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「バイオテクノロジー関連」が4位、再生医療を支えるiPS細胞に再脚光<注目テーマ>
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1 5G
2 脱プラスチック
3 人工知能
4 バイオテクノロジー関連
5 半導体
6 キャッシュレス決済
7 バイオマスプラスチック
8 日経中国関連株50
9 仮想通貨
10 全固体電池
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「バイオテクノロジー関連」が4位にランキングされている。
次世代技術と銘打たれるものは人工知能(AI)などを筆頭にIT系分野がイメージされやすい。しかし、当然ながら次世代技術の領域はそれに限ったものではない。人間の生命を守る観点からバイオテクノロジー分野に対するマーケットの視線も熱い。
そのなかでも再生医療はヘルスケアの新たな可能性を秘める分野としてスポットライトを浴びており、山中伸弥京都大学教授のノーベル生理学・医学賞受賞で沸いたiPS細胞を軸に、大手製薬メーカーやバイオベンチャーなど関連企業の取り組みが加速している。iPS細胞とは人間の皮膚などの体細胞に、複数の因子を導入して培養する人工の多能性幹細胞のこと。さまざまな組織や臓器の細胞に分化する能力に加え、無限的な増殖能力を有する細胞に変化させることで、次世代医療を支える中核技術となり得る。
関連有力企業としては、医薬品大手の武田薬品工業<4502.T>や大日本住友製薬<4506.T>のほか、再生医療を成長戦略分野に位置付ける富士フイルムホールディングス<4901.T>も市場の注目度が高い。1日に富士フイルムは、同社の子会社が米ベンチャーキャピタルと新会社を設立し、他家由来(患者以外の第三者)のiPS細胞を使ったがん免疫療法の開発を始めることを発表、これが同社株やiPS関連に位置付けられるバイオテクノロジー関連銘柄の株価を強く刺激する格好となった。
きょうは、信州大学とiPS細胞由来心筋細胞移植治療法などの研究を共同で行っているイナリサーチ<2176.T>が一時16%高と値を飛ばす急騰を演じたほか、遺伝子組み換え技術に強みを持つJCRファーマ<4552.T>や新薬開発支援で基礎研究から臨床試験まで幅広く対応する新日本科学<2395.T>なども上値を追った。このほか、アイロムグループ<2372.T>やタカラバイオ<4974.T>、免疫生物研究所<4570.T>、ヘリオス<4593.T>、ブライトパス・バイオ<4594.T>などもマークしておきたい。
出所:minkabuPRESS
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