ETF売買動向＝28日大引け、全銘柄の合計売買代金2126億円

　28日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比71.5％増の2126億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同72.3％増の1997億円だった。

　個別では中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ東証ＲＥＩＴ <2066> が新高値。ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> 、ＥＴＦＳ　白金上場投資信託 <1674> 、マザーズ・コア上場投信 <1563> 、ＮＥＸＴ　金ブル <2036> 、純プラチナ上場信託（現物国内保管型） <1541> など13銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> が21.64％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.45％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.19％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が1円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1485億8100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1148億1500万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が260億900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が70億5700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が63億4300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が38億2500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が18億7800万円の売買代金となった。

株探ニュース