ETF売買動向＝28日前引け、原油先Ｗブルが6.22％高

　28日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比14.6％減の862億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同18.8％減の706億円だった。

　目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が6.22％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が4.56％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が4.31％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が4.23％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は3.56％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が20円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金364億3400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均519億500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が71億5400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が65億5000万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が61億7500万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が43億3200万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が41億600万円の売買代金となった。

株探ニュース