20,365円
霞ヶ関キャピタルのニュース
■ポエック <9264> 1,597円 (+300円、+23.1%) ストップ高
ポエック <9264> [東証S]がストップ高。前週末12日の取引終了後に9-11月期連結決算を発表。売上高が前年同期比40.1%増の20億3200万円、営業利益が同5.4倍の1億6600万円となっており、これを好感した買いが膨らんだ。水産資源の減少や食の安全・安心への意識の高まりに伴う養殖業の拡大を背景に、養殖設備機器(海水用冷却装置)が収益拡大に寄与。舶用エンジンやプラント設備機器の製造受託事業も大型案件を相次ぎ受注し絶好調だった。通期の増収増益見通しに変更はない。
■ケイブ <3760> 1,654円 (+300円、+22.2%) ストップ高
ケイブ <3760> [東証S]がストップ高。スマートフォンゲームなどオンラインゲームの開発及び運営を手掛け、ライブ配信サービスなども展開している。業績は苦戦が続いていたが、前期を境にトップラインが急増し損益も急改善している。前週末12日取引終了後に発表した24年5月期上期(23年6-11月)決算は営業損益が5億6000万円の黒字(前年同期は15億1100万円の赤字)となり、これを受けて上値を見込んだ投資資金が流入した。21年7月から開発を進めていた「東方Project」のIP許諾を受けた新規ゲーム「東方幻想エクリプス」を昨年11月にリリース、立ち上がり絶好調となっている。
■サインポスト <3996> 450円 (+80円、+21.6%) ストップ高
サインポスト <3996> [東証S]がストップ高。前週末12日の取引終了後、24年2月期の連結業績予想について、売上高を29億1400万円から29億2000万円(前期比13.4%増)へ、営業利益を3000万円から6600万円(前期1億1000万円の赤字)へ、最終利益を1700万円から3000万円(同1億3200万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。コンサルティング事業で従業員が増加したことや、既存得意先を中心に受注が堅調に推移し高水準な稼働が続いていることに加えて、人件費や研究開発費をはじめ販管費全般の支出を大幅に抑制してきたことなどが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(3-11月)決算は、売上高21億5600万円(前年同期比12.2%増)、営業利益1500万円(前年同期7900万円の赤字)、最終損益600万円の赤字(同9900万円の赤字)だった。
■アイデミー <5577> 1,704円 (+300円、+21.4%) ストップ高
アイデミー <5577> [東証G]がストップ高。前週末12日の取引終了後に発表した24年5月期第2四半期累計(6-11月)の単体決算は、営業利益が1億9700万円となり、通期の計画に対する進捗率は約71%に上った。業績の上振れを期待した買いが入ったようだ。同社は23年6月にグロース市場に新規上場し、前年同期に四半期財務諸表を作成していないため、決算短信には前年同期と比較した増減率の記載はない。決算説明資料によると、11月中間期の営業利益は前年同期比2.2倍だった。また、売上高は10億5700万円で、前年同期比28.4%増。デジタル変革伴走型支援「Modeloy」など、AI/DXソリューションの売上高が大幅に増加した。
■クックビズ <6558> 1,414円 (+241円、+20.6%) 一時ストップ高
クックビズ <6558> [東証G]が続急騰、一時ストップ高となった。前週末12日の取引終了後、23年11月期の連結決算発表にあわせ、24年11月期の業績予想を開示した。売上高の見通しは前期比25.7%増の33億5000万円、最終利益の予想は同36.0%増の3億6300万円とした。大幅な増収増益計画を評価した買いが集まったようだ。飲食業界向けの求人情報サイトを運営するHR事業では、コロナ禍後の飲食店の業況回復を背景に労働市場の需要が拡大すると想定する。23年11月期は売上高が26億6500万円、最終利益が2億6700万円だった。23年11月期が連結財務諸表の作成初年度となり、決算短信の前期の業績において前の期と比較した増減率の記載はない。
■Fブラザーズ <3454> 1,238円 (+206円、+20.0%)
ファーストブラザーズ <3454> [東証S]が急反騰。前週末12日の取引終了後、24年11月期の年間配当予想を前期比35円増の67円とすると発表。大幅増配計画を示したことが買いを誘う要因となったようだ。同社は配当政策を見直し、従来からの株主資本配当率(DOE)2.0%を目安とする期末配当に加え、直前期の当期純利益が20億円を超過した場合に、超過分の40%相当額を中間配当として還元する新たな方針を導入した。同時に発表した23年11月期の連結決算で、当期純利益が前の期比2.7倍の31億8600万円と大幅な増益となった。24年11月期の当期利益は7億2000万~13億7000万円(前期比57.0~77.4%減)を見込む。
■ジャパニアス <9558> 3,420円 (+500円、+17.1%) ストップ高
