ETF売買動向＝10日前引け、アセアン５０、日興高配低ボが新高値

　10日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比16.4％減の892億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同17.7％減の801億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　情通サ他 <1626> 、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> 、インデックスファンドＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1399> 、ラッセル野村小型コアインデックス連動型上場投信 <1312> 、ｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　日本株最小分散　ＥＴＦ <1477> など6銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は5.31％安、上場インデックスファンド日本経済貢献株 <1481> は4.45％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は3.29％安と大幅に下落。

　日経平均株価が5円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金605億7700万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均797億7700万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が64億4900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が38億6500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が27億3100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が20億5300万円、ＭＡＸＩＳ日経２２５上場投信 <1346> が10億1000万円の売買代金となった。

株探ニュース