日経平均は11円安でスタート、前日終値を挟んでもみ合う展開に

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;21750.29;-11.36TOPIX;1616.50;-3.64

[寄り付き概況]

9日の日経平均は前日比11.36円安の21750.29円と続落で取引を開始した。米国株式相場はまちまち。シカゴ日経225先物は大阪比20円高の21790円。円相場は1ドル111円40銭台とやや円高に振れて推移。この流れから、利益確定の売りが入り、日経平均は小幅ながら続落で寄り付いた。その後は、下げ幅を拡げた後、一時プラスに転換する場面もみられ、前日
終値を挟んでこう着感のある展開となっている。

業種別では、電気・ガス業、医薬品、建設業、陸運業、空運業、その他金融業、食料品などがマイナスで推移。一方、石油・石炭製品、電気機器、鉱業、その他製品、機械などがプラスで推移している。売買代金上位では、ZOZO<3092>、エーザイ<4523>、7＆iHD<3382>、三菱商事<8058>などがマイナスで推移。一方、ヘッジファンドの米サード・ポイントによる株式取得が伝えられたソニー<6758>の上昇が目立つほか、信越化<4063>、任天堂<7974>、ファナック<6954>、JXTGホールディングス<5020>などがプラスで推移している。
＜US＞