2,752円
トリドールホールディングスのニュース
■DMP <3652> 2,783円 (+500円、+21.9%) ストップ高
ディジタルメディアプロフェッショナル <3652> [東証G]がストップ高。13日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。売上高の見通しを26億円から29億5000万円(前期比27.0%増)、最終利益の見通しを1億2000万円から2億円(同8.9倍)に引き上げており、好感されたようだ。4-9月期の売上高は前年同期比55.8%増の14億4200万円、最終損益は1億2100万円の黒字(前年同期は9500万円の赤字)となった。スマートパチスロを含むパチスロ市場が活況となり、アミューズメント分野の売上高が大幅に増加した。第3四半期(10-12月)以降も堅調な業績推移を見込み、業績予想に反映した。あわせて同社は、戦略的資本業務提携先でロボット向け画像認識システムの開発や製造などを行うCambrian社に対して追加出資を行うと発表した。払込金額は48万ドルとする。
■大成温調 <1904> 2,916円 (+500円、+20.7%) ストップ高
大成温調 <1904> [東証S]がストップ高。13日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を515億円から571億円(前期比22.9%増)へ、営業利益を16億円から24億円(同38.5%増)へ上方修正して減益予想から一転して増益予想とし、あわせて期末一括配当予想を84円から126円(前期82円)へ引き上げたことが好感された。期初の手持ち工事が豊富にあったことに加えて、ハワイ子会社で大型案件を含む受注が堅調に推移していることが要因。また、国内の受注時利益率の改善に加え、大型物件の原価低減なども寄与する。なお、純利益は12億円(同18.3%減)の従来見通しを据え置いている。同時に発表した第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高275億5300万円(前年同期比40.0%増)、営業利益10億8400万円(同3.9倍)、純利益5億3000万円(同27.0%増)だった。また、24年3月末時点の株主から株主優待制度を拡充するとあわせて発表した。現行制度では300株以上保有する株主を対象に保有株数に応じてクオカードを3000~1万円分贈呈していたが、新制度では1万6000円~6万円分贈呈するとしている。
■日本マイクロ <6871> 3,105円 (+502円、+19.3%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。日本マイクロニクス <6871> [東証P]がストップ高。13日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を364億円から378億円(前期比14.7%減)へ、営業利益を34億円から53億円(同42.6%減)へ、純利益を23億円から37億円(同50.9%減)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を18円から29円(前期59円)へ引き上げたことが好感された。足もとのプローブカード事業において、メモリ半導体市況の回復は遅れているものの、メモリ向けプローブカードはDRAM、特にAIサーバーなどに搭載される高性能メモリの需要伸長により、四半期として過去最高の受注を達成しており、前四半期をボトムとして確実な回復基調にあることが要因。また、プロダクトミックスの変化や販管費の削減なども寄与する。第3四半期累計(1-9月)決算は、売上高255億2200万円(前年同期比15.3%減)、営業利益26億6300万円(同57.7%減)、純利益17億3600万円(同61.0%減)だった。
■タツモ <6266> 3,410円 (+504円、+17.3%) ストップ高
東証プライムの上昇率2位。タツモ <6266> [東証P]がストップ高。13日の取引終了後に1-9月期決算を発表。売上高が前年同期比12.2%増の190億3400万円、営業利益が同74.1%増の24億500万円と好調な着地となっており、これを好感した買いを集めた。パワーデバイス向けの 半導体製造装置の需要が堅調だったほか、ウエハー搬送ロボットなどの出荷が順調で洗浄装置の引き渡しも進んだ。また、表面処理用機器も検収が順調に進んでいることから売り上げを大きく伸ばした。通期の増収増益見通しに変更はない。
■エスケーエレ <6677> 3,350円 (+472円、+16.4%) 一時ストップ高
エスケーエレクトロニクス <6677> [東証S]が急反騰、一時ストップ高となった。13日の取引終了後、23年9月期の連結決算とともに、24年9月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比7.1%増の301億円、最終利益は同3.4%増の35億円を予想する。更に、前期の期末一括配当を直近の予想から18円増額して162円としたうえで、今期の年間配当予想を前期比5円増配の167円に設定した。これらを評価した買いが集まったようだ。フラットパネルディスプレー業界では今後もパネル工場の新設が計画されているとし、パネルメーカーからの高精度、高精細なフォトマスク技術への期待がさらに高まると想定。特に有機ELパネル用のフォトマスク需要は増加すると見込む。23年9月期の売上高は前の期比13.0%増の281億1300万円、最終利益は同1.9%増の33億8400万円だった。
■堀場製 <6856> 9,116円 (+1,088円、+13.6%)
