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ユニゾホールディングスのニュース
23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は続伸、パウエル氏講演控え持ち高調整にとどまる
・ドル・円は伸び悩み、米FRB議長の講演に照準
・値上がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位はファーストリテ<9983>
■日経平均は続伸、パウエル氏講演控え持ち高調整にとどまる
日経平均は続伸。44.85円高の20672.86円(出来高概算4億6000万株)で前場の取引を終えている。
22日の米株式市場でNYダウは続伸し、49ドル高となった。新型機の運航再開への期待から航空機のボーイングが大きく買われ、決算が市場予想を上回った小売株なども堅調だった。しかし、IHSマークイットが発表した8月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が節目の50を下回ったうえ、連邦準備制度理事会(FRB)高官から利下げに慎重な姿勢を示す発言が相次ぎ、NYダウはマイナスに転じる場面もあった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は反落した。本日の日経平均も売りが先行し48円安からスタートしたが、寄り付きをこの日の安値に下げ渋り、プラスに切り返した。円相場が弱含みとなったこと、米株価指数先物が時間外取引で上昇したことを支えに、前場には20703.93円(75.92円高)まで上昇する場面があった。東証1部の値上がり銘柄は全体の5割ほど、対して値下がり銘柄は4割強となっている。
個別では、任天堂<7974>やソニー<6758>が堅調で、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、資生堂<4911>は小じっかり。ニトリHD<9843>や西松屋チェ<7545>は堅調な8月度売上高が好感された。一部証券会社のレーティング引き上げが観測されたユニファミマ<8028>、ユニゾHD<3258>の争奪戦から撤退するとの観測が報じられたH.I.S.<9603>は大きく上昇。また、業績修正を発表した長大<9624>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>が小幅に下落し、ZOZO<3092>や村田製<6981>は軟調。太陽誘電<6976>も3%近く下落しており、電子部品株の下げが目立つ。また、このところ値上がりしていた中小型株に利益確定の売りが出て、イーレックス<9517>などが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、鉄鋼、パルプ・紙、証券などが上昇率上位。反面、精密機器、鉱業、情報・通信業などが下落率上位だった。
本日の日経平均は寄り付きを安値にプラスへと切り返し、やはり底堅い印象。ただ、米経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエルFRB議長講演を前に大方の投資家は模様眺めムードで、為替や海外株動向を睨みながらの持ち高調整の売買にとどまっているとみられる。本日ここまでの東証1部売買代金は7800億円ほどで、1日を通じても1兆5000~6000億円程度だろう。円相場は1ドル=106円台後半で下げ渋っており、アジア市場では中国・上海総合指数がやはり小動き。後場の日経平均は小高い水準でこう着感を強めそうだ。個人投資家が取引主体の中小型株は、イベントを控えた週末とあって利益確定売りに押される銘柄が目立つ。
米国ではカンザスシティー連銀のジョージ総裁が7月の利下げは「必要ではなかった」との見解を示し、フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は政策金利について「しばらくは現水準にとどまり状況を見極めるべきだ」などと述べたと伝わっており、追加利下げへの期待がやや後退している。とはいえ市場が9月利下げをほぼ確実視するなか、パウエル氏は難しい舵取りを迫られそうだ。
■ドル・円は伸び悩み、米FRB議長の講演に照準
23日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。日本株の反発などで106円60銭台に浮揚したが、米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を見極めようと買いは手控えられた。
ドル・円は106円半ばを中心とした値動き。安寄りした日経平均株価の反転やNZドル・円などクロス円の上昇を受け、国内勢によるドル買い・円売りで一時106円
60銭台に浮揚した。ただ、上昇一服後は106円50銭付近に失速している。
ランチタイムの日経平均先物はプラス圏を維持しており、日本株高継続を見込んだ円売りがドルをサポート。また、中国株や香港株がプラス圏推移も円売りを支援している。ただ、FRB議長の講演を控え、目先も調整にとどまりそうだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円40銭から106円62銭、ユーロ・円は117円90銭から118円15銭、ユーロ・ドルは1.1073ドルから1.1079ドルで推移した。
■後場のチェック銘柄
・ジョルダン<3710>、長大<9624>がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位はファーストリテ<9983>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・オアNZ準備銀総裁
「直近の大幅利下げにより将来的に追加措置が必要になる可能性が低下」
【経済指標】
・NZ・4-6月期小売売上高:前期比+0.2%(予想:+0.3%、1-3月期:+0.7%)
・日・7月全国消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+0.6%(予想:+0.6%、6月:+0.6%)
