ETF売買動向＝23日前引け、ｉＦＥ科創板、ＷＴアグリが新高値

　23日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比8.4％減の1442億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同7.4％減の1266億円だった。

　個別ではＵＢＳ　スイス株 <1391> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　中国科創板　５０（ＳＴＡＲ５０） <2628> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　とうもろこし上場投資信託 <1696> など6銘柄が新高値。ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.84％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が3.25％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が204円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金507億3900万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均651億4200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が305億9300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が136億700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が96億5500万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が73億2500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が60億6100万円の売買代金となった。

株探ニュース