ETF売買動向＝10日前引け、野村マレシアが新高値

　10日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比37.3％減の906億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同41.0％減の768億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ブルサ・マレーシア <1560> が新高値。グローバルＸ　ロジスティクス・Ｊ－ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2565> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> が4.55％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.44％高、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> が3.21％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　大豆上場投資信託 <1697> が3.19％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は4.47％安、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> は3.53％安、ＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮ設備・人材積極投資企業２００ <1485> は3.37％安、ＭＡＸＩＳトピックス（除く金融）上場投信 <2523> は3.30％安、マザーズ・コア上場投信 <1563> は3.14％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が88円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金586億4800万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均856億9200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が63億3300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が39億3800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が18億3900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が16億6600万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が12億3800万円の売買代金となった。

株探ニュース