2,543円
シップヘルスケアホールディングスのニュース
15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:28500円を挟んだこう着のなか、決算を手掛かりとした個別対応に
■ABCマート、1Q営業利益255.7%増 83.05億円、コンセンサスは上回る
■前場の注目材料:富士電機、津軽に8インチライン、パワー半導体3割増産
■28500円を挟んだこう着のなか、決算を手掛かりとした個別対応に
15日の日本株市場は、引き続き28500円辺りでのこう着感の強い相場展開になりそうだ。14日の米国市場ではNYダウが44ドル高と小幅に上昇。6月生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったものの、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の下院金融サービス委員会での証言を控え、金融緩和策を当面維持することが示唆されるとの憶測から買い先行の展開。証言ではインフレリスクに対する時期尚早の対処を警告するなど、ハト派姿勢が確認されたことから堅調な展開となった。ただし、長期金利の低下を受けて金融株が売られたほか、原油相場の下落からエネルギー株がさえない展開となり、上値の重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円安の28515円。円相場は1ドル109円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食い優勢の展開になりそうである。パウエルFRB議長の議会証言については予想通りの内容だったこともあり、サプライズ感はない。ただし、手控え要因が通過したことから、押し目狙いの動きは期待されそうだ。日経平均は25日線に上値を抑えられる一方で、5日線が支持線として意識されている。5日線は28390円辺りに位置しており、28500円辺りでのこう着が続く局面においては、5日線辺りを意識した売り仕掛け的な動きは想定しておきたいところであろう。積極的な参加者が限られており、短期的な先物主導の動きで大きく振れやすい面はあるため、売り一巡後のカバーを狙いたいところだ。
また、決算発表が徐々に増えてきているが、現在のところは好悪まちまちながら、やや上方修正の傾向が目立つ格好だ。積極的な売買が手控えられやすいなか、決算を手掛かりとした日替わり的な物色に向かわせそうである。なお、昨日の大引け後に発表したところでは、日光電<6849>、不二越<6474>、GameWith<6552>、IDOM<7599>、JESCOHD<1434>、PCNET<3021>、関通<9326>、三光合成<7888>などが注目されそうである。
そのほか、足元では東証再編の動きからプライム市場に関したリリースが増えており、材料視されやすいところ。一方で、新型コロナウイルス感染症の拡大が続いており、東京都の1日の新規感染者数が1000人を超えてきている。関連する報道等によっては、ヘッジファンドのアルゴ発動による瞬間的な動きに注意しておきたい。
■ABCマート、1Q営業利益255.7%増 83.05億円、コンセンサスは上回る
ABCマート<2670>は2022年2月期第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比43.6%増の626.25億円、営業利益は同255.7%増の83.05億円だった。通期計画に対する第2四半期営業利益の進捗率は27.3%。コンセンサス(77億円程度)を上回る。昨年と比べて外出する人が増えたことや商業施設への休業要請が抑えられたことが業績改善に寄与した格好。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(34933.23、+44.44)
・VIX指数は低下(16.33、-0.79)
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・富士電機<6504>津軽に8インチライン、パワー半導体3割増産
・ユアサ商事<8074>協働ロボシステム自社展開、低価格で簡単設置
・りそなHD<8308>りそな・NTTデータ・日本IBM、デジタル金融で連携
・日精樹脂<6293>米で製販統合、射出機新会社
・ダイキン<6367>東京にR&D拠点、東大と社会課題解決加速
・東エレデバ<2760>AIシステム開発支援、DC・研究機関向け検証環境提供
・ソフトバンク<9434>6G技術開発強化、テラヘルツ波の利用探る
・ローム<6963>高出力レーザーダイオード、発行幅225マイクロメートル実現
・日立<6501>米IT企業の1兆円買収完了
・ホシデン<6804>英社と提携、空中触角製品を量産化
・シップヘルスケアHD<3360>海外で専門医療提供、バングラデシュの病院拡充
・帝人<3401>女性の健康市場開拓、善玉菌サプリの新ブランド
・アステラス製薬<4503>抗がん剤が米FDAから正規承認
・カネカ<4118>朝日インテックと米国販売で契約、脳動脈瘤塞栓コイル
・三洋化成<4471>三洋化成など、「匂いセンサー」事業化、日本酒造りに活用
・日本化学工業<4092>福島第1工場に試験室、導電材、性能高度化
・帝人<3401>CO2を14年比30%削減、パラ系アラミド生産—出荷
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(16日まで)
<海外>
・10:30 豪・6月失業率(予想:5.1%、5月:5.1%)
・10:30 豪・6月雇用者数増減(予想:+2.0万人、5月:+11.52万人)
・11:00 中・4-6月期GDP(前年比予想:+8.0%、1-3月期:+18.3%)
・11:00 中・6月鉱工業生産(前年比予想:+7.9%、5月:+8.8%)
・11:00 中・6月小売売上高(前年比予想:+10.8%、5月:+12.4%) <ST>
