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帝人のニュース
21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:日経平均は28000円を挟んだこう着のなか、冷静に押し目を狙いたいところ
■東京海上、23/3下方修正 経常利益4700億円←6000億円
■前場の注目材料:酒井重、道路ローラー増産、国内主力工場2割強引き上げ
■日経平均は28000円を挟んだこう着のなか、冷静に押し目を狙いたいところ
21日の日本株市場は、引き続き28000円辺りでのこう着感の強い相場展開になりそうだ。18日の米国市場ではNYダウが199ドル高だった。衣料品小売のギャップの決算が予想を上回ったことが好材料視され買い先行で始まった。その後、ボストン連銀のコリンズ総裁のタカ派発言を受けて米長期金利が一段と上昇すると、金利高を警戒した売りに押され下落に転じる場面も見られたが、ディフェンシブ株への買いが継続したほか、来週に感謝祭の連休を控えた買戻しも強まったことでプラスに転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の27965円。円相場は1ドル140円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まろう。ただし、ボストン連銀のコリンズ総裁の発言を受けて、足元で利上げペースの減速を先取して低下傾向を見せていた米長期金利の修正リバウンドが意識されやすく、上値の重荷となりそうである。また、アプライドマテリアルズは一時5%を超える上昇を見せたものの、結局は小幅な上昇にとどまっており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株のリバウンドは限られそうである。年末商戦への期待からファーストリテ<9983>が下支えとして意識されそうだが、全体としてはこう着感の強い相場展開が見込まれよう。
また、今週は日米ともに祝日を挟むことから、週を通じて商いは膨らみづらい。23日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表や米国の感謝祭明け後から本格化する年末商戦の行方などに関心が集まりやすくなるため、これらを見極めたいとする模様眺めムードは強まりやすい。積極的にポジションを傾ける動きは限られることから、リバランス中心の取引に向かいそうだ。
そのため、足元で活発な取引が継続していた中小型株については、全体として利益確定の動きへ向かいやすく、一部の強い銘柄などに短期的な値幅取り狙いの資金が集中することが見込まれる。もっとも、利食いに押される銘柄においても、良好な決算を発表した銘柄への押し目買い意欲は強いとみられる。マザーズ指数は足元で過熱感が意識されていることもあり、いったんは調整を入れておきたい水準であるため、冷静に押し目を狙いたいところであろう。
■東京海上、23/3下方修正 経常利益4700億円←6000億円
東京海上<8766>は2023年3月期業績予想を修正。営業利益を6000億円から4700億円に下方修正した。新型コロナウイルス関連や自然災害関連の保険金の支払いが増えたことが響く。米フロリダ州に上陸した大型ハリケーン「イアン」に関連した保険金もかさむ。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(33745.69、+199.37)
・ナスダック総合指数は上昇(11146.06、+1.10)
・シカゴ日経先物は上昇(27965、大阪比+85)
・1ドル=140.30-40円
・SOX指数は上昇(2724.03、+4.93)
・VIX指数は低下(23.12、-0.81)
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・酒井重<6358>道路ローラー増産、国内主力工場2割強引き上げ
・日立<6501>カナダで地下鉄9500億円共同受注、車両・運行システムなど
・日野自<7205>大型トラックで型式指定再申請、1月の再取得公算大
・NTTデータ<9613>地銀の勘定系をクラウド化、40行に統合提案
・日本電産<6594>メキシコに1000億円投資、EV駆動モジュールの新工場
・島津製作所<7701>日水製薬を完全子会社化、医療機関向け試薬など強化
・楽天グループ<4755>楽天モバ、プラチナバンドへ大きく前進、総務省が再割り当て案
・伊藤忠<8001>UAE社とアルミ脱炭素化で戦略的協業、リサイクル工場参画検討も
・クボタ<6326>宇都宮工場、トラクター生産 “軌道に”、欧・北米向け増産体制
・ダイキン<6367>インドネシアに300億円投資、住宅用エアコンの新工場
・日油<4403>戦略投資を倍増、M&A・研究開発など700億円
・帝人<3401>欧州4社と業務提携、温室ガス削減で知見融合
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.65%) <ST>
