ETF売買動向＝2日寄り付き、日経レバの売買代金は317億円と活況

　2日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比109.4％増の658億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同150.0％増の552億円となっている。

　個別ではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> 、Ｓｉｍｐｌｅ－Ｘ　ＮＹダウジョーンズ・インデックス <1679> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> など10銘柄が新高値。ｉシェアーズ米国債２０年超ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2621> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.54％高と大幅な上昇。

　一方、ｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　日本株最小分散　ＥＴＦ <1477> は4.66％安、ＮＥＸＴ　金融 <1632> は3.20％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が509円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金317億1100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金204億9100万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が66億6300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が28億2200万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が28億900万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が25億円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が23億2800万円の売買代金となっている。

株探ニュース