ジャパニアス <9558> [東証G]がストップ高。前週末12日の取引終了後、23年11月期の単体決算発表にあわせ、24年11月期の業績予想を開示。今期の最終利益は前期比24.7%増の7億6800万円と過去最高益の更新を見込む。年間配当予想は同18円増配の95円としたこともあって、評価されたようだ。今期の売上高は同19.4%増の118億円を見込む。上期は成長に向けた人材投資を実施。下期以降に利益貢献の効果を想定する。23年11月期の売上高は前の期比18.8%増の98億8500万円、最終利益は同39.3%増の6億1600万円だった。オンサイト型開発支援業務と受託開発業務で売上高を増加させた。
■IGポート <3791> 5,140円 (+705円、+15.9%) ストップ高
IGポート <3791> [東証S]がストップ高。前週末12日の取引終了後、24年5月期の連結業績予想について、営業利益を7億4800万円から8億9100万円(前期比10.1%減)へ、純利益を6億4600万円から10億900万円(同31.7%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を33円から52円へ引き上げたことが好感された。映像制作事業で売上原価の計上が少なくなり、売上高(進捗基準)が想定を下回る見込みとなることから、売上高は106億3800万円から104億4000万円(同6.5%減)へ下方修正した。ただ、出版事業及び版権事業の売上高が計画を上回る見込みであるほか、投資事業組合運用益の計上や、漫画家移籍による補填金の計上などがあり、利益は上方修正した。なお、同時に発表した第2四半期累計(6-11月)決算は、売上高52億2900万円(前年同期比7.0%減)、営業利益5億9800万円(同25.5%増)、純利益5億4700万円(同43.0%増)だった。
■フィルC <3267> 730円 (+100円、+15.9%) ストップ高
フィル・カンパニー <3267> [東証S]がストップ高。駐車場の上部空間を開発し貸店舗などの企画提案を行うというユニークな業態。業績は回復色が鮮明となっている。前週末12日取引終了後に発表した23年11月期の決算は売上高が前の期比36%増、営業利益が同27%増と高水準の伸びを達成したが、続く24年11月期も収益拡大を予想しており、売上高が前期比26%増の75億円、営業利益は同40%増の3億円を見込んでいる。好業績を背景に株主還元も強化し、前期に5円復配を行い今期も5円配を継続する見通しだ。
■マネフォ <3994> 5,196円 (+700円、+15.6%) ストップ高
東証プライムの上昇率2位。マネーフォワード <3994> [東証P]がストップ高。前週末12日の取引終了後に24年11月期連結業績予想を発表。売上高が前期比30.0~38.3%増の395億~420億円、営業損益が前期実績(63億2900万円の赤字)から38億9800万円の赤字~18億9800万円の赤字に改善する見通しを示しており、これを好感した買いが入った。業務効率化クラウドソリューション「マネーフォワード クラウド」を含むBusinessドメイン部門に事業リソースを集中させ、高い売上高成長を維持。加えて、コスト効率化を進め収益性の改善も図る構え。同時に発表した23年11月期決算は、売上高が前の期比41.5%増の303億8000万円、営業損益が前の期実績(84億6900万円の赤字)から赤字幅縮小となる63億2900万円の赤字だった。
■プライムスト <5250> 1,724円 (+233円、+15.6%)
プライム・ストラテジー <5250> [東証S]が続急騰。同社は1月12日大引け後に決算を発表、23年11月期の連結経常利益は前の期比8.9%減の2億6500万円になったが、24年11月期は前期比43.8%増の3億8100万円に拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増収になる。
■ミット <4016> 759円 (+100円、+15.2%) ストップ高
MITホールディングス <4016> [東証S]がストップ高。前週末12日の取引終了後、23年11月期の連結決算発表にあわせ、24年11月期の業績予想を開示した。今期の経常利益は前期比96.3%増の1億8600万円と過去最高益を見込む。年間配当予想は同7円増配の15円を計画しており、これらを好感した買いが入ったようだ。今期の売上高は前期比9.9%増の52億6000万円を予想する。システムインテグレーションサービスでは公共、金融、エネルギーの各分野で引き続き堅調な受注を見込む。DX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションサービスでも、更なる受注拡大と収益力向上を目指す。
■松屋 <8237> 1,107円 (+145円、+15.1%)
東証プライムの上昇率3位。松屋 <8237> [東証P]が3日続急騰。前週末12日の取引終了後、24年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。経常利益の見通しを17億円から23億円(前期比8.8倍)に引き上げており、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高は400億円から410億円(同19.2%増)に見直した。免税売上高が想定を上回って増加したという。3-11月期の売上高は前年同期比21.9%増の301億4300万円、経常損益は20億4700万円の黒字(前年同期は3億7900万円の赤字)となった。また、同社はB4F(東京都渋谷区)から、Eコマースに関する事業を取得することで基本合意したと発表。業績に及ぼす影響については精査中とした。
