ETF売買動向＝29日前引け、野村金連動、純金信託が新高値

　29日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比29.1％増の1925億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同29.5％増の1739億円だった。

　個別ではＳＰＤＲゴールド・シェア <1326> 、金価格連動型上場投資信託 <1328> 、純金上場信託（現物国内保管型） <1540> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銅上場投資信託 <1693> が新高値。ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> 、ｉシェアーズＳ＆Ｐ５００米国株ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2563> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> が3.96％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> が3.88％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.28％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　自動車・輸送機 <1622> は5.89％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は5.14％安、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> は4.00％安、ｉシェアーズ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> は3.41％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は3.21％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が297円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1071億7400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1186億8000万円を下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が390億1100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が68億1200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が51億6500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が42億3500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が23億3100万円の売買代金となった。

株探ニュース