ETF売買動向＝27日大引け、全銘柄の合計売買代金1143億円

　27日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比53.2％減の1143億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同55.0％減の1034億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　配当貴族 <2044> 、ＵＢＳ　米国株 <1393> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2514> 、Ｓｉｍｐｌｅ－Ｘ　ＮＹダウジョーンズ・インデックス <1679> 、上場インデックスファンド世界株式（ＭＳＣＩ　ＡＣＷＩ） <1554> など25銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> が4.14％高と大幅な上昇。

　一方、上場中国Ａ株パンダ <1322> は3.69％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が64円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金792億7300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1322億6600万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が108億8300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が32億5800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が25億3700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が18億4800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が16億4100万円の売買代金となった。

株探ニュース