東証プライムの上昇率7位。堀場製作所 <6856> [東証P]が4日続急騰。13日の取引終了後、23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。売上高の見通しを2810億円から2840億円(前期比5.1%増)、経常利益の見通しを410億円から430億円(同8.2%減)に引き上げた。年間配当予想も5円増額して260円(同15円増配)に見直しており、これらを好感した買いが集まったようだ。為替動向を踏まえ、半導体セグメントの収益見通しを引き上げた。1-9月期の売上高は前年同期比8.4%増の2006億7900万円、経常利益は同1.4%減の290億8900万円だった。
■LINK&M <2170> 463円 (+47円、+11.3%)
東証プライムの上昇率8位。リンクアンドモチベーション <2170> [東証P]が続急騰。同社が13日、発行済み株式数(自社株を除く)の3.58%にあたる400万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。買い付け期間は11月14日から24年6月30日まで。
■森六 <4249> 2,719円 (+266円、+10.8%)
東証プライムの上昇率9位。森六ホールディングス <4249> [東証P]が4日続急騰。14日、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。売上高の見通しを1300億円から1480億円(前期比4.2%増)、最終利益の見通しを19億円から26億円(同93.1%増)に引き上げた。同時に、発行済み株式総数の8.8%に相当する150万株を11月22日に消却すると開示したほか、将来的にDOE(自己資本配当率)を3.0%に引き上げる新たな方針も示しており、ポジティブ視されたようだ。4-9月期は自動車生産台数の回復や円安が追い風となったほか、稼働ロスの縮小や製品構成の改善などもあって、業績が計画を上回って着地した。上期の実績と為替レートの前提の見直しを踏まえ、通期の業績予想を見直した。
■パークシャ <3993> 2,773円 (+236円、+9.3%)
PKSHA Technology <3993> [東証S]が3日ぶりに急反発。同社は11月13日大引け後に決算を発表、23年9月期の連結最終利益は前の期比9.1%減の7.6億円になったが、従来予想の6.5億円を上回って着地したことで好感されたようだ。国際会計基準に移行する24年9月期は15億円の見通しとなった。
■ジェイエイシ <2124> 2,559円 (+165円、+6.9%)
ジェイエイシーリクルートメント <2124> [東証P]が6日ぶり急反発。13日の取引終了後、12月31日を基準日として1株を4株に株式分割すると発表するとともに、23年12月期の連結業績予想について、営業利益を77億7000万円から80億5000万円(前期比14.3%増)へ、純利益を54億1700万円から57億5000万円(同14.3%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を85円から90円へ引き上げたことが好感された。米系IT・コンサルティング企業や国内大手IT企業の一部で昨秋以降続いている社員採用抑制が国内人材紹介事業のデジタル部門に影響し、売上高は366億5100万円から346億円(同13.7%増)へ下方修正したが、継続的な業務効率化の推進やコストコントロールにより、営業利益を押し上げるという。同時に発表した第3四半期累計(1-9月)決算は、売上高264億9500万円(前年同期比15.6%増)、営業利益68億2300万円(同13.7%増)、純利益49億2200万円(同15.1%増)だった。
■ウィズメタク <9260> 6,320円 (+380円、+6.4%)
西本Wismettacホールディングス <9260> [東証P]が3日ぶりに急反発。同社は11月13日大引け後に決算を発表、23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比14.6%増の99.4億円に伸びた。併せて、通期の同利益を従来予想の125億円→135億円(前期は107億円)に8.0%上方修正し、増益率が15.9%増→25.2%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことで好感されたようだ。
■コーセー <4922> 10,510円 (+599円、+6.0%)
コーセー <4922> [東証P]が3日ぶり急反発。13日の取引終了後に発表した23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結決算は、売上高が前年同期比9.0%増の2189億6100万円、経常利益が同6.6%減の210億6700万円となった。同業の資生堂 <4911> [東証P]が決算発表を受けて前日に急落したことを受け、コーセーの株価にも下押し圧力が掛かっていたが、コーセーの1-9月期の経常利益は通期の計画(203億円)を上回って着地したとあって、買い戻しを誘う形となったようだ。地域別の売上高はアジアが減少したものの、日本や北米は伸長した。
■トリドール <3397> 3,910円 (+217円、+5.9%)
トリドールホールディングス <3397> [東証P]が4日続急伸。14日午後1時10分ごろ、24年3月期の連結業績予想について、売上高を2120億円から2310億円(前期比22.7%増)へ、営業利益を66億5000万円から100億円(同33.9%増)へ、純利益を26億円から48億円(同25.4%増)へ上方修正したことが好感された。多くの業態の1店舗当たり収益性が想定を上回って推移していることが要因。特に、売上高は丸亀製麺、国内その他、海外事業の全セグメントで上期最高となり、計画を9.2%上回ったとしている。同時に発表した第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高1126億200万円(前年同期比22.4%増)、営業利益79億3800万円(同22.5%増)、純利益45億9800万円(同4.1%増)だった。
■フクシマガリ <6420> 4,955円 (+255円、+5.4%)
