ETF売買動向＝23日大引け、全銘柄の合計売買代金6428億円

　23日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前営業日比11.7％減の6428億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同10.6％減の5744億円だった。

　個別ではｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> が新高値。ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2513> 、ＮＥＸＴダウ・ジョーンズ工業株３０種 <1546> 、ＮＥＸＴ　不動産 <1633> 、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> 、ＮＺＡＭ　上場投信　ＪＰＸ日経４００ <2526> など46銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではダイワ上場投信－東証ＲＥＩＴ指数 <1488> が22.28％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が17.86％高、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート上場投信 <1597> が16.98％高、東証ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2555> が16.30％高、ＮＺＡＭ　ＲＥＩＴ指数 <1595> が16.03％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は16.59％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は16.43％安、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> は10.87％安、ＵＢＳ　ユーロ圏株 <1387> は9.81％安、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　国内金先物 <1683> は8.82％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が334円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2535億1200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均3670億1800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が2284億1800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が222億8100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が209億1300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が193億8400万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が98億4500万円の売買代金となった。

株探ニュース