ETF売買動向＝16日大引け、全銘柄の合計売買代金7065億円

　16日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比36.5％減の7065億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同37.3％減の6387億円だった。

　個別ではダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> 、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> 、ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> が新高値。ＵＢＳ　ユーロ圏小型株 <1388> 、ラッセル野村小型コアインデックス連動型上場投信 <1312> 、上場インデックスファンド豪州リート <1555> 、ＪＰＸ日経４００ブル２倍上場投信（レバレッジ） <1467> 、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> など24銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が20.72％高、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> が18.71％高、ＵＢＳ　アジア太平洋株 <1390> が16.79％高、ＵＢＳ　先進国株 <1394> が13.89％高、ＮＥＸＴ　小売 <1630> が12.68％高と大幅な上昇。

　一方、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は10.48％安、ＮＥＸＴ　ロシア株式指数 <1324> は9.42％安、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート上場投信 <1597> は7.74％安、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> は6.15％安、ＮＥＸＴ　自動車・輸送機 <1622> は5.85％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が429円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金3046億3800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均3561億7100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が2369億3800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が270億7200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が151億4000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が112億8700万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が107億9600万円の売買代金となった。

株探ニュース