フクシマガリレイ <6420> [東証P]が3日ぶり急反発。13日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を1030億4700万円から1078億2400万円(前期比2.7%増)へ、営業利益を100億6600万円から123億1700万円(同7.2%増)へ、純利益を71億1500万円から93億8900万円(同8.5%増)へ上方修正したことが好感された。上期において、店舗の改装や省エネ設備への入れ替えなどスーパーマーケットやドラッグストア向けの冷凍冷蔵ショーケース販売や、スーパーマーケットやホテル、コンビニエンスストア向けの小型パネル冷蔵設備の販売が堅調だったことに加えて、下期も需要が想定よりも堅調に推移すると見込まれることが要因としている。同時に発表した第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高535億3600万円(前年同期比10.5%増)、営業利益66億3400万円(同47.3%増)、純利益53億300万円(同36.5%増)だった。
■ユーグレナ <2931> 791円 (+38円、+5.1%)
ユーグレナ <2931> [東証P]が続急伸。同社は11月13日大引け後に決算を発表、23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は7.9億円の赤字(前年同期は11.4億円の赤字)に赤字幅が縮小したことで好感されたようだ。
■サンマルク <3395> 1,994円 (+94円、+5.0%)
サンマルクホールディングス <3395> [東証P]が大幅反発。13日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を590億円から630億円(前期比8.9%増)へ、営業利益を15億円から20億円(同8.3倍)へ、純利益を5億円から7億円(同68.1%増)へ上方修正したことが好感された。新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に引き下げられたことに伴う経済活動の回復に加え、各業態の既存店売り上げ回復に向けた取り組みが奏功し業績が回復傾向にあることが要因。また、不採算店舗の閉店による固定費負担の減少や原材料費・人件費・電力料などのコストの増加幅を経費コントロールにより抑えていることも寄与するとしている。同時に発表した第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高314億9700万円(前年同期比14.9%増)、営業利益9億4800万円(前年同期4億9500万円の赤字)、純利益5億1800万円(前年同期比32.0%増)だった。
■ラクス <3923> 2,277.5円 (+99円、+4.5%)
ラクス <3923> [東証P]が3日ぶり大幅反発。13日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4-9月)連結決算が、売上高176億6200万円(前年同期比38.7%増)、営業利益17億1800万円(同2.5倍)、純利益12億800万円(同2.9倍)と大幅増益となったことが好感された。営業・マーケティング体制の強化に加えて、インボイス制度開始を契機とした業務効率化ニーズを捉えたことで「楽楽精算」「楽楽明細」の導入社数が大幅に増加し業績を牽引。積極的な成長投資の増加額を吸収して大幅増益を達成した。同時に24年3月期通期業績予想を発表しており、売上高382億9500万円(前期比39.8%増)、営業利益53億9000万円(同3.3倍)、純利益40億100万円(同3.1倍)を見込む。また、期末一括配当予想は2円20銭(前期1円95銭)としている。
■三菱UFJ <8306> 1,284円 (+31円、+2.5%)
三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> [東証P]が4日続伸、三井住友フィナンシャルグループ <8316> [東証P]も3日続伸と メガバンクが戻り足を強めた。14日は引け後に両社の決算発表が予定されており、その内容にマーケットの関心が高まっていたが、これに先立って前日13日に決算を発表したみずほフィナンシャルグループ <8411> [東証P]が、国内顧客部門と市場部門の好調を背景に今期最終利益を従来予想の6100億円から6400億円(前期比15%増)に上方修正、株価も上値追い基調を強めていることから、足もとでそれに追随する動きとなった。日銀の金融政策も来年は遅かれ早かれマイナス金利の解除が予想されており、メガバンクにとって運用環境の改善が期待されることも中期スタンスでの買いを誘導している。
■レーザーテク <6920> 29,680円 (+620円、+2.1%)
レーザーテック <6920> [東証P]が3日ぶりに反発。その他、東京エレクトロン <8035> [東証P]など半導体製造装置関連の大型株は売り買い交錯のなかも強さを発揮した。前日13日の米国株市場ではNYダウは続伸したもののハイテク株には軟調な銘柄も目立ち、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は反落となった。ただ、押し目買いニーズも確認され下値抵抗力も発揮、SOX指数は75日移動平均線を上回る水準で推移している。スマートフォンの販売不振などを背景に半導体市況の低迷が続いているが、既に大底は入れている状況で来年以降の市況回復を見込んだ関連銘柄への買いが日米の株式市場で観測されている。足もと外国為替市場で円安方向に振れていることもあり、半導体関連株も主力どころを中心に底堅さを発揮しやすい地合いとなった。
※14日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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