3,456円
明治ホールディングスのニュース
日経平均は続伸。87.74円高の22750.48円(出来高概算7億株)で前場の取引を終えている。
7日の米国市場でNYダウは126ドル高と3日続伸し、約5ヶ月ぶりの高値を付けた。アジア・欧州株がほぼ全面高となり、米国株も買いが先行した。ただ、米通商代表部(USTR)
が7日、中国に対する制裁関税の第2弾を23日に発動すると発表し、米中貿易摩擦の激化に対する懸念が重しとなって本日の日経平均は3円高からスタートした。寄り付き後はソフトバンクG<9984>が前日に続き買われたほか、好決算を発表したダイキン<6367>やニコン<7731>も押し上げ役となり、日経平均は上げ幅を拡大する展開となった。動向が注目される中国株も比較的底堅い動きを見せ、日経平均は前場中ごろを過ぎると一時22768.27円(105.53円高)まで上昇した。
個別では、前述のソフトバンクGが売買代金トップで4%近い上昇となったほか、ダイキンやキーエンス<6861>、NTT<9432>などが堅調だった。ダイキンの第1四半期決算は市場予想並みながら好調な出足だった。NTTは堅調な第1四半期決算やグループ再編が好感された。第1四半期が市場予想を大きく上回る増益となり、通期予想も上方修正したニコンは8%超高。また、タカラトミー<7867>はストップ高を付け、東証1部上昇率トップとなった。一方、任天堂<7974>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、スズキ<7269>などがさえない。東海カーボ<5301>やキリンHD<2503>は決算を受けて下げが目立ち、上期の営業利益見通しを下方修正した明治HD<2269>は10%安と急落した。セクターでは、海運業、情報・通信業、パルプ・紙などが上昇率上位。半面、食料品、ゴム製品、繊維製品などが下落率上位だった。
USTRが対中追加関税の発動を公表して動向が警戒された中国株は落ち着きを見せており、後場の日経平均もしっかりとした展開が続きそうだ。ただ、日足チャートで見ると狭いレンジでこう着感を強めており、今月1日の高値(22775.47円)に迫る場面では売りも出やすいと考えられる。かねて指摘しているとおり、明日9日には日米新貿易協議(FFR)の初会合が予定されており、米トランプ政権が追加関税を検討している自動車・自動車部品などでは警戒感が強まりそうだ。日経平均をけん引するソフトバンクGも昨年10月高値(1
0550円)に迫り、目先は上げ一服となる可能性がある。
新興市場ではマザーズ指数が続伸し、比較的強い動きを見せている。週後半にはミクシィ<2121>などの主力株が決算発表を予定しており、その前に買い戻しの動きが広がっているものと考えられる。ただ、これら主力株の決算は全般にポジティブサプライズに乏しいとみられ、再評価機運が高まるかどうかは慎重に見極めたい。
(小林大純)
<AK>
7日の米国市場でNYダウは126ドル高と3日続伸し、約5ヶ月ぶりの高値を付けた。アジア・欧州株がほぼ全面高となり、米国株も買いが先行した。ただ、米通商代表部(USTR)
が7日、中国に対する制裁関税の第2弾を23日に発動すると発表し、米中貿易摩擦の激化に対する懸念が重しとなって本日の日経平均は3円高からスタートした。寄り付き後はソフトバンクG<9984>が前日に続き買われたほか、好決算を発表したダイキン<6367>やニコン<7731>も押し上げ役となり、日経平均は上げ幅を拡大する展開となった。動向が注目される中国株も比較的底堅い動きを見せ、日経平均は前場中ごろを過ぎると一時22768.27円(105.53円高)まで上昇した。
個別では、前述のソフトバンクGが売買代金トップで4%近い上昇となったほか、ダイキンやキーエンス<6861>、NTT<9432>などが堅調だった。ダイキンの第1四半期決算は市場予想並みながら好調な出足だった。NTTは堅調な第1四半期決算やグループ再編が好感された。第1四半期が市場予想を大きく上回る増益となり、通期予想も上方修正したニコンは8%超高。また、タカラトミー<7867>はストップ高を付け、東証1部上昇率トップとなった。一方、任天堂<7974>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、スズキ<7269>などがさえない。東海カーボ<5301>やキリンHD<2503>は決算を受けて下げが目立ち、上期の営業利益見通しを下方修正した明治HD<2269>は10%安と急落した。セクターでは、海運業、情報・通信業、パルプ・紙などが上昇率上位。半面、食料品、ゴム製品、繊維製品などが下落率上位だった。
USTRが対中追加関税の発動を公表して動向が警戒された中国株は落ち着きを見せており、後場の日経平均もしっかりとした展開が続きそうだ。ただ、日足チャートで見ると狭いレンジでこう着感を強めており、今月1日の高値(22775.47円)に迫る場面では売りも出やすいと考えられる。かねて指摘しているとおり、明日9日には日米新貿易協議(FFR)の初会合が予定されており、米トランプ政権が追加関税を検討している自動車・自動車部品などでは警戒感が強まりそうだ。日経平均をけん引するソフトバンクGも昨年10月高値(1
0550円)に迫り、目先は上げ一服となる可能性がある。
新興市場ではマザーズ指数が続伸し、比較的強い動きを見せている。週後半にはミクシィ<2121>などの主力株が決算発表を予定しており、その前に買い戻しの動きが広がっているものと考えられる。ただ、これら主力株の決算は全般にポジティブサプライズに乏しいとみられ、再評価機運が高まるかどうかは慎重に見極めたい。
(小林大純)
<AK>
この銘柄の最新ニュース
明治HDのニュース一覧- <01月23日の昨年来安値更新銘柄> 01月24日 2025/01/24
- 冬季限定の食感が豊かなアイス「明治 エッセル スーパーカップ 大人ラベル」が今年も登場!1月27日(月)に大人気の「とことんショコラ」、2月10日(月)にシリーズ初のフレーバー「はなやか紅茶」が発売 2025/01/20
- <01月17日の昨年来安値更新銘柄> 01月18日 2025/01/18
- <01月16日の昨年来安値更新銘柄> 01月17日 2025/01/17
- [PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇90銘柄・下落84銘柄(東証終値比) 2025/01/16
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
明治ホールディングスの取引履歴を振り返りませんか?
明治ホールディングスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。