ETF売買動向＝10日大引け、全銘柄の合計売買代金7901億円

　10日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比29.0％増の7901億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同25.1％増の7038億円だった。

　個別では日経４００ダブルインバースインデックス連動 <1472> 、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> 、ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> 、ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> 、ＪＰＸ日経４００ベア上場投信（インバース） <1468> など8銘柄が新高値。ダイワ上場投信－ＭＳＣＩジャパンＥＳＧ <1653> 、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> 、ダイワＴＰＸレバレッジ（２倍）指数 <1367> 、東証マザーズＥＴＦ <2516> 、ＪＡＳＤＡＱ－ＴＯＰ２０上場投信 <1551> など113銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> が49.58％高、ｉシェアーズ・コア　ＭＳＣＩ　先進国株（除く日本）ＥＴＦ <1657> が9.57％高、ＮＥＸＴ　ロシア株式指数 <1324> が7.20％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が7.01％高、ＮＥＸＴダウ・ジョーンズ工業株３０種 <1546> が6.11％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は6.72％安、ｉシェアーズ　オートメーション＆ロボット　ＥＴＦ <2522> は6.07％安、ｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> は4.87％安、ＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮ設備・人材積極投資企業２００ <1485> は4.57％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.53％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が168円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金3584億3800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金2375億9000万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が2058億5400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が345億5800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が311億6700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が192億9900万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が160億5900万円の売買代金となった。

株探ニュース