ETF売買動向＝4日大引け、全銘柄の合計売買代金3285億円

　4日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比19.0％増の3285億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同20.2％増の3150億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ　Ｊリート・コア上場投信 <2517> が新高値。ＥＴＦＳ　総合上場投資信託 <1684> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＦＴＳＥ世界国債 <2511> 、ＳＭＡＭ　日経２２５上場投信 <1397> 、ＵＢＳ　ユーロ圏大型株５０ <1385> 、ＵＢＳ　欧州株 <1386> など19銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> が14.07％高、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> が7.18％高、上場中国Ａ株パンダ <1322> が6.57％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が4.60％高、ＥＴＦＳ　銀上場投資信託 <1673> が3.31％高と大幅な上昇。

　一方、ＭＡＸＩＳトピックスリスクコントロール（５％） <1567> は7.14％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は6.18％安、ダイワ電機・精密上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1642> は5.16％安、ダイワ上場投信東証電気機器株価指数 <1610> は5.13％安、Ｓｉｍｐｌｅ－Ｘ　ＮＹダウジョーンズ・インデックス <1679> は4.71％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が452円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1905億7900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1852億7400万円をやや上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が745億5300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が134億8200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が91億9500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が74億7700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が48億8200万円の売買代金となった。

株探ニュース