ETF売買動向＝29日寄り付き、日経レバの売買代金は248億円と活況

　29日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比166.0％増の509億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同169.3％増の413億円となっている。

　個別ではグローバルＸ　ＭＳＣＩスーパーディビィデンド <2564> 、上場インデックスファンド日経ＥＳＧリート <2566> が新安値。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が9.02％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が3.51％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は5.20％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は4.72％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> は4.62％安、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> は4.03％安、ＵＢＳ　スイス株 <1391> は3.38％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が161円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金248億1300万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における同時刻の平均売買代金200億9200万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が64億9100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が43億1300万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が13億9300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が10億2300万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が6億6600万円の売買代金となっている。

株探ニュース