ETF売買動向＝22日前引け、野村タイ５０、日興アジリトが新高値

　22日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比22.7％増の1933億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同21.9％増の1686億円だった。

　個別では上場インデックスファンドアジアリート <1495> 、ＮＥＸＴ　タイ株式 <1559> 、ＮＥＸＴ　ブルサ・マレーシア <1560> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　大豆上場投資信託 <1697> が新高値。ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年 <1482> 、ＮＥＸＴ　ブルームバーグ米国国債　為替ヘッジあり <2648> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＦＴＳＥ世界国債 <2512> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　ＮＡＳＤＡＱ－１００ <2845> 、ｉシェアーズユーロ建て投資適格社債ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2623> など11銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が9.01％高、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００インバース <2842> が3.15％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> は7.13％安、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は4.14％安、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> は3.68％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> は3.38％安、上場インデックスＮＡＳＤＡＱ１００為替ヘッジあり <2569> は3.12％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が519円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1017億6000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金870億2800万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が192億1200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が117億1600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が93億8400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が70億300万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が64億4100万円の売買代金となった。

株探ニュース