■株式見通し:日経平均は28000円を挟んだこう着のなか、冷静に押し目を狙いたいところ
■東京海上、23/3下方修正 経常利益4700億円←6000億円
■前場の注目材料:酒井重、道路ローラー増産、国内主力工場2割強引き上げ
■日経平均は28000円を挟んだこう着のなか、冷静に押し目を狙いたいところ
21日の日本株市場は、引き続き28000円辺りでのこう着感の強い相場展開になりそうだ。18日の米国市場ではNYダウが199ドル高だった。衣料品小売のギャップの決算が予想を上回ったことが好材料視され買い先行で始まった。その後、ボストン連銀のコリンズ総裁のタカ派発言を受けて米長期金利が一段と上昇すると、金利高を警戒した売りに押され下落に転じる場面も見られたが、ディフェンシブ株への買いが継続したほか、来週に感謝祭の連休を控えた買戻しも強まったことでプラスに転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の27965円。円相場は1ドル140円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まろう。ただし、ボストン連銀のコリンズ総裁の発言を受けて、足元で利上げペースの減速を先取して低下傾向を見せていた米長期金利の修正リバウンドが意識されやすく、上値の重荷となりそうである。また、アプライドマテリアルズは一時5%を超える上昇を見せたものの、結局は小幅な上昇にとどまっており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株のリバウンドは限られそうである。年末商戦への期待からファーストリテ<9983>が下支えとして意識されそうだが、全体としてはこう着感の強い相場展開が見込まれよう。
また、今週は日米ともに祝日を挟むことから、週を通じて商いは膨らみづらい。23日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表や米国の感謝祭明け後から本格化する年末商戦の行方などに関心が集まりやすくなるため、これらを見極めたいとする模様眺めムードは強まりやすい。積極的にポジションを傾ける動きは限られることから、リバランス中心の取引に向かいそうだ。
そのため、足元で活発な取引が継続していた中小型株については、全体として利益確定の動きへ向かいやすく、一部の強い銘柄などに短期的な値幅取り狙いの資金が集中することが見込まれる。もっとも、利食いに押される銘柄においても、良好な決算を発表した銘柄への押し目買い意欲は強いとみられる。マザーズ指数は足元で過熱感が意識されていることもあり、いったんは調整を入れておきたい水準であるため、冷静に押し目を狙いたいところであろう。
■東京海上、23/3下方修正 経常利益4700億円←6000億円
東京海上<8766>は2023年3月期業績予想を修正。営業利益を6000億円から4700億円に下方修正した。新型コロナウイルス関連や自然災害関連の保険金の支払いが増えたことが響く。米フロリダ州に上陸した大型ハリケーン「イアン」に関連した保険金もかさむ。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(33745.69、+199.37)
・ナスダック総合指数は上昇(11146.06、+1.10)
・シカゴ日経先物は上昇(27965、大阪比+85)
・1ドル=140.30-40円
・SOX指数は上昇(2724.03、+4.93)
・VIX指数は低下(23.12、-0.81)
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・酒井重<6358>道路ローラー増産、国内主力工場2割強引き上げ
・日立<6501>カナダで地下鉄9500億円共同受注、車両・運行システムなど
・日野自<7205>大型トラックで型式指定再申請、1月の再取得公算大
・NTTデータ<9613>地銀の勘定系をクラウド化、40行に統合提案
・日本電産<6594>メキシコに1000億円投資、EV駆動モジュールの新工場
・島津製作所<7701>日水製薬を完全子会社化、医療機関向け試薬など強化
・楽天グループ<4755>楽天モバ、プラチナバンドへ大きく前進、総務省が再割り当て案
・伊藤忠<8001>UAE社とアルミ脱炭素化で戦略的協業、リサイクル工場参画検討も
・クボタ<6326>宇都宮工場、トラクター生産 “軌道に”、欧・北米向け増産体制
・ダイキン<6367>インドネシアに300億円投資、住宅用エアコンの新工場
・日油<4403>戦略投資を倍増、M&A・研究開発など700億円
・帝人<3401>欧州4社と業務提携、温室ガス削減で知見融合
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.65%) <ST>
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