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帝人のニュース
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~過熱感を警戒しつつもハイテク主導の相場展開~
15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■過熱感を警戒しつつもハイテク主導の相場展開
■ゆうちょ銀行、3Q経常利益 6.6%増 3670億円
■前場の注目材料:丸紅、タイヤ再生参入、独社と提携、内外に新工場
■過熱感を警戒しつつもハイテク主導の相場展開
15日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。14日の米国市場は、NYダウが151ドル高、ナスダックは203ポイント高だった。ボストン連銀の前総裁が1月の消費者物価指数(CPI)を受けた市場反応が行き過ぎとの見解を示したほか、イエレン米財務長官やシカゴ連銀のグールズビー総裁が、インフレ2%目標回帰の道筋にあることに変わりはない、と表明したため利下げ期待が再燃し、買い戻しの流れから終日底堅く推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比330円高の38100円、円相場は1ドル150円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場はエヌビディアやアーム・ホールディングスなど半導体株の一角が買われており、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になる可能性がある。また、昨日の日経平均株価は狭いレンジで推移となり、下落ながらもセンチメント悪化にはつながらなかった。押し目買い意欲の強さから下値の堅さが意識されている。
また、日経225先物は、ナイトセッションで38000円を上回って終えた。過熱感は警戒されやすいものの、ボリンジャーバンドの+2σ水準での底堅さが見られており、日経平均株価においても+2σを支持線としたスタンスに向かわせやすく、押し目待ち狙いの買い方においても、エントリータイミングを引き上げざるを得ない需給状況だろう。売り方においても、早めのカバーに向かわせることになりそうだ。
本日もハイテク株への物色が意識されるほか、為替相場が円安基調を継続するなか、輸出関連への資金流入が見込まれる。そのほか、決算が一巡したことから、改めて業績面を手掛かりに見直しの動きも期待されそうである。なお、昨日の引け後に決算を発表したところでは、東京海上<8766>、キリンHD<2503>、クボタ<6326>、すかいらーく<3197>、オープンH<3288>、SUMCO<3436>、レゾナックHD<4004>、THK<6481>、山崎パン<2212>、荏原製<6361>、三井E&S<7003>、コカBJH<2579>などが注目される。
■ゆうちょ銀行、3Q経常利益 6.6%増 3670億円
ゆうちょ銀行<7182>が発表した2024年3月期第3四半期業績は、経常収益が前年同期比24.7%増の1兆9341億8300万円、経常利益は同6.6%増の3670億3300万円だった。2024年3月期業績は、経常利益が前期比3.1%増の4700億円とする計画を据え置いている。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(38424.27、+151.52)
・ナスダック総合指数は上昇(15859.15、+203.55)
・1ドル=150.60-70円
・シカゴ日経先物は上昇(38100、+330)
・SOX指数は上昇(4565.41、+97.23)
・VIX指数は下落(14.38、-1.47)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化観測
・丸紅<8002>タイヤ再生参入、独社と提携、内外に新工場
・キリンHD<2503>社長に南方健志氏、9年ぶり交代、ヘルスサイエンス事業柱に
・住友重機<6302>一般商船の新造船事業から撤退
・リケンNPR<6209>新中計、戦略投資に430億円
・住友商事<8053>米社とSAF開発、木質バイオマス原料、29年商業生産
・メタルアート<5644>新工場完成、電動車用モーターコア量産
・住友重機<6302>新中計、設備投資1900億円、ロボ・半導体など重点
・日精樹脂工業<6293>中国・浙江省の新工場稼働、射出成形機、月産15台
・東京計器<7721>栃木に新工場棟、12月完成、自衛隊向け機器増産
・栗本鐵工所<5602>三協機械買収、再生骨材分野へ事業拡大
・楽天G<4755>前12月期、当期赤字3394億円、携帯通信の設備投資響く
・富士通<6702>「ユーバンス」の中核にPaaS、国内外で展開
・NTT<9432>「IOWN」活用のサービス開発で東急不などと協業検討
・レゾナックHD<4004>石化事業の分社化検討、株式一部保有
・帝人<3401>「再生医療向け拠点」千葉・柏で稼働、製法開発を支援
・出光興産<5019>バイオ樹脂供給網構築、食器・箸など商品化
・東邦アセチレン<4093>産業ガス10%超値上げ、3月出荷分から
・シキボウ<3109>ユニチカトレーディングと繊維事業の連携拡大、25年度に売上高5億円
・大成建設<1801>メタバースで災害時再現、複数人が同時避難体験
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 10-12月期GDP1次速報(前期比年率予想:+1.1%、7-9月期:-2.9%)
<海外>
・09:30 豪・1月失業率(予想:4.0%、12月:3.9%)
