ETF売買動向＝11日大引け、全銘柄の合計売買代金5807億円

　11日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比26.5％減の5807億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同26.2％減の5194億円だった。

　個別ではＮＺＡＭ　上場投信　ＴＯＰＩＸ <2524> 、ＮＺＡＭ　上場投信　ＪＰＸ日経４００ <2526> が新安値。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が17.85％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が15.42％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が13.66％高、ＵＢＳ　ユーロ圏小型株 <1388> が6.52％高、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> が4.58％高と大幅な上昇。

　一方、ｉシェアーズ・コア　ＭＳＣＩ　先進国株（除く日本）ＥＴＦ <1657> は11.12％安、東証ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2555> は9.95％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> は8.78％安、ＵＢＳ　米国株 <1393> は7.94％安、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は7.51％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が451円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2890億900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金2483億6800万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が1477億800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が229億4100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が191億500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が135億1600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が82億7800万円の売買代金となった。

株探ニュース