ETF売買動向＝25日前引け、野村食品、Ｏｎｅ高配当が新高値

　25日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比35.2％減の1304億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同35.8％減の1112億円だった。

　個別ではトップシェアインデックス（ネットリターン）ＥＴＮ <2072> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　日経平均高配当株５０指数連動型上場投信 <1489> 、ＮＥＸＴ　小売 <1630> 、ＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <1577> 、ＮＥＸＴ　東証銀行業株価指数 <1615> など9銘柄が新高値。ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、日経４００ダブルインバースインデックス連動 <1472> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.75％安、グローバルＸ　米国優先証券　ＥＴＦ <2866> は3.23％安と大幅に下落。

　日経平均株価が96円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金652億6000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均793億9800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が126億6300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が86億3800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が65億3300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が62億円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が58億5300万円の売買代金となった。

株探ニュース