・09:30 豪・1月雇用者数増減(予想:+2.50万人、12月:-6.51万人)
・中国休場(春節、17日まで) <ST>
■過熱感を警戒しつつもハイテク主導の相場展開
■ゆうちょ銀行、3Q経常利益 6.6%増 3670億円
■前場の注目材料:丸紅、タイヤ再生参入、独社と提携、内外に新工場
■過熱感を警戒しつつもハイテク主導の相場展開
15日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。14日の米国市場は、NYダウが151ドル高、ナスダックは203ポイント高だった。ボストン連銀の前総裁が1月の消費者物価指数(CPI)を受けた市場反応が行き過ぎとの見解を示したほか、イエレン米財務長官やシカゴ連銀のグールズビー総裁が、インフレ2%目標回帰の道筋にあることに変わりはない、と表明したため利下げ期待が再燃し、買い戻しの流れから終日底堅く推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比330円高の38100円、円相場は1ドル150円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場はエヌビディアやアーム・ホールディングスなど半導体株の一角が買われており、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になる可能性がある。また、昨日の日経平均株価は狭いレンジで推移となり、下落ながらもセンチメント悪化にはつながらなかった。押し目買い意欲の強さから下値の堅さが意識されている。
また、日経225先物は、ナイトセッションで38000円を上回って終えた。過熱感は警戒されやすいものの、ボリンジャーバンドの+2σ水準での底堅さが見られており、日経平均株価においても+2σを支持線としたスタンスに向かわせやすく、押し目待ち狙いの買い方においても、エントリータイミングを引き上げざるを得ない需給状況だろう。売り方においても、早めのカバーに向かわせることになりそうだ。
本日もハイテク株への物色が意識されるほか、為替相場が円安基調を継続するなか、輸出関連への資金流入が見込まれる。そのほか、決算が一巡したことから、改めて業績面を手掛かりに見直しの動きも期待されそうである。なお、昨日の引け後に決算を発表したところでは、東京海上<8766>、キリンHD<2503>、クボタ<6326>、すかいらーく<3197>、オープンH<3288>、SUMCO<3436>、レゾナックHD<4004>、THK<6481>、山崎パン<2212>、荏原製<6361>、三井E&S<7003>、コカBJH<2579>などが注目される。
■ゆうちょ銀行、3Q経常利益 6.6%増 3670億円
ゆうちょ銀行<7182>が発表した2024年3月期第3四半期業績は、経常収益が前年同期比24.7%増の1兆9341億8300万円、経常利益は同6.6%増の3670億3300万円だった。2024年3月期業績は、経常利益が前期比3.1%増の4700億円とする計画を据え置いている。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(38424.27、+151.52)
・ナスダック総合指数は上昇(15859.15、+203.55)
・1ドル=150.60-70円
・シカゴ日経先物は上昇(38100、+330)
・SOX指数は上昇(4565.41、+97.23)
・VIX指数は下落(14.38、-1.47)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化観測
・丸紅<8002>タイヤ再生参入、独社と提携、内外に新工場
・キリンHD<2503>社長に南方健志氏、9年ぶり交代、ヘルスサイエンス事業柱に
・住友重機<6302>一般商船の新造船事業から撤退
・リケンNPR<6209>新中計、戦略投資に430億円
・住友商事<8053>米社とSAF開発、木質バイオマス原料、29年商業生産
・メタルアート<5644>新工場完成、電動車用モーターコア量産
・住友重機<6302>新中計、設備投資1900億円、ロボ・半導体など重点
・日精樹脂工業<6293>中国・浙江省の新工場稼働、射出成形機、月産15台
・東京計器<7721>栃木に新工場棟、12月完成、自衛隊向け機器増産
・栗本鐵工所<5602>三協機械買収、再生骨材分野へ事業拡大
・楽天G<4755>前12月期、当期赤字3394億円、携帯通信の設備投資響く
・富士通<6702>「ユーバンス」の中核にPaaS、国内外で展開
・NTT<9432>「IOWN」活用のサービス開発で東急不などと協業検討
・レゾナックHD<4004>石化事業の分社化検討、株式一部保有
・帝人<3401>「再生医療向け拠点」千葉・柏で稼働、製法開発を支援
・出光興産<5019>バイオ樹脂供給網構築、食器・箸など商品化
・東邦アセチレン<4093>産業ガス10%超値上げ、3月出荷分から
・シキボウ<3109>ユニチカトレーディングと繊維事業の連携拡大、25年度に売上高5億円
・大成建設<1801>メタバースで災害時再現、複数人が同時避難体験
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 10-12月期GDP1次速報(前期比年率予想:+1.1%、7-9月期:-2.9%)
<海外>
・09:30 豪・1月失業率(予想:4.0%、12月:3.9%)
・09:30 豪・1月雇用者数増減(予想:+2.50万人、12月:-6.51万人)
・中国休場(春節、17日まで) <ST>
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