ETF売買動向＝12日寄り付き、日経レバの売買代金は247億円と活況

　12日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比49.7％増の408億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同56.4％増の383億円となっている。

　個別ではＮＥＸＴ　シンガポール <2045> が新高値。ＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> が11.44％高、上海株式指数・上証５０連動型上場投資信託 <1309> が4.62％高、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> が4.31％高、ＥＴＦＳ　金上場投資信託 <1672> が3.99％高、上場中国Ａ株パンダ <1322> が3.45％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は7.09％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は4.57％安、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> は3.45％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が339円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金247億7000万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における同時刻の平均売買代金178億2600万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が73億6000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が13億9600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が12億6200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が12億1500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が5億8000万円の売買代金となっている。

株探ニュース