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<HH>
・日経平均は続伸、パウエル氏講演控え持ち高調整にとどまる
・ドル・円は伸び悩み、米FRB議長の講演に照準
・値上がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位はファーストリテ<9983>
■日経平均は続伸、パウエル氏講演控え持ち高調整にとどまる
日経平均は続伸。44.85円高の20672.86円(出来高概算4億6000万株)で前場の取引を終えている。
22日の米株式市場でNYダウは続伸し、49ドル高となった。新型機の運航再開への期待から航空機のボーイングが大きく買われ、決算が市場予想を上回った小売株なども堅調だった。しかし、IHSマークイットが発表した8月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が節目の50を下回ったうえ、連邦準備制度理事会(FRB)高官から利下げに慎重な姿勢を示す発言が相次ぎ、NYダウはマイナスに転じる場面もあった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は反落した。本日の日経平均も売りが先行し48円安からスタートしたが、寄り付きをこの日の安値に下げ渋り、プラスに切り返した。円相場が弱含みとなったこと、米株価指数先物が時間外取引で上昇したことを支えに、前場には20703.93円(75.92円高)まで上昇する場面があった。東証1部の値上がり銘柄は全体の5割ほど、対して値下がり銘柄は4割強となっている。
個別では、任天堂<7974>やソニー<6758>が堅調で、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、資生堂<4911>は小じっかり。ニトリHD<9843>や西松屋チェ<7545>は堅調な8月度売上高が好感された。一部証券会社のレーティング引き上げが観測されたユニファミマ<8028>、ユニゾHD<3258>の争奪戦から撤退するとの観測が報じられたH.I.S.<9603>は大きく上昇。また、業績修正を発表した長大<9624>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>が小幅に下落し、ZOZO<3092>や村田製<6981>は軟調。太陽誘電<6976>も3%近く下落しており、電子部品株の下げが目立つ。また、このところ値上がりしていた中小型株に利益確定の売りが出て、イーレックス<9517>などが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、鉄鋼、パルプ・紙、証券などが上昇率上位。反面、精密機器、鉱業、情報・通信業などが下落率上位だった。
本日の日経平均は寄り付きを安値にプラスへと切り返し、やはり底堅い印象。ただ、米経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエルFRB議長講演を前に大方の投資家は模様眺めムードで、為替や海外株動向を睨みながらの持ち高調整の売買にとどまっているとみられる。本日ここまでの東証1部売買代金は7800億円ほどで、1日を通じても1兆5000~6000億円程度だろう。円相場は1ドル=106円台後半で下げ渋っており、アジア市場では中国・上海総合指数がやはり小動き。後場の日経平均は小高い水準でこう着感を強めそうだ。個人投資家が取引主体の中小型株は、イベントを控えた週末とあって利益確定売りに押される銘柄が目立つ。
米国ではカンザスシティー連銀のジョージ総裁が7月の利下げは「必要ではなかった」との見解を示し、フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は政策金利について「しばらくは現水準にとどまり状況を見極めるべきだ」などと述べたと伝わっており、追加利下げへの期待がやや後退している。とはいえ市場が9月利下げをほぼ確実視するなか、パウエル氏は難しい舵取りを迫られそうだ。
■ドル・円は伸び悩み、米FRB議長の講演に照準
23日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。日本株の反発などで106円60銭台に浮揚したが、米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を見極めようと買いは手控えられた。
ドル・円は106円半ばを中心とした値動き。安寄りした日経平均株価の反転やNZドル・円などクロス円の上昇を受け、国内勢によるドル買い・円売りで一時106円
60銭台に浮揚した。ただ、上昇一服後は106円50銭付近に失速している。
ランチタイムの日経平均先物はプラス圏を維持しており、日本株高継続を見込んだ円売りがドルをサポート。また、中国株や香港株がプラス圏推移も円売りを支援している。ただ、FRB議長の講演を控え、目先も調整にとどまりそうだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円40銭から106円62銭、ユーロ・円は117円90銭から118円15銭、ユーロ・ドルは1.1073ドルから1.1079ドルで推移した。
■後場のチェック銘柄
・ジョルダン<3710>、長大<9624>がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位はファーストリテ<9983>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・オアNZ準備銀総裁
「直近の大幅利下げにより将来的に追加措置が必要になる可能性が低下」
【経済指標】
・NZ・4-6月期小売売上高:前期比+0.2%(予想:+0.3%、1-3月期:+0.7%)
・日・7月全国消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+0.6%(予想:+0.6%、6月:+0.6%)
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<HH>
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