスと提携し中国向け販売パッケージの提供を開始。
△大日光 <6635> [JQ]
中国で車載関連電子基板の開発生産を行う合弁会社設立へ。
△サン電子 <6736> [JQ]
ドコモとスマートグラスを活用した遠隔作業支援サービスを開始。
▼ズーム <6694> [JQ]
今期経常を一転18%減益に下方修正。
▼3DM <7777> [JQG]
扶桑薬 <4538> から独占販売権許諾契約などの解除通知を受領。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ベイカレント <6532> 、(2)キャンディル <1446> 、(3)IRジャパン <6035> 、(4)ISID <4812> 、(5)テラスカイ <3915> 、(6)ナルミヤ <9275> 、(7)PLANT <7646> 、(8)椿本興 <8052> 、(9)アレンザHD <3546> 、(10)日エンター <4829> 。
値下がり率上位10傑は(1)ヨシムラHD <2884> 、(2)ティアック <6803> 、(3)ダントーHD <5337> 、(4)RPA <6572> 、(5)ワイエイシイ <6298> 、(6)グレイス <6541> 、(7)ショーケース <3909> 、(8)エスクリ <2196> 、(9)キャリインデ <6538> 、(10)ガンホー <3765> 。
【大引け】
日経平均は前日比73.94円(0.32%)安の2万2696.42円。TOPIXは前日比5.21(0.33%)安の1573.85。出来高は概算で9億9971万株。東証1部の値上がり銘柄数は827、値下がり銘柄数は1272となった。日経ジャスダック平均は3420.76円(4.91円安)。
[2020年7月17日]
株探ニュース
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