ETF売買動向＝13日前引け、Ｊ４百ベア２、大和日経Ｄイが新高値

　13日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比14.1％減の5065億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同13.5％減の4616億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　インドベア <2047> 、ダイワ４００インバースインデックス <1465> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ダイワ上場投信－日経平均インバース・インデックス <1456> 、ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> など21銘柄が新高値。ＭＡＸＩＳ　Ｊリート・コア上場投信 <2517> 、ＮＥＸＴ　ＲＥＩＴ <1343> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2513> 、ＴＯＰＩＸ連動型上場投資信託 <1306> 、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> など153銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> が7.84％高、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> が6.05％高、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が4.59％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> が3.76％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は30.59％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は13.99％安、ＵＢＳ　スイス株 <1391> は12.97％安、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　国内金先物 <1683> は11.58％安、金価格連動型上場投資信託 <1328> は9.51％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が1478円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が売買代金2124億6700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1205億3300万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が1684億4600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が173億7300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が167億6100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が95億5100万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が81億3800万円の売買代金となった。

株探ニュース