日経平均21日前引け＝4日続落、983円安の2万7980円

　21日前引けの日経平均株価は4日続落。前週末比983.21円（-3.39％）安の2万7980.87円で前場の取引を終了した。東証1部の値上がり銘柄数は166、値下がりは1984、変わらずは42と、値下がり銘柄の割合が90％を超える全面安商状だった。

　日経平均構成銘柄の値上がりは3銘柄にとどまり、220銘柄が下落。マイナス寄与度トップはファストリ <9983>で、1銘柄で日経平均を118.48円押し下げ。以下、東エレク <8035>が71.66円、ＳＢＧ <9984>が63.96円、ファナック <6954>が51.32円、信越化 <4063>が38.53円と並んだ。

　プラス寄与トップは日清紡ＨＤ <3105>で、日経平均を0.25円押し上げ。クボタ <6326>が0.11円、川崎汽 <9107>が0.05円で続いた。

　業種別では33業種すべてが値下がり。下落率1位はゴム製品で、以下、保険、化学、輸送用機器、卸売、不動産が並んだ。

株探ニュース