■株式見通し:28500円を挟んだこう着のなか、決算を手掛かりとした個別対応に
■ABCマート、1Q営業利益255.7%増 83.05億円、コンセンサスは上回る
■前場の注目材料:富士電機、津軽に8インチライン、パワー半導体3割増産
■28500円を挟んだこう着のなか、決算を手掛かりとした個別対応に
15日の日本株市場は、引き続き28500円辺りでのこう着感の強い相場展開になりそうだ。14日の米国市場ではNYダウが44ドル高と小幅に上昇。6月生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったものの、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の下院金融サービス委員会での証言を控え、金融緩和策を当面維持することが示唆されるとの憶測から買い先行の展開。証言ではインフレリスクに対する時期尚早の対処を警告するなど、ハト派姿勢が確認されたことから堅調な展開となった。ただし、長期金利の低下を受けて金融株が売られたほか、原油相場の下落からエネルギー株がさえない展開となり、上値の重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円安の28515円。円相場は1ドル109円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食い優勢の展開になりそうである。パウエルFRB議長の議会証言については予想通りの内容だったこともあり、サプライズ感はない。ただし、手控え要因が通過したことから、押し目狙いの動きは期待されそうだ。日経平均は25日線に上値を抑えられる一方で、5日線が支持線として意識されている。5日線は28390円辺りに位置しており、28500円辺りでのこう着が続く局面においては、5日線辺りを意識した売り仕掛け的な動きは想定しておきたいところであろう。積極的な参加者が限られており、短期的な先物主導の動きで大きく振れやすい面はあるため、売り一巡後のカバーを狙いたいところだ。
また、決算発表が徐々に増えてきているが、現在のところは好悪まちまちながら、やや上方修正の傾向が目立つ格好だ。積極的な売買が手控えられやすいなか、決算を手掛かりとした日替わり的な物色に向かわせそうである。なお、昨日の大引け後に発表したところでは、日光電<6849>、不二越<6474>、GameWith<6552>、IDOM<7599>、JESCOHD<1434>、PCNET<3021>、関通<9326>、三光合成<7888>などが注目されそうである。
そのほか、足元では東証再編の動きからプライム市場に関したリリースが増えており、材料視されやすいところ。一方で、新型コロナウイルス感染症の拡大が続いており、東京都の1日の新規感染者数が1000人を超えてきている。関連する報道等によっては、ヘッジファンドのアルゴ発動による瞬間的な動きに注意しておきたい。
■ABCマート、1Q営業利益255.7%増 83.05億円、コンセンサスは上回る
ABCマート<2670>は2022年2月期第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比43.6%増の626.25億円、営業利益は同255.7%増の83.05億円だった。通期計画に対する第2四半期営業利益の進捗率は27.3%。コンセンサス(77億円程度)を上回る。昨年と比べて外出する人が増えたことや商業施設への休業要請が抑えられたことが業績改善に寄与した格好。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(34933.23、+44.44)
・VIX指数は低下(16.33、-0.79)
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・富士電機<6504>津軽に8インチライン、パワー半導体3割増産
・ユアサ商事<8074>協働ロボシステム自社展開、低価格で簡単設置
・りそなHD<8308>りそな・NTTデータ・日本IBM、デジタル金融で連携
・日精樹脂<6293>米で製販統合、射出機新会社
・ダイキン<6367>東京にR&D拠点、東大と社会課題解決加速
・東エレデバ<2760>AIシステム開発支援、DC・研究機関向け検証環境提供
・ソフトバンク<9434>6G技術開発強化、テラヘルツ波の利用探る
・ローム<6963>高出力レーザーダイオード、発行幅225マイクロメートル実現
・日立<6501>米IT企業の1兆円買収完了
・ホシデン<6804>英社と提携、空中触角製品を量産化
・シップヘルスケアHD<3360>海外で専門医療提供、バングラデシュの病院拡充
・帝人<3401>女性の健康市場開拓、善玉菌サプリの新ブランド
・アステラス製薬<4503>抗がん剤が米FDAから正規承認
・カネカ<4118>朝日インテックと米国販売で契約、脳動脈瘤塞栓コイル
・三洋化成<4471>三洋化成など、「匂いセンサー」事業化、日本酒造りに活用
・日本化学工業<4092>福島第1工場に試験室、導電材、性能高度化
・帝人<3401>CO2を14年比30%削減、パラ系アラミド生産—出荷
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(16日まで)
<海外>
・10:30 豪・6月失業率(予想:5.1%、5月:5.1%)
・10:30 豪・6月雇用者数増減(予想:+2.0万人、5月:+11.52万人)
・11:00 中・4-6月期GDP(前年比予想:+8.0%、1-3月期:+18.3%)
・11:00 中・6月鉱工業生産(前年比予想:+7.9%、5月:+8.8%)
・11:00 中・6月小売売上高(前年比予想:+10.8%、5月:+12.4%) <ST>
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