■サーラ <2734> 832円 (+104円、+14.3%)
東証プライムの上昇率4位。サーラコーポレーション <2734> [東証P]が急反騰。同社は12日取引終了後、24年11月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比20.0%増の73億円としていることや、年間配当計画を前期比1円増配の27円としていることが好感されたようだ。売上高は同5.3%増の2550億円を見込む。主力のエネルギー&ソリューションズでは、電力小売分野の収益力強化や再生可能エネルギー電源の開発、蓄電所への投資など、地域のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを加速するとしている。
■立花エレ <8159> 3,190円 (+296円、+10.2%)
東証プライムの上昇率10位。立花エレテック <8159> [東証P]が急反騰。三菱系のエレクトロニクス商社で電子技術商社として200人を超える技術者を抱えている点がポイント。ルネサスエレクトロニクス <6723> [東証P]の製品取り扱いを主軸に車載系半導体に強く、自動運転分野の進展や電気自動車(EV)シフトの流れが追い風となっている。PER、PBRともに低く、配当利回りも高水準で、 半導体関連の割安株として投資資金の攻勢が本格化している。
■モリト <9837> 1,439円 (+126円、+9.6%)
モリト <9837> [東証P]が急反発。前週末12日の取引終了後に発表した24年11月期連結業績予想で、売上高510億円(前期比5.1%増)、営業利益26億円(同5.5%増)、純利益23億円(同3.7%増)と増収増益を見込み、年間配当予想を前期比3円増の58円としたことが好感された。基軸商品に加えて、機能性、サステナブルやエコにこだわった付加価値商品の販売に注力する一方、不採算事業の整理に加え、新規顧客の獲得、地産地消・現地調達の強化などにより売上総利益率の改善を見込む。なお、23年11月期決算は、売上高485億2900万円(前の期比0.1%増)、営業利益24億6400万円(同16.4%増)、純利益22億1700万円(同32.5%増)だった。同時に26年11月期を最終年度とする中期経営計画について、数値目標を従来の営業利益25億円から30億円へ引き上げており、これも好材料視された。事業再編による利益率の向上や、コロナ禍における機会創出・経費見直しによる筋肉質な利益体制の構築により、従来の数値目標を早期達成する見込みとなったことからアップデートしたとしている。
■レスターHD <3156> 3,140円 (+268円、+9.3%)
レスターホールディングス <3156> [東証P]が急反発。半導体関連の割安株として半導体商社株の人気が本格化している。そのなか、同社は熊本工場でTSMC
■霞ヶ関C <3498> 10,020円 (+740円、+8.0%)
霞ヶ関キャピタル <3498> [東証P]が3日続急伸。同社は1月12日大引け後に決算を発表、24年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比65.1%増の3.9億円に拡大したことで好感されたようだ。通期計画の75億円に対する進捗率は5.2%となり、前年同期の5.8%とほぼ同水準だった。
■萩原電気HD <7467> 5,080円 (+365円、+7.7%)
萩原電気ホールディングス <7467> [東証P]が4日ぶり急反発。昨年12月28日につけた上場来高値5000円を上回り上場来高値更新となった。名古屋など中部地盤の半導体商社で、売り上げの大半を自動車関連で占めている。業界の盟主であるトヨタ自動車 <7203> [東証P]が主導する形で自動運転や 電気自動車(EV)など自動車のエレクトロニクス化が進展しており、つれて同社の活躍余地が広がっている。業績は大幅増収増益基調が続いており、3.7%前後の高配当利回りも魅力となっている。
■ローソン <2651> 7,951円 (+558円、+7.6%)
ローソン <2651> [東証P]が急反発。同社は12日取引終了後、24年2月期通期の連結業績予想と期末配当計画を上方修正したことが好感されたようだ。今期の営業収益予想は従来の1兆800億円から1兆900億円(前期比9.0%増)、事業利益予想は850億円から880億円(同36.8%増)に引き上げた。主力の国内コンビニエンス事業が堅調に推移していることが主な要因だとしている。また、期末配当計画も117円50銭から132円50銭(前期は75円00銭)に上方修正。これにより、中間配当の117円50銭とあわせた年間配当は250円00銭(同150円00銭)となる。
※15日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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